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2014年5月

2014.05.31

陽気な顔/やかましい声

5月30日(金)「テンペスト」19:00〜 於・新国立劇場 中劇場
5月31日(土) 「ビッグ・フェラー」13:00〜 於・世田谷パブリックシアター

またまた感想がちゃんと書けそうにないので、行ったという記録をとりあえず。どちらも、得チケの類が出てる。私はテンペストはカンフェティで(ポイント使用)、ビッグ〜は友の会で。

どちらも自宅から直接、劇場に行った。そりゃあ、新国立はとても便利よ。世田谷は時間かかるけど、世田谷線でノンビリ。自宅から行くには、新宿や渋谷に出ないでいいのはありがたい。

で、なんとなくな気分ではあるけれど、「テンペスト」にはワンピースで。「ビッグ・フェラー」は、ものすごくカジュアルに、帽子もかぶって。一応、演目を考えると、逆はない。ささやかな自己満足ですわ。

「テンペスト」、そうそう伊礼彼方くんが出演してたのね。彼を見ると、なんだかいつも「機嫌いい」感じを受ける。陽気な顔、と言ってもいいか。
芝居自体は、ファンタジー!な内容に、ダンボールや車椅子など現代的なものが出て来て、ほほ〜、と。そこを自分の中で折り合いつけるのに少し苦労したかも。でも、なんだか気持ちが浄化されたような……。

そこから一転、「ビッグ・フェラー」は現代、ですよ。1972年から2001年9月11日まで。NYにおけるIRAの活動の一端。これでIRAのことが少しはわかった気に……いやいや、なっちゃ困るか。
成河くんが、昔からちょっと苦手だったんだけど、やっぱりあの声はあまり好きじゃない、と。一言でいえば、騒がしいというか、やかましい声なんだな。それが私には合わない、というわけ。
彼は先日、NHK「サイレント・プア」で、好演してたな。ほぼ喋らない役(交通事故で高次機能障害となりリハビリ中)ではあったけれど、さすがも演技力。ま、喋る役でもテレビだと何とも思わないでしょう。浦井健治くんと成河くんが身体を張り、内野さんがビシッと締める、というところかな。

この二つは、およそ自分の生活とは関わりのない世界だけど、だからこそ、の面白さがある。数時間、まるで違う場所に身を置けるんだもの。その幸福な時間があれば十分。

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2014.05.29

祝・還暦!の大谷亮介さん

5月27日(火) 「大谷亮介ひとり祭り 男の人生六十年」 19:00〜 於・ザ・スズナリ

作成中
↑記念に買った煎餅&ポストカード

「Soul of M.J.」「夫婦宇宙旅行」「八戒法話」
作/横内謙介(八戒法話)、蓬莱竜太(夫婦宇宙旅行) 演出/大谷亮介 出演/大谷亮介、草野とおる、大塚健司、飯島啓介、小野康子

本日初日。たまたま、他に行ける日がなくて。そして、毎日ゲストを招いてのアフタートークがあるのも知らなかった。初日のゲストは作家2人。29日は3茶婦人会(篠井、深沢)なのにな。残念。
初日から満員で、役者ビックリ、というところらしい。私はカンフェティで少し安く、ベンチシートの自由席を買ってた。ベンチシートは前の2列で、空いてる所でいい場所は……かぶりつきのほぼセンター、でした!

客電が落ちるまで、マイケル・ジャクソン「スリラー」がかかってたんだけど、まずは、小手調べというのかウォーミングアップ? 以前に見たことのある、本人マイケル・ジャクソンで、なぜか日本にいて日本語喋ってる、というお芝居。たぶん短いバージョンと思われます。

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2014.05.28

たまには落語を

5月23日(金) 「皐月恒例 市馬落語集 下巻」 18:30〜 於・日本橋劇場

開口一番(市丸・転失気)、市江・近日息子、市馬・あくび指南、ゲストコーナー(ペギー葉山:夜明けのメロディ、南国土佐を後にして)ーー仲入りーー市馬・らくだ

毎年この時期に、市馬落語集のスペシャル版が開催されるようになって何年かなぁ。ゲストは必ず、この道50年、60年の(゚0゚)の歌手の方。今年は前日22日が青木光一さん、そして今日はペギー葉山さん。
そうそう、前日も行くつもりではあったの。仕事が7時までだから、仲入りくらいに到着できるな、と。でも、寒いし……とパスして帰りの電車に乗った途端に、ザァー大雨。うまく回避した結果になった。我が家付近には雨の気配もなかったけどね。

1階席の後方(好きな通路脇)で、ゆったり聞いた。初めましての市丸くん。イメージ的にはちょっと悪ガキ(市馬一門比)っぽい。次の市江くんの、前座時代の名前が市丸じゃなかったっけ。その市江くんも、ひょろ〜なイメージからちょっと貫禄ついたみたい。噺は……そんなに変わってる感じがしないぞ。

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2014.05.27

團菊祭・千穐楽!

5月25日(日) 「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部、夜の部

昼の部「毛抜」「勧進帳」「魚屋宗五郎」
夜の部「矢の根」「幡随長兵衛」「春興鏡獅子」

昼夜通し、なんとか頑張れるような気がしてまして……。昼は木挽町広場でお弁当を買ったけど、1日2食もお弁当はイヤだもんね。昼夜の間に銀河プラザに行って「ずんだだんご」とフルーツ牛乳を買って、夜の部のエネルギー源に。

結果的に、昼は勧進帳、夜は幡随でちょっと意識が遠のいたりもしつつ、でも十分楽しんだ。それもこれも、鏡獅子にとても満足して帰宅できたからかな。初日、1階から見た時は、ひたすら弥生!だった私だけど、上からだとまた見える風景が違うのね。むしろ後シテの獅子が存在感を増してた感じ。いずれにしても、踊りだけれどもストーリー性に惹かれるんだなー。
長い間、踊りは苦手と言い続けて(実際、踊りはパスしたりもしつつ)来たのに、6演目の中で一番集中して見る日が来るとは。

毛抜では、巳之助、廣松の成長が感じられて、そういうのも楽しい。男寅は2日目に見た時よりセリフが変になってる気がしたんだけど……。まぁ、ほんとこれからよね。なんだか急に若い人たちが出てきたように思えちゃう。やはりそういう、世代としてのかたまりってあるのかな。

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2014.05.26

團菊祭、千穐楽…感想の前に

5月25日(日)

歌舞伎座、千穐楽の日曜日、昼夜通しで3階Bから見てきた。感想は後日ということにして(書けるのか)、今日の席のことを。あ、どちらもweb松竹の、おまかせで。

昼の部は7列10。 出かける前、自宅で座席表を見た時に1列の10と見間違えてて、通路に近いつもりでいたら違ってた。それはともかく、なんかハズレでした。お隣さんが。
毛抜が始まって幕が開くのに合わせたように入ってきて着席。そこから、大きな荷物を置く、眼鏡を出す、目薬をさす、双眼鏡を取り出す……エトセトラ。これらを別々の行動でやってるのよ。いっぺんに物を出せ、って感じ。私も、気にしちゃいけない、視界に入れないようにしよう、と思ってたの。難しいけど。まあ、これで落ち着いたかな、と思った時には、簾が上がって明石屋さんたちが登場してたわよ。
が、そのお隣さん、今度は文庫本を開いたから、えっ!? ああ、もう完璧に自分の家でテレビを見てるようなつもりよね。以後、本を読みつつ、時々舞台を見て、ちょっと眠って、毛抜終了。

後の2演目も似たようなもの。最後まで文庫本は膝の上。読んだり寝たり。勧進帳はわりと起きてたかもね。あ、私よりは年上と思われる女性でしたよ。ちなみに文庫本はタイトル不明(笑。何読んでるのよぉ、とは思った)だけど、図書館の本であった。
ここまでマイペースなのも珍しい。別にうるさくしてるわけじゃないから、注意しづらいじゃない? でもねぇ、確実にこちらの気分はですよ。

夜の部は7列21。4人並びの端の席ですね〜。いつも3階Bは座席選択せずにお任せだけど、ここは久しぶり。千穐楽の日曜なのにね。これ、web松竹に入ってすぐに取ったわけじゃないから、どなたか手放した瞬間に遭遇したのでしょう。

というわけで、昼の部、「何しに来たのかな」という人に遭遇したので、つい書いちゃいました。愚痴でごめんね。

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2014.05.24

中村芝のぶさん!

5月24日(土) 「歌舞伎講座」 11:00〜 於・衣裳らくや

以前、銀座にお店があった時代に紹介したことがある、衣裳らくや。その後、移転&移転で、現在は浜町緑道そばに。時々DMが来るんだけど、そこに歌舞伎役者さんのお話を聞く、というイベントが。でも、お名前はシークレット?で、HPに、ジャーン発表中村芝のぶさんと出てた。

私は午後から仕事だったから、最初は行くつもりなかったんだけど、友人(映像で見た萬斎ハムレットのオフィーリア役に魅了された)が一緒に申し込んでくれて、んじゃあ、と行ってきた。そんな、若干消極的だったにもかかわらず、15分前に到着して2列目を確保するわ、記念写真ではセンターに行っちゃうわ(笑)、なちゃっかりさんでした。写真の載ってる衣裳らくやのブログはこちら あ、前列じゃありません。念のため。

芝のぶさんは、顔がちっちゃーい。お肌も綺麗ですぅ。うらやましい。おっとりした話し方で、でも受け答えがとてもクレバー。聞き手があまり歌舞伎に詳しくなくて、そういうところを斟酌して、きっちり。

印象に残ったのは、ご自分の世代あたりが旧世代?の最後くらいととらえてるフシがあったことかな。お稽古に関しては芝かん丈は褒めたりしないけど、それが当然だった(今の人はほめないとダメ)。福助さんは厳しい!と。
名題試験のこととかも少し。女らしいしぐさ、という点では、「手」の使い方……小さく綺麗に見せるのを実際にやってくださったり、扇子の使い方なども。そうそう、客席はよく見えてます!とのことで。あと、後見での失敗談などなど。

アンケートに、呼んで欲しい人を書くところがあって、まぁ御曹司とかは無理だろうから、徳松さんの名前を書いておきましたよん。

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2014.05.19

歌舞伎でお馴染みの演目を、文楽で

5月18日(日) 「文楽五月公演」第二部 16:00〜 於・国立劇場 小劇場

「女殺油地獄」徳庵堤の段、河内屋内の段、豊島屋油店の段
「鳴響安宅新関」勧進帳の段

友人たちと一緒に見るので、私が全員分のチケットを持ってた。絶対遅れちゃダメ、と早めに行ったら早すぎ……伝統芸能館で休憩&時間調整をして、3時半過ぎに出たら、あら楽屋口からどなたか出てらっしゃるのかしら、な雰囲気。ミーハー心が少し騒いだけれど、いやいや、と、そそくさと歩いてたら、私が追い抜いた中に嶋大夫さんが! この時間帯にウロウロしてたらいろんな方にお目にかかれそうね。しないけどw

ゼーゼー言いながら取った4枚は、3列の右と6列の右で、偶然にも似たような場所でよかった。6列なんて3等席の隣の2枚だけど、いいのいいの、床がよく見えるから。チケ取り担当特権で6列を選択。

で、女殺油地獄も勧進帳も、文楽では初めて見たとばかり思っていたけど、そんなことはありませんでしたっ 油地獄は2005年に見てました。この備忘録、役に立ってるよ。感想はともかく、見たという記録だけでも残しておこう。

みんな勘十郎ファンだから、という理由で2部にしたのは正解だったと思う。どちらも歌舞伎でも見たことあるし、迫力あるし。満足でした。

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2014.05.17

永遠のガキんちょ(笑)

5月16日(金) 「ロンサム・ウェスト」 19:00〜 於・新国立劇場 小劇場

作/マーティン・マクドナー 翻訳・演出/小川絵梨子 出演/堤真一(コールマン)、瑛太(ヴァレン)、木下あかり(ガーリーン)、北村有起哉(ウェルシュ神父)

小川さんはいま注目の若手演出家。堤真一でこういうのを持ってくるあたり、シスカンパニー!という気がしてしまう。とはいえ、私はそれほど得意な方面でもなく、サイドのA席から。
自宅から直接劇場に行くには、新国立はとても便利。しかも上演時間は100分だから、内容に不安を感じつつも気楽なソワレである。

舞台はアイルランド。兄コールマンと弟ヴァレンは、父の葬儀(銃の暴発事故)を終えたばかりだというのに、喧嘩ばかり。この喧嘩っぷりが、まったく笑っちゃうくらいにコドモ。その諍いのもととなる小道具も、フィギュアだったり、ポテトチップスっだったり。

この家に現れる神父はアル中気味で、この担当する地区から自殺者や、実は殺人と言われる事故死を出しているのを気に病んでいる。そしてこの厄介な兄弟に倫理観を説く(説得力はないよね)。

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2014.05.16

演出家・赤堀雅秋に大注目

5月14日(水) 「殺風景」 19:00〜 於・シアターコクーン

作・演出/赤堀雅秋
出演(役名は、平成16年/昭和38〜43年)
八乙女光(菊池稔/クニオ)、大倉孝二(菊池直也/安西)、荻野目慶子(菊池マリ/ナンシーさん)、西岡德馬(菊池国男/ー)、キムラ緑子(大場節子/菊池君子)、尾上寛之(大場茂一/兵頭健)、太賀(大場順/丸山正二)、江口のりこ(菊池道子/時枝)、福田転球(長嶺八郎/馬場勝也)、安藤聖(田島典子/傘子)、近藤公園(袴田俊彦/ー)、駒木根隆介(花輪大輔/ー)、大和田美帆(ー/マリ)

いや〜、シアターコクーンの客席が若い若い。制服の高校生らしき子もいるし、若いお嬢さん(いまミニスカートが流行ってるのを実感)がいっぱい。それというのも、主演の八乙女くんがJの子だから。私は全然知らないけどね 先月の森田剛くん「夜中に犬に起こった奇妙な事件」をすっかり失念してたのを反省して、勢いでチケットを取った。その時点では、懸念材料があるとすれば八乙女くん。

そして、この作品については(いつものように)何も知らなかったけど、これ実際の事件に材を取ってるのね。それが起きたのが平成16年。九州・大牟田。
ヤクザ(といっても時流に乗れず逼迫)の菊池の一家4人が、金融業を営む隣人・大場節子と息子たち、その友人の4人を殺した。物語は海辺でのそのうち一人の殺害する場面から。ほかに菊池家と縁を切っている娘の周辺、捜査する刑事が登場。
全員逮捕されたうち、父・国男の取り調べ場面から、舞台は彼の若かりし頃、昭和38年へ。

舞台の「時」は、こんな風に過去にさかのぼり、また戻り。この転換の手法が素晴らしいし、わかりやすい。音楽には三味線が使われて、ほんと「情念系」。

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2014.05.14

my last 住大夫

5月13日(火) 「文楽五月公演」第一部 11:00〜 於・国立劇場 小劇場

「増補忠臣蔵」本蔵下屋敷の段
「恋女房染分手綱」引退狂言 沓掛村の段/坂の下の段
「卅三間堂棟由来」平太郎住家より木遣り音頭の段

いよいよ住大夫さん、今月をもって引退される。私が文楽に行き始めた時にはすでに80近かったのかな。聞いておかなければ、と思うのに、いっつもzzzとなっちゃって、心地いいのねとかなんとか言い訳してた。それでもここ5、6年はちゃんと聞けてた(つもり)。
それにつけても、太夫人生の晩年に、大阪府・市に振り回されて気の毒だった。現市長には、伝統芸能やそれを受け継いできた人に対する、尊敬の念が感じられないのが一番イヤ。改革すべき点があるとしても、ね。……と、これについて書き始めると噴火しそうなのでやめます。

今月、友人たちとのお楽しみ会は、文楽と決めていたけれども、第二部にした。だって、演目がどれもあまり好きじゃないんですもん。みんな勘十郎ファンだし。
ということで、第一部を先に一人で。住大夫さんを聞ければいいや、と2等にしてみた。チケットが取れるなら3等にしたかったよ。前にも書いた通り、チケット争奪戦、惨敗だったのですわ。第二部が4枚とれたことをヨシとするのみ。

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2014.05.13

GWに行った美博

4月25日(金) あべのハルカス美術館 「東大寺展」
4月27日(日) 井原市立田中美術館(岡倉天心と再興日本美術院の系譜)
5月2日(金) 東京国立博物館 「栄西と建仁寺」展ほか
5月6日(火) 九州国立博物館 「近衞家の国宝 京都・陽明文庫」展

ちょこちょこブログにアップしてたけど、まとめるとこんな感じ。

東大寺展では、比較的コンパクトな会場に、良弁僧正像や二月堂縁起絵巻、二月堂修中過去帳などが並んでいるものだから、ついつい歌舞伎を思い浮かべちゃう。あ〜、新しくなった歌舞伎座で、早く「達陀」を見たいよ。
あべのハルカスは天王寺の駅からすぐだし、展望台もぐるり360度の眺望が楽しかった。展望台へは美術館のある16階から、別のエレベーターに乗り換える。エレベーター内も飽きさせない(?)のだけれど、その壁面を見てたら、ちょっと車酔いみたいになった。

井原市の田中美術館のことは、前にも少し書いたが、平櫛田中は107歳の長寿だった。書もたくさん並んでいて、100近くの頃に書かれた字がとても力強いのに驚いた。ちなみに入館券は、「試作鏡獅子」の写真と「六十七十は はなたれこぞう おとこざかりは 百から百から…」という100歳の字が入っている。
井原鉄道の乗り放題ホリデーパス800円也を買ったら、入館料400円のところ300円に。もっと乗り回りたかったけど、時間がなくて残念。その昔、両親と姉と私と、4人で井原線の旅を楽しんだことを思い出しつつ。
近くの和菓子店にて「平櫛翁せんべい」も購入。さすがにマイナーなので、現地に行かないとダメ。

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2014.05.11

久しぶりに戯曲リーディング

5月10日(土) 「戯曲リーディング イヨネスコ」 14:00〜 於・シアタートラム

「禿の女歌手」訳/諏訪正 演出/中屋敷法仁 出演/内田亜希子、鬼頭真也、久ケ沢徹、中村まこと、広岡由里子、村岡希美、中屋敷法仁
「椅子」 訳/安堂信也 演出/ノゾエ征爾 出演 /中村まこと、広岡由里子 村岡希美、ノゾエ征爾
(アフタートーク:中屋敷、内田、鬼頭、久ケ沢)

世田谷パブリックシアターの企画で、定期的に戯曲リーディングが行われている。たいていGWのさなかで、行くことができなかったんだけど、今回はやっと参加! しかーし、私の苦手な不条理演劇であるよ。イヨネスコの名前を聞いたことはあるけど、その芝居を見たこともないし、どんな人かも全く知らなかった。
イヨネスコで躊躇したけれど、出演者が豪華ではありませんか! 友の会会員だと2000円だし。と、見に行くことにした。土日の2回公演。

「禿の女歌手」中央に長方形のテーブル。そこに客席に向かってスミス夫妻(久ケ沢・村岡)が並んで座っている。上手隅のデスクで中屋敷さんが、作者&ト書きを。スミス夫妻はイギリスに住むイギリス人で、そこへマーチン夫妻(内田・鬼頭)が訪ねてくる。女中メアリーは広岡さん、消防署長が中村さん。
ちゃんと会話しているんだけど、意味はさて、つながってないような。言葉遊び的な部分もある(ただしそれは音声の部分)。展開が全く読めず、つかめず、でもひきつけられて頭はフル回転。
女中として広岡さんが出てきた時、あまりにピッタリな感じで、わぁっと思っちゃった。
そうそう、全員が上は白で下は黒の出で立ち。白シャツスタイルは、芸術監督氏の「萬斎解体新書」を思い浮かべた。

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2014.05.10

初めて「伊達の十役」を見る

5月9日(金)「伊達の十役」 16:00〜 於・明治座

染五郎の口上から始まる、奮闘公演。10の役の説明など、確かにこれがないとね。トータルで四十何回の早替りとか。
この早替りがね、私はちょっと苦手と言いますか……、いや楽しいんだけど、くたびれちゃうんですよ、逆に醒めちゃう時もある。そんなこんなで伊達の十役も見たことなかった。
今回見たのは、得チケでお安く出てると教えてもらったから、と言っていい。3階Aなら。
それに加えて、もちろん見てみたいという気持ちも、頑張ってる花形の応援という気持ちもあった。ま、直前に上演時間を確認して、「えっ、9時近くまで」と驚きもしたのだけれど。

席は3階1列40。通路脇でラッキー。しかも2列は誰もいません(は言い過ぎとしても…あんまり空席のことは言いたくないけど現実)。身を乗り出しても大丈夫と気楽になる。実際には椅子に凭れて手すりの間からのんきに見たりもした。……なので、序幕の三浦屋のあたり、ちょっとzzzの時が。
チラシすらろくに見てなくて、後から、あれ?竹三郎さん出てたっけ、なんて思ったのは、ちょうどそんな時間帯だったのでしょう。

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2014.05.08

福岡の昼

福岡の昼
5月7日(水)

(画像は香椎宮の神木・綾杉)

福岡行きの目的は前日に果たしたので、2日めは出たとこ勝負旅。とりあえず、まず志賀島に行くことだけを決めてスタート!!

博多駅ー(路線バス)→博多埠頭ー(福岡市営渡船)→志賀島
ちなみに船は「きんいん」号。船着き場からバスで金印公園へ。対岸のヤフードームもよく見えた。

帰りはたまたま海の中道を通るバスに乗れたので、西戸崎まで。
(*このあたりまで、船やバスは1時間に1本くらいなので、調べずに行ったわりに運がよかった。)
そこからJR香椎線に乗って香椎宮。参道(勅使道)をてくてく歩いた。

香椎宮の前から大濠公園行きのバスに乗り、途中の貝塚から地下鉄で筥崎宮へ。
ここは香椎宮(森の神社)に比べると、町の神社という感じ。
楼門の「敵国降伏」の扁額がやたら目立つ。あと、日本海海戦記念大会の告知看板とか。
でも、ひっそり元寇関連の遺物もあった。
箱崎宮駅(駅名は「箱」)からは博多、福岡空港は地下鉄1本。

なんだか「乗り鉄」と「路線バス旅」ミックスのように、乗り回り歩き回り……。

当初は、福岡市博物館で金印の実物を見ようと思ってたんだけど、無計画の悲しさ、GW明けで休館日でした。
行く前に気がついてよかった。

思った以上にノンビリできたし、面白い旅だったな。
この乗り歩きは、ICカードがあるがゆえの便利さも実感。いちいち切符買ったり、バスの中で両替して払ったりは大変だもの。どこでもピッピとやってました。

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2014.05.07

一日、文楽を楽しむ

4月26日(土) 「通し狂言 菅原伝授手習鑑」 10:30〜/16:00〜  於・国立文楽劇場

(国立文楽劇場開場三十周年記念  七世竹本住大夫引退公演)
第1部 初段「大内の段」「加茂堤の段」「筆法伝授の段」「築地の段」/二段目「杖折檻の段」「東天紅の段」「丞相名残の段」
第2部  三段目「車曳の段」「茶筅酒の段」「喧嘩の段」「訴訟の段」「引退狂言  桜丸切腹の段」/四段目「天拝山の段」「寺入りの段」「寺子屋の段」

   住大夫引退公演というのを抜きにしても、菅原伝授手習鑑を通しで、というのが魅力的で是非行きたいと思っていた(その後、東京公演の演目を知って、さらに大阪で見たいという気持ちが強くなった)。一日居続けは大変だけど、でもがんばったよ!  席はあぜくら会の初日に取ったから、第1部が8列センターブロックの右端、第2部がかぶりつき1列の真ん中。うーん、東京でこんなふうに取れてたらなぁ……

   いつものように、なにも考えずに劇場に行ったわけだけれど、今まで文楽でこの通しを見たことはなくて、そのせいか花組芝居がやった通し上演を思い出しちゃった。いや、あれはよくできてた!  またやってほしいな。菅原伝授だけじゃなくて仮名手本とか牡丹灯籠とかも。

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2014.05.06

博多の夜

博多の夜
文楽劇場「菅原伝授手習鑑」の感想を書きかけて(下書きにしたまま)、福岡にやって来ました。
まさに、飛梅を見に。というか、それに触発されて。

思えば、いつぞや菊ちゃんが博多座に出演したのを見に来て以来。
あのとき、博多に着いて、お昼を食べに入ったお店のテレビで、秋葉原無差別殺人のニュースをやってたのが忘れられない。

今回も、あの時と同じく中洲泊。
九州国立博物館と太宰府天満宮に行って、目的は果たした感じなので、さて明日はどうしよう。
志賀島とか、まぁそんな方面で、これから考えまーす。

*またもココログのメール投稿が不調で、反映されるまで4時間くらいかかっちゃったよ~。

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2014.05.04

円形劇場でナイロン100℃を見る

4月30日(水) 「パン屋文六の思案」 13:00〜 於・青山円形劇場

作/岸田國士 潤色・構成・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 衣裳監修/豆千代 振付/井手茂太 出演/みのすけ、松永玲子、村岡希美、萩原聖人、緒川たまき、植本潤、小野ゆり子、志賀廣太郎ほか

(続・岸田國士一幕劇コレクション)
ママ先生とその夫/パン屋文六の思案/かんしゃく玉/世帯休業/恋愛恐怖病/長閑なる反目/遂に「知らん」文六

最初から見に行くぞ!だったわけではなくて、GW前の繁忙期を乗り切ったら……と思ってた。評判もなかなかいいようで、これじゃ見逃しちゃいけないな、だったのでした。

円形劇場って、どんなふうに使うのかなと思うだけで、わくわくする感じ。だけど閉館ももう間近に迫ってる。こどもの城から、20年以上行ってるんだな、と少し悲しい。

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2014.05.03

頭の中は鏡獅子

頭の中は鏡獅子

(田中美術館の「鏡獅子試作裸形」絵はがきとキャラクター)

先日、岡山に帰省した時にがんばって田中美術館に行ったのは、今月、菊之助が「鏡獅子」を踊るから、というのが大きい。いや、だからどうした、ってもんだけど、そこはねぇ勝手に気分が盛り上がるでしょ。

……と思っていたら、明日の午後、BS朝日で菊之助特番もあるのね。いつものダイワハウスpresentsだけど、以前、このシリーズで菊ちゃんが田中美術館を訪ねてたっけ。

菊之助は3月に南座で娘道成寺を踊って、今月は歌舞伎座で鏡獅子。何かそういう流れ(戦略的な)が?

ところで田中美術館は岡山県井原市立なんだけど、なんというか、時間が止まってるんですよ。ワンフロアが狭くて展示スペースがスッキリしていない、というのもあるかな。本館と新館がつながってて、全体像がわかりにくいし。……と、勝手に改造計画を夢想。

今月はあともう1回、夜の部に行くのだけれど(もちろん3階から)、仕事帰りに幕見もしやすい時間だわねー。と、これはまぁ思うだけ^_^;

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5月、スタート!

5月2日(金)

5月1日「團菊祭五月大歌舞伎 夜の部」
5月2日「團菊祭五月大歌舞伎 昼の部」
東京国立博物館(夜間開館)

久しぶりに歌舞伎の初日に参戦。1日も2日も暇だったけど、まずは菊之助の「鏡獅子」からよね、と思って、夜の部から。期待に違わず、この鏡獅子はとてもよかった。前半とても丁寧に感情を乗せて踊ってたと思うし、獅子になってからもダイナミックで。なんだろう、わりとストーリーの流れみたいなものが感じられたとでもいうのかしら。
部分部分の技で、どうだ!というのではないと思うんだけど。後見が右近くんだったのにもビックリ。

2日は……勧進帳が意外に楽しくなかったな。菊吉の勧進帳を3階Bでしか見てないのは間違いだった、と改めて。なまじ近く(1階2列センター)から見たから余計に、かな。
でもその分、魚屋宗五郎は楽しんだよ! 菊五郎、時蔵、團蔵ほか、安定のメンバーだし。これですっかり元気になって歌舞伎座を後にした。

その後、上野に回ったけど、結局、「栄西と建仁寺」展と、本館の常設展だけで力尽きてしまった。キトラ古墳壁画は6時頃に入場待ち30分で、もう少し後で、と思ってたら、そこからまた人がふえて(夜間開館狙いだよね)、40分待ちになったから、諦めた。いや、後日を期しているのですよ。
それにしてもあるいたあるいた。万歩計をつけてたら、すんごい数字が出たに違いない。

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