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2013.10.28

頭の中は、西行でいっぱい

10月25日(金) 「代々木果迢会」 18:30~ 於・代々木能舞台

小謡・浅見真高
能「江口シテ・小早川修、ツレ・浅見慈一・長山耕三、ワキ・工藤和哉、ワキツレ・梅村昌功・御厨誠吾、間・山本泰太郎//大鼓・柿原弘和、小鼓・曽和正博、笛・杉信太朗

 年4回の、今年最後の例会。私は秋の2回は見たので、来年はもっと見たいものですわ・・・というのも、やはり能舞台の雰囲気がとても素敵なので。今回はあいにくの雨ではあったけれども、雨音も風情のひとつ、かな。そして、舞台がすんごく近くて、私でさえも絶対に寝ない!(←あ、演目とか演者には触れてない)。&電車賃190円で行ける(笑)。

 先月に続いて、まずは浅見おじいちゃま(失礼だなぁ)の小謡から。どうしても、同い年の父のことを思いながら聞いてしまうのよね。12月には、米寿記念の別会があるのでした(於・観世能楽堂)。

 お能の、見たいなぁと思う演目もいろんな本などに影響されてたりするんだけど、「江口」はなぜ見たかったのか・・・もはや覚えてない。平家物語の周辺かしら。まあいいや。これって西行の歌というか、一夜の宿を借りて、という話にちなんでるのね。
 いま、書の作品書きにたいへんなプレッシャーを受けてて、書いてるのが「山家集」から12首だから、なんだか西行にとらわれてるんでしょうかね。

 と、ぐだぐだ言ってますが、実はお能自体については「見た目」のことしか言えないの。まず登場するワキの諸国一見の僧が3人で、その3人が向かい合って(ワキ×ワキツレで)声を合わせて、というところで、ほへー。
 その後、シテが登場して・・・後場では、橋掛かりに3人並んでそこで語るから、さらにほへー。そしてツレの方がお囃子の後ろを通るんで、?と思ったら、そのまま切戸口から退場。ひゃ~、なのでした。
 そこからのシテの舞がかなり長く感じられたけど、地謡合唱団(笑)が気持ちよく、あと衣裳も至近距離で見られて、けっこう飽きなかった。舞は見どころがわからないんで、そんなことばっかりですが。

 そうだ、座ってたのは小鼓の真正面で、3列目(だったかな)。座布団だから、小鼓の方はちょうど見えなかったけど、大鼓、笛はバッチリ。そうそう、この「江口」って、笛がかなり長く聴ける印象ですが、杉さんってお若いのね・・・以前、印象に残った笛の杉市和氏の身内に違いないと思って、帰ってからちょっとチェックしたら、やはり息子さんでしたか。

 トータルで2時間ほど。さすがに座り疲れて、若干腰痛気味となったのでした。ああ、全体的に「枯れた趣」とでもいいますか、そんなイメージ。ワキの工藤さんのせいか(笑)。

 「浅見真高米寿記念の会」は12月15日で、そういえば同じ日、やはり大正14年生まれで1月に亡くなった恩師を偲ぶ会が、岡山であるんだった・・・この時期に岡山まで行くのは苦しいからパスしそうだけど。

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