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2013.07.31

久しぶりに見る骨寄せの岩藤

7月28日(日) 「七月花形歌舞伎 昼の部」 11:00~ 於・歌舞伎座

通し狂言 加賀見山再岩藤」松緑(岩藤の霊/鳥居又助)、染五郎(多賀第領/安田帯刀)、菊之助(二代目尾上/お柳の方)、愛之助(望月弾正)、ほか

 昼の部はわけあって千穐楽まで見る機会がなかったんだなー。しかも席は自力手配の3階2列センター。菊ちゃんが出る花形歌舞伎というのに、ごめんね。
 ・・・というのも、最初は音羽会に6日の昼の部を申し込んでたの。うかつにも貸切というのを失念して。仕切り直しで、さていつ見ようかと思っても、どうもうまく入れられなかったから、まあいいか。

 3階2列は初めてだったけど、ずいぶん傾斜がついてるのね。前にでっかい人がきても、頭が邪魔になるってことはなさそう。お隣の女性2人は、どうやら愛之助ファンらしい。

 で、再岩藤。私が前に見たのは平成中村座(平成15年)、1回だけ。上演記録を見ると、ほぼ猿之助(現・猿翁)の独壇場、というところなのかな。それに平成中村座で見たといっても、岩藤の霊がふわふわ浮かんでるところが記憶に残っているのみ。でもそれを覚えてるってことは、よほど印象に残ったんじゃないかなぁ。
 それ以外は覚えてないもんだから、「鏡山旧錦絵」の時の菊之助・お初が突然、頭に浮かんだりしてたなぁ。

 実際に見てみると、なんと肝心の(?)岩藤の亡霊が登場する2幕3幕で、やや朦朧状態となってしまって、あえなく白旗、というところ。うーん。
 骨が集まって岩藤登場!まではよかったんだけど、この後、土手の下の尾上と、岩藤のやりとりが、全然面白く感じられなかったの。岩藤の声の「音響効果」のせいかなぁ。んでもって、ここでちょっと戦意喪失といいますか・・・。もちろん宙乗りはちゃんと見たよ。
 でも、3幕もそのまま立ち直れずに、ボンヤリ見てしまったなぁ。

 次の又助切腹の場は、やっと登場!梅枝、松也とか、噂の玉太郎くんとかで、気分もかわって復活しました。ま、松緑くんの役として、単純に又助みたいな方がこちらの気分が乗る、ってことかしらん。
 ・・・それとも、これも1階から見ていたら、また気持ちの入れ方が全然違ってたかもしれない。

 今日で7月もおしまい。やっぱり一番記憶に残ってるのは、髪梳き前後のお岩だな。ほんとにこわかったんだよ~。その後、電車で長い髪の下に顔を埋めるようにして眠ってる女性を見ると、「顔を上げたら・・・ギャーッ」を想像して恐かったもん(爆)。

 

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コメント

岩藤の亡霊のエコーがかかった声は「コントですか」ってツッコミを入れたくなりましたよ
でも、切腹の場面の又助はすごく良かった
松緑さん、松也くん、梅枝くん、玉太郎くん・・それぞれが力を十二分に発揮して
胸に響くお芝居を見せてくれて、あの場面だけでももう一度観たいと思う位。

船が動く仕掛けと、宙乗りの仕掛けがどうなっているのか・・ご存じでしたら教えてくださいませ。
友人から尋ねられて答えられず、そういえばどうなっているんだろうと気になっています

投稿: 尚花 | 2013.08.01 23:17

尚花さま
あの岩藤の声、やはりものすごく違和感ありましたよね。なるほどコントですか 花形だし、若い人が多く見に来る(はず)だからでしょうか。・・・これが一番記憶に残る、ってことになるのは悲しいけど、そうはならないかな。
松緑くんの岩藤じたい(見た目)は、わりとよかったかも、ですが、そう、又助よねー、と思ってしまいました。梅枝くんはいつの間にあそこまで、です。
上に書き忘れましたが、ラストの染五郎、ほぼ「大蔵卿か」でした。

あ、船とかいろんな仕掛けは、??です。いつもうまくできてるなー、で終わってます。

投稿: きびだんご | 2013.08.02 00:41

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