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2013.05.08

歌舞伎座の3階でノンビリ

5月7日(火) 「杮葺落五月大歌舞伎」第一部 11:00~ 於・歌舞伎座

鶴亀」梅玉、錦之助、松江、翫雀 「寺子屋」幸四郎(松王丸)、三津五郎(武部源蔵)、福助(戸浪)、亀寿(涎くり)、東蔵(園生の前)、彦三郎(春藤玄蕃)、魁春(千代)ほか 「三人吉三」菊五郎(お嬢吉三)、仁左衛門(お坊吉三)、梅枝(おとせ)、幸四郎(和尚吉三)

 実は旅行から帰った4日、着時間指定で仕事が届いてまして、これがたいそう急ぎなの(しかも内容がトホホなので徒労感いっぱい)。もちろんそうであっても、予定している歌舞伎には行きますとも、だけど、やや疲労気味。

 そんな時は、3階から暢気に見るのでよかったかも。てっきり3階Bを取ったつもりで3階まで上がって、よくよく見たら1列だった。ということは第2部が3階Bだったかな~。とにかく、毎月、1階から見るのは一度だけ、と自分に言い聞かせてます。

 「鶴亀」はまあぼんやりと見てました。白塗りの橋之助がなかなか素敵、などと思いつつ。

 ところで、この前、菊五郎・お嬢吉三を見たのはいつだったかな、と、自分のブログを見返したら、もちろん「さよなら公演」だけど、その時も「寺子屋」と「三人吉三」の組み合わせだったのね。それはすっかり忘れてた。

 その「寺子屋」。あぁ、平成中村座で勘三郎の松王丸を見たっけ、あの時はやはり病み上がり感があるなあ、無理しないでね、と思ってたけど、まさか・・・と、またしても喪失感に襲われる。そしてそれは三人吉三でも同じ。勘三郎・松王丸の時は、菊ちゃん・武部源蔵だったのにね。

 今回、印象に残ったのは、武部源蔵。春藤玄蕃らが帰って行き、戸棚に隠れていた菅秀才が現われたとき、「ああこのお方を助けることができた」、と心底ほっとした感じが、ストレートに伝わってきた。今までだってもちろんそうだったはずだけど、自分ではわりと通り一遍に見てたのかな。

 村の子どもたちが一人ずつ奥から戸口へ出てくる時、仁左衛門・松王丸では、子どもはみんな草履を履いたんじゃなかったっけ。妙に印象に残ってて、その場面になると思い出してしまう。

 竹本の語りと松王丸が、どちらもわりと感情過多っぽい(?)気がして、今いち乗れなかった、というのが正直なところ。

 さて「三人吉三」は、もちろん当初予定では和尚吉三が團十郎。ほんとに毎回、あぁと思ってしまうのよね。顔ぶれとしては、そのさよなら公演の時の、菊五郎、吉右衛門、團十郎が好き。・・・と言って、後ろ向きの気持ちになってるわけじゃないけど。

 折しもこの日、河竹登志夫氏の逝去の報に接したのでした。

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コメント

この日、私は3部を3階から見ていてすれ違い。そしてこの1部は翌日の今日、見てきたところです。
そして、河竹登志夫さんの訃報はたったいま知ったところです。天海祐希降板は速報で耳に入ったのに(爆)
三人吉三の冒頭で、おとせの梅枝くんを見て、ああサヨナラ公演でもおとせは梅枝くんだったなーと思い出したせいか、余計に團十郎が亡くなったのを意識しちゃった気がしました。

投稿: 猫並 | 2013.05.09 00:54

猫並さま
あらら、お約束のすれ違い、でしたか。
このこけら落とし興行3ヶ月は、チケ取りの日にちが早かったから、予定を立てるのにちょっと苦労した感も。やはりいつもの、公演前月発売、というのはありがたいですね。
そうそう梅枝くん。3年前にもおとせでした。この間にすっかり落ち着いたというか(悪い意味じゃなく)、成長したんだなー、と。

私は朝あせって仕事してたので、天海さん降板のニュースを知ったのは、ちょっとおそかったです。なんと、10日に見に行きます。8日と迷って10日にしたので、奇跡のように休演をすりぬけたことになります。

投稿: きびだんご | 2013.05.09 09:35

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