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2014.05.27

團菊祭・千穐楽!

5月25日(日) 「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部、夜の部

昼の部「毛抜」「勧進帳」「魚屋宗五郎」
夜の部「矢の根」「幡随長兵衛」「春興鏡獅子」

昼夜通し、なんとか頑張れるような気がしてまして……。昼は木挽町広場でお弁当を買ったけど、1日2食もお弁当はイヤだもんね。昼夜の間に銀河プラザに行って「ずんだだんご」とフルーツ牛乳を買って、夜の部のエネルギー源に。

結果的に、昼は勧進帳、夜は幡随でちょっと意識が遠のいたりもしつつ、でも十分楽しんだ。それもこれも、鏡獅子にとても満足して帰宅できたからかな。初日、1階から見た時は、ひたすら弥生!だった私だけど、上からだとまた見える風景が違うのね。むしろ後シテの獅子が存在感を増してた感じ。いずれにしても、踊りだけれどもストーリー性に惹かれるんだなー。
長い間、踊りは苦手と言い続けて(実際、踊りはパスしたりもしつつ)来たのに、6演目の中で一番集中して見る日が来るとは。

毛抜では、巳之助、廣松の成長が感じられて、そういうのも楽しい。男寅は2日目に見た時よりセリフが変になってる気がしたんだけど……。まぁ、ほんとこれからよね。なんだか急に若い人たちが出てきたように思えちゃう。やはりそういう、世代としてのかたまりってあるのかな。

勧進帳は上からだと細かいところまではわからないから、ちょうどよかったかも(毒)。とはいえ、すごく集中して見た3月が例外だった気がしてる。菊ちゃん富樫も、3階までは力強さなどが届かなかったのかなー。

それはともかく。勧進帳、幡随長兵衛と、海老蔵が登場する時の、わ〜っとわきあがる拍手や熱気は、3階の方がより感じられて、純粋に、大したもんだと思った次第。ま、だれも「おりこうさん」の海老は求めていないだろうし

矢の根に田之助さんがご出演なのは、単純にうれしい。足のせいで役が限られるのかもしれないけど、ぜひこれからも!

魚屋宗五郎。菊五郎が花道を歩いてきて、鳶(菊市郎)に出会って会話する、その第一声の暗さが、3階では姿が見えない分、より印象的。そこからして、祭でにぎわう町と宗五郎一家の対比がくっきり。橘太郎、菊十郎などなど、いい味だしね。

*そういえば、今月の「オール読物」に、長谷部浩が「歌舞伎のダンディズム」と題した文章を書いている。海老蔵と菊之助にしぼって、なのだけれど、菊ちゃん、一度、弁慶をやりたいんですってよ。

*昼の部は、団体さんがかなり入ってた。しかも、お着物の皆様方で華やか。そこで、ちょうど前日、芝のぶちゃんが言ってたこと「(舞台から客席はよく見えることに関して)着物の方とか、『教室の人よね、着方がみんな一緒』などと言ってる」なーんてのを思い出したのでした。

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