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2013.06.17

新・歌舞伎座の2等席から助六を見る

6月16日(日)

 やっぱり梅雨に入ってたのか、と思った日曜の朝。でも、お昼には雨もやんでまずはよかった。
 戻りチケを入手して、1階17列から。前に座席がないのはわかってるから、それだけでも気楽。そりゃー、花道に近ければなおいいけど、そこまで贅沢は言えないでしょう。

 「鈴ヶ森」ものんびり楽しむ。雲助たちは、いろんなふうに切られるわけだけど、その仕掛けの準備があからさまに感じられる時があって(やってる人がそればかりに気持ちがいきすぎ?)、それはちょっと興ざめ。

 さて「助六」。前回(初日)、3階7列で見た時、かろうじて花道七三は見えたけれどもそれだけだもの、全体が見られてよかったなー。それにしても、チケットの発売日に、なぜ3階Bだけにしちゃってたのか。我ながら不思議。財布の紐だけでなく、なんかひねくれた気持ちになったのかも。

 舞台では、福山のかつぎが登場して去っていくまで、さーっと気持ちいい江戸前の風が吹きぬけたみたい。わぁっ!でしたわ。初日には、吉右衛門と菊之助という取り合わせにまず受けてしまい、役としてあんまり見てなかったのかも。
 それと通人。わかっていても笑っちゃうし、うるっとしてしまう。さすが三津五郎というところ。菊五郎・白酒売も、股をくぐらせる時のしぐさとか、なんとも言えませんわ。17列ということで、花道を引っ込む姿を最後まで見送れるのは嬉しい。

 通人が去ったあたりから、ポツポツ、帰る人が出始めた(特に14~16列あたり)。こういうのは1階の後方だからこそ見えてしまうのよね。

Kabukiza6

 さて、この日は母の袷を単衣に仕立て直した着物と、義母の名古屋帯という、またしてもお古の組み合わせで。着物の色は薄い茶色というかべージュというかで、ほんと色の趣味は実母とは合わないんだけど仕方ない。
 ま、いちおう二人も一緒に歌舞伎座へ連れていく、という心持ちです。

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歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

わたしも、三部は海老の助六だし、3階でいいや!と発売日には思ったんですよね…。
でも、一度見たら、助六以外の人たちがあまりにもステキで、これ以上豪華な「助六」は、もう見られないかも!これは下で見たい!!となったのでした。

菊ちゃんのかつぎ、ほんと江戸の風がブワーッと吹き抜けていくようですよね。あの活きの良さ、好きです。
でも、まだまだ綺麗な女形でいてほしいんですけど…笑

三津五郎さま、「團十郎のお兄さんの股をくぐるのを楽しみにしていたのに」と…。
先日、海老蔵ブログに、楽屋着の三津五郎さまが登場してましたわ、そういえば。

投稿: おまさ | 2013.06.21 12:29

おまささま
でへへ。そうなんですよね、海老だからな、と思ったんでした。
で、実際に一度見たら、ほんと皆さん素敵なんですもの、と。おまささまと全く同じです。
菊ちゃんの、かつぎも意外なほど()よくて。でも、まだまだ綺麗な女形をお願いしたいです。てなわけで、四谷怪談、どうしたらいいんだ

海老ブログ、見たくないわけじゃないんだけど、トップページの笑顔の写真(まだ変わってない?)が、私の訪問を阻止しています

投稿: きびだんご | 2013.06.21 22:14

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