« お正月には「翁」 | トップページ | 出かけたついでに書道展 »

2014.01.10

午年の初春歌舞伎:覚え書き

1月8日(水) 「国立劇場 初春歌舞伎公演」 12:00~

通し狂言 三千両初春駒曳(さんぜんりょう はるの こまひき)」菊五郎(小田信孝)、菊之助(照菊皇女/大工与七郎)、松緑(柴田勝重/田郎助)、時蔵(女房小谷/真柴久吉)ほか

 いつもの、と言っていいよね、音羽屋の復活狂言。実はいまここに書くまで、外題も把握してなかったわよ~。事前にちらっと役名を見たとき、おや小田(織田)信孝とか三法師とか、聞き覚えがあるぞ・・・?

 それもそのはず(でも、ほぼ忘れてたけど)。パンフレットに寄稿している某氏の、「信長の血統」という新書を読んでいたのでした(ちなみに、この著者とは我が家は何かとかかわりというか、因縁が)。
 でも、実際にはこの小田信孝のモデルは、三代将軍・家光の弟で駿河大納言と呼ばれた忠長の遺児、らしい。おやおや。忠長の件も、最近、仕事で読んだ・・・ような気がするぞ(「こちらは小説)。
 早い話が、みんな戦国~三代将軍のあたりって好きなのよね。最近とみにそう思うのは、時代小説隆盛だからか。

 (脱線しすぎ)
 毎年の復活ものって、あんまり記憶に残らなくて、単純にアハハと楽しむ感じ、と思ってる。そういう意味では、今年もまさに、でありました。すんごい仕掛けとかはなかったから、それで、地味に感じられたのかも。

 まぁ、印象と言えば、菊ちゃん七変化とでもいいましょうか、高麗のお姫様から、仲居、傾城、偽の関白夫人、大工(これだけだっけ。五変化?)、眼福ですわね。女形が好きだけど、いなせな江戸っ子ふう大工も捨てがたい。・・・が、高麗の照菊皇女、序幕はそんなことなかったのに、大詰ではやけに顔が丸くみえて、よろしくない!!

 ほかには、松也くんが今年は目立ってたこととか。売り出し時、なんでしょうか。
 田之助さんが今年も元気にご出演で、嬉しかったな~。

 とはいえ、それぞれの俳優さんが、ちょっと勿体ない感じかなぁ。全体を通しての(ストーリー上の)ピシッとした部分が、物足りなく感じられるといえばいいのかな。ってか、柴田勝重がなんかワケわかんないんですけど。私のモヤモヤはきっと、この辺りに発するな。
 あとは立ち回りが、期待したほどじゃなかった、とか、そんなことも。

 

|

« お正月には「翁」 | トップページ | 出かけたついでに書道展 »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« お正月には「翁」 | トップページ | 出かけたついでに書道展 »