« ローラ ROLa | トップページ | 今月は1/4ホーオー »

2014.04.06

「こわいこわい」ほんとに怖い

4月4日(金) 「こわい」 19:00〜 於・パルコ劇場

作/宮藤官九郎 演出/河原雅彦 出演/池田成志、生瀬勝久、古田新太、夏帆、小池栄子、小松和重

「ねずみの三銃士」の第3回公演。この出演者では一も二もなく見に行くでしょう……ではあるけれど、どうやら相当、感じ悪いらしい(笑)。と、これは直前に読んだ、宮藤さんの文春連載エッセイから受けた印象。いわゆる「イヤミス」も絶対読みたくないのに、大丈夫なのか?

休憩込みで2時間半ほど。最初こそ、落語(小松亭右近)が高座で「饅頭こわい」を喋り、被り物した人間外の3人の弟子(七つ目ゾンビとか)が出てくるけど、笑ってるだけじゃなくて……。その、イントロというかプロローグの後、本編はなんとまぁ現実の事件が思い浮かぶではありませんか。

思い浮かぶのではあるけれど、概要を時々ニュースで見てたくらいで、実はよく知らない。仕事上やむなく、家系図を眺めてウンザリしてたことはあるけれども、それくらいだもん。

ハロウィンの前日、新規開店準備中のカフェに制服の少女が逃げ込んでくる。それが不気味な事件発覚の始まり。この時点では、いたいけな被害者と善意の市民、だわね。それが……。

とにかく「ねずみの三銃士」おじさんは、そろいもそろって狂気をはらんでるでしょ、その現れ方が三者三様なだけで。そこへ、とらまえどころのない、しかしパワフルな客演陣だから、ほんとに圧倒されちゃった。

日常的なシーンと、回想部分((裁判も含めて)の見せ方も、なるほど、というところで。歌も踊りもあるし、お約束?古田さんやっぱり脱いでるし。そんなので、内容のわりには笑ってるんだけども。

以下、思いつくまま。
小池栄子って、いい女優になったわねと、つくづく。バカもできる吹っ切れ方と、繊細な表現が普通に両立してるもん。彼女はテレビドラマよりも舞台で見ていたい。
小松和重は、よく見てる気がするのに、それほど印象に残らないタイプ。でも今回は違ったよ。「自在」な存在だった。
そして夏帆。彼女が可愛く言う「こわいこわい」が、どす黒く襲いかかってきそうだよ。実はあんまり顔とかの印象は強くない……。

思考することをやめたとき、すべてが壊れていく。そういう状況に追い込まれてしまうのは特殊かもしれないけど、「どうでもいいや」と、いろんな局面で思ってしまいそうな現在。こわいこわい。

*次の日の昼ごはんにナポリタンを作った。新しいケチャップのチューブ、蓋の下の銀紙を取ってそのままフライパンにブチュッ。あらら〜、勢い良くケチャップが飛び出してレンジ周辺に着地 その瞬間、万獣〜を思い出すなんて。こわいこわい。

|

« ローラ ROLa | トップページ | 今月は1/4ホーオー »

演劇」カテゴリの記事

コメント

 「お前は何がこわい?」と訊かれたら、「クドカンの芝居」と答えそう。クドカンの芝居、枕元に積まれて、「うわー、こわいよう、こわいよう」と片っ端から観るかも。
 それで「本当はお前はいったい何が怖いんだと」言われて、「今度はクドカンのテレビドラマがこわい」

投稿: Cage | 2014.04.06 15:38

Cageさま
(お名前を全角アルファベットにしたいんだけど出せません)
クドカン芝居がこわいこわい。お後がよろしいようで。
今日はたまたま三陸鉄道の全線開通日で、またもや「あまちゃん」でしたね。いや、やはりすごい才能だな、と思います。見た目はああなのに 大人計画はさっぱり見なくなりましたが(チケット取れないし)、これからどんな舞台やドラマを見せてくれるのか、楽しみです。

投稿: きびだんご | 2014.04.06 21:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ローラ ROLa | トップページ | 今月は1/4ホーオー »