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2014.03.28

狂言で頭スッキリ

3月27日(木) 「ござる乃座 49th」 19:00〜 於・国立能楽堂

「茶壺」高野和憲(すっぱ)、内藤連(中国の者)、崗聡史(目代)
「文蔵」萬斎(主)、万作(太郎冠者)
ー休憩ー
「千切木」萬斎(太郎)、石田幸雄(妻)、深田博治(当屋)、月崎晴夫(太郎冠者)ほか

春のござるの座は、22日と27日。普通なら木曜日は決して選ばないのだけれど、やむなく。もう最初から遅刻覚悟。仕事が6時50分くらいに終わってタクシーにて駆けつける。能楽堂は遅刻すると一演目が終わるまで後ろで立って見るよう誘導してくれるから、その点はいいわね。
「茶壺」はおそらく初めて見る……私が着いた時にはもう中国の男とすっぱが、互いに茶壺は自分の物と主張するのを目代が仲裁に入ってた。男が正しいこと(茶の由来など)を言うとそれを聞いてたすっぱがそっくり真似る。謡い舞っての説明なので、すっぱもそれを真似る姿がユーモラス。
てっきり、すっぱがアリャリャとなるのかと思いきや、落語のようでこれまたおかしい。

「文蔵」は見始めたら、記憶にある!だった。2007年1月の野村狂言座でした。今回と同じく萬斎さんが主。なんだけどその時点でも、前に万作さんの主で見たことがある、と書いてた。……やはりそうだよね。横浜だったかも。ま、それはいいんだけれど、これは「奈須与市語」と同じく語りがメイン。「文蔵」という題からは想像できない、「源平盛衰記」の語り。主と太郎冠者のやりとりが、語りの息抜きになってる。そしてやっぱり落語的なオチ。

謡、舞、そして語りを楽しんだ後は、大人数の「千切木」。これ、連歌仲間に嫌われて仲間はずれにされちゃった太郎が主人公。前半、仲間から冷たくされる様子に笑っちゃうんだけど、この太郎、たしかにいるよ、こういう人、って感じでいろいろケチつけたがりなのよね。だけど、後半はほんとにわわしい妻が登場して、いやはや「最強の妻」!

久しぶりに狂言ばかりを見た気がするけど、楽しかったな〜。なんだろう、頭がスッキリする楽しさなのよ。
万作の会の番組はいつも構成が素晴らしいと思う。毎回そう書いてる気がするよ。

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