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2013.11.26

万作家の狂言を楽しむ

11月23日(土・祝) 「万作を観る会」 14:00~ 於・国立能楽堂

小舞「貝尽し」内藤連 「名取川」中村修一 「蟬」野村遼太
狂言「悪太郎」万作(悪太郎)、幸雄(伯父)、萬斎(僧)
・・・・・休憩・・・・・
素囃子「融 酌之舞」大鼓・柿原弘和、小鼓・田邊恭資、太鼓・小寺佐七、笛・一噌幸弘
狂言「博奕十王」萬斎(博奕打)、深田博治(閻魔大王)、高野和憲(前鬼)、月崎晴夫(後鬼)、竹山悠樹・中村修一(鬼)、岡聡史(鉄状鬼)

 秋は万作家の狂言を見る季節なのです。ござる乃座と、この万作を観る会。それにしても、万作家の若手はなかなかカッコイイ人揃いですわ パンフレットに演者の紹介があって、内藤さんは国立能楽堂の研修生出身、中村さんは小学生の頃から弟子入り、とあった(と思う。いま見当らないので)。
 「蟬」の時、地謡が一瞬、あれ?となって、こんなの初めて、と思ってしまった。どうしたのかしらん。

 「悪太郎」は、万作さんがシテ、というのが貴重だなぁ。悪太郎が僧形にされちゃって、やってきたほんものの僧と、トンチンカンな問答をしたり浮かれて踊ったり。・・・万作さんと萬斎さん、能舞台に並ぶお二人を見てると不思議な幸福感のようなものに襲われた。まだまだ、ずっと見ていたいな、とチクリ胸が痛むような思いも(それは老親を抱えているからだね、きっと)。

 休憩後は、素囃子「融」とその後の「博奕十王」で、お囃子の皆さんが活躍。太鼓の小寺さんはあまり見る機会がないと思うんだけど、みょうに惹かれましたです。中正面だったから、一噌さんが遠くて、ちょっと残念。

 「博奕十王」は前にパブリックシアター・狂言劇場で見たんだっけ。一番最近は、最後の亀治郎の会で見たものだから、その記憶が残ってて、「あれ? サイコロこんな大きさだったっけ」と。歌舞伎のが大きすぎるのよ
 あくまでもサイコロの目の「1」にこだわりつづける閻魔大王。「もうそろそろ出ること」なーんて、心理をついてるよね。
 大勢で賑やかだし、楽しいし。最後はこんなふうにアハハ、っていうのがいい。すっかり気分が軽くなって、「さーて、家に帰ったらまた仕事がんばるもん」という気になれた。

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