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2013.05.27

5月は文楽の季節@東京

5月17日(金) 「文楽五月公演 第一部」11:00~
5月26日(日) 「文楽五月公演 第二部」16:00~

第一部:「一谷嫰軍記 熊谷桜の段」三輪大夫/喜一朗 「熊谷陣屋の段」呂勢大夫/清治、英大夫/團七
 紋壽(相模)、和生(藤の局)、玉也(弥陀六)、玉女(熊谷)、清十郎(義経)ほか
曾根崎心中 生玉社前の段」松香大夫/清友 「天満屋の段」源大夫/藤蔵 「天神森の段」津駒大夫・咲甫大夫ほか/寛治ほか 
 勘十郎(徳兵衛)、簑助(お初=天満屋・天神森)ほか

第二部:「寿式三番叟」住大夫・文字久大夫ほか/錦糸ほか
 勘彌(千歳)、和生(翁)、文昇(三番叟)、幸助(三番叟)
心中天網島 北新地河庄の段」千歳大夫/清介、嶋大夫/富助  「天満紙屋内より大和屋の段」始大夫/清志郎、咲大夫/燕三 「道行名残りの橋づくし」文字久大夫、睦大夫ほか/宗助ほか
 勘十郎(小春)、玉女(紙屋治兵衛)、文雀(おさん)ほか

 今月は第一部、二部ともに完売状態のよう。17日も平日なのに「満員御礼」が出ていた。26日は当然、よね。人間国宝の皆様も、全員ご出演で、何はともあれめでたいですわ。

 とはいえ、紋壽さんは私が見た少し前に倒れられた(?)と聞いた。それを知ってると出演されてても、ちょっと気になった(実際、肩で息されてたし、2列目だったので、左か足遣いの方と言葉を交わしてるのも見えた)。病み上がりの住大夫さんはじめ、高齢の方も多いのを改めて実感。だけども、まさに余人を以て代え難し、なんだよね。

 曾根崎心中。H市長(共同代表)が文楽見てケチつけたのは、この演目でしたっけ? 天神森の段だけ出遣いだったけど、天満屋の段も出遣いにしてほしい。そういうのは、何で(どうやって)決めるのか知りたい。

 第一部、呂勢大夫さんがやっぱりよかったなー。2月はなんか(見た目が)「どす黒い」気がしたけど、今回はスッキリ。あーよかった。2列の床近くからだったから源大夫さんの声は「やさしい感じ」くらいだったけど、遠いとやっぱり迫力がない、とか思ってしまうだろうな。

 第二部、復帰されてからは初めて見る住大夫さん。やっぱりやつれられたのかしら、とは思うけど、お顔が見られるうれしさよ、ですわ。隣で文字久大夫さんの力が入ってた、よね。

 「河庄」で、床がくるっとまわって千歳大夫さんの姿が見えたとき、後ろの2人が「呂勢大夫だっけ」「そうよね」と。あんまりだ!! とはいえ、昔ほど苦手じゃないけど。
 嶋大夫、咲大夫、それぞれの持ち味を堪能。~大和屋、終盤に入る三味線がまた言葉ほどに物を言い、という感じ。燕三さーん。

 勘十郎、玉女のお二人は、昼夜にわたって大活躍(というか、それ以外でも左に入ったりされてるんでしょうか)。勘十郎さんは立ち役の方が好き、と思ってたけど、いやいや、小春の風情には目を引きつけられた。

 心中天網島って、見ながらいろいろ思ってしまう度合いが高い気がする。治兵衛はなんてヤツだ、みんな甘やかしすぎだろ、とか、おさんはあんまりできた女房なんだよね、とか・・・。確かに目では人形を見て、耳では浄瑠璃を聞いてるのに、頭の中でつい他のことを思っちゃうのよ。
 それと、これを題材にした舞台(小劇場系)をいくつか見てるから、ついそんなのも思い出したり。

 今回の「心中天網島」は、ずっと記憶に残っていきそう。

Oosima ←26日のコーディネート

 今月になってやっと着物を着るか、という気になってきた。涼しいかとだまされて袷で。こんな感じと、後から合せたので、着てるところではありません。帯留にしたアナスイのブローチを撮したかっただけ。

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