« 陰陽師、再見! | トップページ | 女体シェイクスピアははずせない »

2013.09.16

もうちょっと万全で見たかった文楽

9月15日(日) 「文楽九月公演 第1部」11:00~

竹本義太夫300回忌記念「通し狂言 伊賀越道中双六
和田行家屋敷の段、円覚寺の段、唐木政右衛門屋敷の段、誉田家大広間の段、沼津里の段、平作内の段、千本松原の段

 今月の文楽は、昼夜で「伊賀越道中双六」! へぇー。今まで「沼津」は何回か見てるけども(沼津里~千本松原)、それ以外は全く知らない。こういうのはチャンスだから見ないとね。・・・でも、配役などを見ても、これはどうしたって第1部にお客さんが集中するでしょ、と思ってしまう。

 住大夫さんや簑助さんが1部なのはわかる。今までもたいていそうだったし。でも、そういう時はほぼ必ず、咲大夫/燕三は2部だったよ。それがまぁ!
 三味線の人間国宝、寛治、清治のお二人も第1部。かろうじて文雀さんが2部だけれど。

 こんな貴重な機会だからと、とりあえずチケットはあぜくら会で2枚取っていた。結局、燕三ファンの友人と一緒にいくことに。
 でも、前日、急ぎの仕事を終えたところへ「陰陽師」+日本酒で遅くに帰宅(といっても日付が変わる前だったはず)、翌朝はやっと起き出したから・・・やはり、見てる途中で、時々意識が 

 しかも肝心なところで、あらら~、だったのが悔やまれる。つまり、咲大夫/燕三(政右衛門屋敷の切)、呂勢大夫/清治(平作内)が・・・。というあたり、覚醒-ウトウト-覚醒の波の故、なのかしら。せっかく簑助さんのお米だったのになぁ。

 でも、千本松原の段=住大夫/錦糸(胡弓・清公)は、しっかり聴けた、つもり。住大夫さんは5月よりもずいぶんとお元気に見えた。奇跡のような復活に思える。私の父よりも年上なんだもの(いや、もう父は年を取りませんが)・・・。最後の「なむまいだ~」のところ、前には、ズドンと来る感じだったのが、なんだかふわっと感じられた。うまく言えないけれど、包まれる、というのかな。なんにしても感覚的にしか表わせない。

 そうそう、沼津里の段では、寛治さんにツレが寛太郎くん。こちらも感慨深いものが。寛太郎は童顔なものだから、どうもいつまでもハタチくらいに思えて仕方ない。

 今週、見に行くのだったら、もうちょっとはちゃんと見られた・・・かもしれない。でも、仕方ないね。
 うっかり、この日にしてしまったばかりに、国立能楽堂30周年記念公演を断念したのだけれど、このヘロヘロ状態じゃお能はさらにダメだったと思うから、まだ文楽でよかったと思うことにしよう。

|

« 陰陽師、再見! | トップページ | 女体シェイクスピアははずせない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 陰陽師、再見! | トップページ | 女体シェイクスピアははずせない »