« なかなかブログが更新できないわけ | トップページ | 菊ちゃん情報? »

2014.06.27

男の一生(“妙”ージカル)

6月21日(土)「耳のトンネル」14:00〜 於・吉祥寺シアター

FUKAIPRODUCE羽衣 10周年記念公演
プロデュース/深井順子 作・演出・音楽/糸井幸之介 出演/深井順子、日高啓介、内田慈、Sun!! 枡野浩一ほか

アカウントを取ってしばらく放置していたTwitterだけど、最近はわりと使ってるかなー。おかげで、キトラ古墳だの、國立故宮博物院だののメチャ混み展覧会の待ち時間をチェックしたり(行くためではなくて、単にウォッチャーとして)、使い道はそれなりにある。
そんなプラス面の一つが、知らなかった劇団の芝居を見に行くこと。所詮、フォローしている人は偏ってるわけで、万遍なく情報が得られるわけじゃないし、そうなったって時間はないけど、妙に評価が高くて気になる、ってのがある。筆頭はマームとジプシーかな。(私に合うかは微妙)
FUKAIPRODUCE羽衣も、そういう引力に誘われて、2回目。たまたま行きやすい吉祥寺シアターだったし、直前でも取れたので。3300円って、やはり小劇場ならでは。

出演者でわかるのは、前回、とても印象的だったプロデューサーでもある深井さんと、なぜ歌人のあなたが?な枡野さん、そしていくつかの出演作を見てる内田慈(ちか)さんくらい。

ストーリーは「一人の男が生まれてから死ぬまでの大河ドラマ」だそうで、再演ではあるけれど、新たなストーリー(実は別作品)を加えている。

舞台の上手に大きな耳の作り物。トンネルになっててそこから役者が出てくるし上部も使う。下手にベッド。大きなものはそれだけ。
開演、舞台が明るくなると、喪服姿の順子が棺桶を引っ張りながら登場。崖から落ちて亡くなったケイスケの内縁の妻である。弔問の女性たち:旅館の女将、元妻、元恋人、が顔見せって感じで集まってくる。暗転すると……生まれたばかりのケイスケと母。そう、そこから、彼の一生をたどっていく。

*役名は、まんま役者の名前。なのでクラスメートの「高橋名人」は高橋義和が演じてるし、枡野くんは歌人で今はお笑いもやってます、みたいな。ケイスケの不倫相手はチカちゃん=内田慈。舞台装置の大きな耳に見合った耳かきが出て来た時、「毛抜」か、と突っ込んだことは言うまでもない。

赤ちゃん時代と、モヤモヤしてる中学生時代、アジアをめぐる旅に出る大学生、結婚の頃があって、京都への不倫旅行があって、曲作り(自称ミュージシャン・笑、と自ら言う)で山奥の旅館に行き、散歩中に転落、というのが流れだけれど、歌や踊りで面白く、軽くてちょっとエロで。

そんな彼の人生を見ながら、たぶん見てる人も自分の過去を思い起こしたりしてるのかも。あぁ、あの頃は……と。人が生きる、ということの「愛おしさ」を感じてたところへ、最後、転落してあの世に行った象徴として、母親が「いらっしゃい」と迎える。そのあたりで、ちょっと涙腺決壊。

友人と、若くして亡くなった彼女の一人息子を思うと、たまらんぜ、という気持ち。

総じて女優陣が魅力的だったなぁ。タイプいろいろだしインパクトがあって。あー、見られて良かった!と思いつつ、それでしわ寄せが来た〆切直前仕事に、その後ヘトヘトになったのでした。

|

« なかなかブログが更新できないわけ | トップページ | 菊ちゃん情報? »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« なかなかブログが更新できないわけ | トップページ | 菊ちゃん情報? »