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2014.06.29

「てっ、おとうやん!」

6月28日(土)「第14回 太宰を聴く 〜太宰治朗読会〜」 14:00〜 於・三鷹市芸術文化センター星のホール

朗読/伊原剛志
(三鷹市長挨拶、第30回太宰治賞受賞者挨拶)
「親という二字」「美男子と煙草」ーー休憩ーー「犯人」「黄金風景」

入り口でもらった今日のプログラムに、過去の朗読会のリストが載っていた。第1回は久米明氏、それから毎年、多彩な顔ぶれで続けられて来た。第2回の平野啓子さんを除いて、俳優の方。田口トモロヲ、大杉漣、伊武雅刀……個性的な顔ぶれである。
*とリストを見ていて、あれ?計算が合わない、と思ったら、平成22年はなかったのか。

私がこの前聞いたのは長塚京三さんで、それは平成18年。今回と同じく、市長は清原慶子さんだったな。でも、確かその時はステージの上で、太宰治賞の授賞式があったんじゃなかったかな。松田哲夫さんを見かけた記憶もある(太宰賞は筑摩書房だからね)。
今回、ステージは幕がしまっていて、市長はその幕の前で、「太宰治が生きたまち三鷹」について語った。そして、今年の太宰賞受賞者・井鯉こまさんは、挨拶というより、財団の方が聞き手となってのインタビュー。
そして、幕が開くと……。

おやまあ、舞台の上には立派なセットが。中央に縁側のある民家、その上手にはいかにもその家の庭らしく、大きな木もあって、趣あるじゃん。 長塚さんの時は、(授賞式が行われたくらいだから)そういうセットはなくて、椅子くらいだったかな)。

下手から登場された伊原さんは、紺の着物に兵児帯、素足に下駄といういでたち。読む作品一つずつ、場所を変えて、縁側で胡座だったり、靴脱ぎの石の上に足を置いて腰掛けてたり。縁側にはお盆に載った急須(というより小さい薬缶みたいの)と湯呑みがあって、ご自身で時々そこからお茶をついだりも。

優しい声で、わりとゆっくり読んでいくその声が、心地いい。聞いてる方も、おそらく読んでる伊原さんも、だんだん調子が出て来たんでは、という感じ。やはり最初は、そろりそろりに思えた。なので、休憩後の「犯人」「黄金風景」が印象深い。
作品の中では、「黄金風景」を読んだ記憶はあるんだけど、さーて、いつどこで読んだんだろ。

読み終えた後、しばしトークタイム。この方が楽と仰って、下駄をぬいで裸足で、
「花子とアン」のことから始まったんだけど、ポーズつきで「グッド・アフタヌーン」を ご自分は男の子3人なので、おとうやんには娘が3人いて嬉しいみたい。孫もできておじいちゃんになるんです、と。
その朝ドラとは全く別のタイプのドラマ「トクボウ」も並行して撮影していて、面白かったそう。二つが全く違う役であるがゆえに、切り替えられたという言葉には驚きそして納得。

ドラマなどで「父親役」をするのは今回の朝ドラが初めて! なるほど(笑)。

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