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2013.12.21

若手の演技が気持ちいい

12月21日(土) 「SEMINAR -セミナー-」 13:00~ 於・紀伊國屋ホール

作/テレサ・リーベック 翻訳/芦沢みどり 演出/栗山民也 出演/北村有起哉、黒木華、黒川智花、相葉裕樹、玉置玲央

 作者がどういう人なのか全く知らないけれど、出演者に北村さんや玉置くんが名を連ねていなければ、絶対見ることはなかっただろうな、と思う。雰囲気的に、アメリカの現代物って苦手なんだもん。心理合戦みたいなイメージがあって。

 でもでも、北村有起哉くん、見たいよぉ・・・。というわけでわりと最近、チケットを購入。I列って、後ろが通路だから気楽な上に、左ブロックの右端だから見やすいよ。あちこちのサイトをのぞいて、ここにした。

 タイトルの通り、レナード(北村)が教える、作家を目指す人のための「セミナー」。少人数でしか教えず、10週間(週1かな)で5000ドルという高額受講料、しかも教室は生徒のひとりケイト(黒木)の家。でも、かなり癖があるんだこの先生。

 生徒もそれぞれ個性的で、ケイトは優等生タイプかしら。性的なことにも潔癖(みたい)で、いかにもジェイン・オースティンが好きな子。ダグラス(相葉)は、もう半ば成功しているし、才能があって、きっと要領よくやっていけるだろう・・・だけどその先は?
 イジー(黒川)はお色気担当(笑)で、レナードも籠絡されちゃうね。でも、実は冷静・客観的に周囲を見られる子。マーチンは、なんだか見た目も中身もゴツゴツしてる。作品をなかなか出そうとしない。

 そんな生徒たち4人の個性が楽しい。中でも、(役柄上も)黒木華ちゃんと、玉置くんが「やるぅ「という感じだった。思えば、華ちゃんは野田秀樹、中村勘三郎と「表に出ろいっ」に出た時にもキラキラしてたけど、どんどん成長してるよね、あちこちで名前を見るし。
 玉置くんは、中屋敷さんの柿喰う客のメンバーだから、今までそれで2作くらい見てる。直球のお芝居でも存在感を示していて、これからも期待しちゃうな。

 癖のある彼らに対して、やっぱり苦い過去を持ちつつも飄々と生きてるらしいレナードは、大人な存在感。それぞれの台詞の応酬も気持ちよくて、なんか気持ちよかったな。

 こういう題材を、紀伊國屋ホールで上演してる、ってのもピッタリだよね。

 終演後、前を歩く年配グループが、演劇関係の人たちらしくて、有起哉くんの結婚式の話をしてた。そうだ! お相手はNHKの朝ドラのヒロインだったんだっけ。

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