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2013.08.21

東急本店はフジタ!フジタ!

8月19日(月) 「レオナール・フジタ展」ほか 

 お習字(六本木)が早く終わったので、藤田嗣治を見ましょうということになって、バスで渋谷へ。お稽古仲間がフジタ好きで、手が届く範囲のリトグラフを買ったりしてるらしい。
 ザ・ミュージアムの「レオナール・フジタ展」は知ってたんだけど、本店8階の画廊でも作品特集があるとのことで、まずはそちらへ。(光代夫人のコレクションを東急が一手に引き受けたから、フジタをたくさん持ってる、とか?)

 「夏に絵画大市」の中に藤田嗣治作品特集が。リトグラフなら確かにそれほど高くない。草間彌生、奈良美智、村上隆といった人たちの作品や、ピカソ、ローランサンなどなど。デパートの画廊だからね・・・「おトクですよ」とばかり、いろいろ解説されちゃって。

 そういえば、あらここにも!と、ザ・ミュージアムの後に覗いた文化村1階のギャラリー「藤田嗣治版画展」でも、おすすめトーク炸裂。買うつもりないです、とは言えないしね。

 「レオナール・フジタ展」。えーっと、藤田嗣治といえば、大きな油絵、白のイメージの女性像で、というイメージしかないのです。あとはさらに大きな戦争画、とか。あ、おかっぱ頭と丸眼鏡の自画像もね。
 今回の展覧会(「ポーラ美術館コレクションを中心に」というサブタイトルがついている)は、小さい絵、こども、綺麗な色・・・などが印象的だった。

 とーっても冷房がきいてる展示室は
Ⅰ モンパルナスのフジタ―「素晴らしき乳白色」の誕生
Ⅱ フジタの子どもたち―アトリエのなかの物語
Ⅲ 小さな職人たち―フランスへの讃歌
 の3章に分かれている。

 入ってすぐに、アンリ・ルソーやモディリアーニが。このあたり、最近、原田マハを読んでるので(「楽園のカンヴァス」「ジヴェルニーの食卓」)、引き寄せられた感じも。

 特に面白かったのは、15センチ四方のタイルのようなファイバーボードに描かれた「小さな職人たち」。それを彼はアトリエの壁一面に飾っていたという。そういう「人」な部分が、いろんな意味で興味深い。子どもの姿で描かれた様々な職人たちは、全部で200点近くあるそうだけど、展示は95点! 「床屋」だの「指物師」などはともかく、「心霊治療師」なんてのも。あと、「収税吏」なんて、アンリ・ルソーがやってた仕事でしょう、とか。

 チラシシの表紙に載ってるのが、「誕生日」という、子ども達が集うテーブルの絵。そう、フジタの描く子どもは、みんなこんな顔で、見てるといろんなストーリーが喚起される。なんか不穏なのよね。

 というわけで、面白かったよ。最近の評伝が文庫になってるから、ちょっと読んでみたくなったな。

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コメント

フジタといえば猫!です、私は。
猫の絵を集めたフジタの画集を持ってます。
そうえいば、あれは、文化村のお店で買ったんだっけか。
この頃、狂言師の茂山あきらさん(千之丞さんの長男)が、まるでフジタのようなヘアスタイルで、フジタのような眼鏡をかけている!と思ってるんですが、誰も指摘してないのが不思議で。私の勘違いかしらん。

投稿: 猫並 | 2013.08.21 23:08

猫並さま
そうでした。今回も猫、いっぱい見ました。
私、描かれた動物の中では、猫ってあまり得意でないので、つい・・・
茂山あきらさん! そういえば去年の「お米とお豆腐」の時、そんな感じでしたっけ。このごろ、野村さんちも茂山さんちも、見てないな~。

投稿: きびだんご | 2013.08.22 07:58

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