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2014.02.03

本と芝居と音楽と:土曜日の巻

2月1日(土) 「山中千尋トリオ ゆく年くる年ライブ後編」 18:00~ 於・東京TUC

出演/山中千尋(ピアノ)、須川崇志(ベース)、ジーン・ジャクソン(ドラムス)

 本来この日は、前エントリー「柿喰う客」の乱痴気公演に行く予定だったのだけれど、こちらが割り込んできた。劇団に申し込んでたチケットも、翌日の追加公演に変更がきいたからよかった!
 ということで、土曜と日曜、2日続けて編集者の友人(どちらとも直接の取引関係ナシ。ここ大事)と一緒という珍しいパターン。音楽あるいは芝居のあとは、本の話もたっぷりと。

 山中千尋さんは、前にミッドタウンのビルボードライブ東京で聞いたことがある。でも、東京TUCという(岩本町の)ライブハウスは初めて。オッシャレ~なミッドタウンと違って、「斎藤壜店」の角を曲がったビルの地下で、それだけでワクワク。
 開場17時を15分ほど過ぎて到着したら、まだまだ長蛇の列でびっくり さすがの人気ぶりですわ。ちょうど会場のいちばん後ろ、PAの横があいてたからそこに席を確保。マスクのPAさんの隣に私もマスクでならんでました もちろん千尋さんの手もとなどは見えないけど、表情はわかるし、実は壁にもたれられるし、ノンビリ客な私にはぴったりだったかも。

 彼女の新しいアルバム(モルト・カンタービレ)が、クラシックの名曲をジャズにアレンジした曲たちなので、そんな曲があれこれ。*最初のオリジナル曲はタイトル失念。というか、曲名曲順が覚えられない

 でも、ピアノを習った人なら絶対弾いたことがある「エリーゼのために」や「ハノン」!が、こんな風になるんだ、という驚きと楽しさがいっぱい。ほかにも「夢のあとに」(フォーレ)や、「エディット・ピアフを讃えて」など、ロマンティックかつダイナミックで、ピアノの音がつぶつぶしてて、すてきだったなー。

 また、彼女の「はねっかえり」キャラ全開の、なのに訥々としたしゃべりも面白い。トリオが、奔放なお嬢さんと、ナイーブで寡黙な弟ベース、頼れるアニキのドラム、という見た目のイメージ(あくまで私から見た、文字どおり見た目の印象)なのも、楽しめた一因かも。

 東京TUCという、ふだん全く縁のない異界に迷い込んだ感じだったけど、とても心地よくて病みつきになりそうですわ。やっぱりこういう小さい気取らない場所で、ぱーっと心が解放されるような感覚って、とても好き。

 ご本人もノリノリだったらしく、予定より長時間のステージだったのに、アンコール曲「八木節」もたっぷり。

気まぐれ更新の山中千尋ブログ「ろひちかなまや」はこちら

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音楽」カテゴリの記事

コメント

お蔭様で私もご相伴にあずかれました。東京TUCのスケジュールを見て、40年近く前にアルバムを聴いていた三木敏悟がまだやっているということも分かりましたし。御礼のしるしに。。。最初の曲は"Living without Friday"なる彼女のデビューアルバムのタイトル曲でした。

投稿: 松乃鮨 | 2014.02.03 22:43

 東京TUC、以前、裏道を歩いて秋葉原方面に抜けたときにみつけて、「ありゃ、こんなところにライヴハウスが」と思いましたっけ。
 私はこの日、両国の門天ホールで中山ラビ。フォーク系の人ですが、梅津和時(サックス)、高橋誠一(ピアノ)が加わってジャズっぽい感じでしたよ。

投稿: ケイジ | 2014.02.04 06:51

松乃鮨さま
久々の「出た~」でしたね。いつもの2対1は逆だったけれど。
最初の曲、ありがとうございます。聴いた時にはフムフムと思ってるのに・・・。
昨年のホールツアーに行けなくて残念でしたが、今回ですっかり盛り返しました

投稿: きびだんご | 2014.02.04 09:11

ケイジさま
いつもケイジさんの「お散歩」ルートを読んで、うらやましく思ってるんですよ。その度に「私も都心に住んでてくてく歩きたい」と。
梅津和時 キャー、ですわ。中山ラビという名前にも記憶がありますが、なんか一気にタイムスリップしたような気分。

投稿: きびだんご | 2014.02.04 09:17

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