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2014.08.27

そして、わが母は

去年の秋に体調をくずして、ケアハウスから同じ系列の介護施設に移った母、今年87歳。

施設はもともと桃畑だった広大な場所に、クリニック、リハビリセンター、グループホーム、ケアハウスなどと一緒に建っている。
でも根本的に地価が安いから、首都圏と比べると費用は大違いだと思う。
あ、月々の経費はほぼ変わらないかも、だけど、入居金の類とかね。
老後は田舎かもしれない……。

まぁ、田舎ゆえに、入居者に知人がいたりするのも、よしあし。
先日ここで亡くなった(最後は病院)私の友人の父親など、市長を3期務めた地元の有名人で、弱った姿に、「あの人が……」となってしまう。
でもそう言ってる方も、別の人から見れば、また同じ、なんだよね。

義母の施設でも思ったけど、だんだん衰えていく人しかいない、というのは、けっこう厳しい。
「あの人、私が入った時には普通に話せたのに」などと思うと、気持ちがくたっとなってしまうらしい。

それと母の場合、本人はしっかりしてるつもりだから、ケアハウス時代のように、一人で外出したいのに(近くの郵便局や美容院)、今は不可能。
職員さんが必ず付き添う、となると、遠慮しちゃうんだよね。

自宅で暮らせてたら、と思うことはあるけど、まぁ、モロモロ安心を買っていると割りきってる。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ドイツ旅行、お疲れ様でした。旅行記、楽しく拝読しました(ここで、まとめてのコメントでごめんなさい)。おつりじゃらじゃら、まったく同じ経験をしましたわ。

お母様はお身体だけがご不自由だから、おつらい面が多々あるかもしれませんね。私は将来の自分を重ねてしまうので、なかなか割り切れません。きびだんご様を見習わなくては。

母の施設でも亡くなる方、衰えていく方が少しずつ増えていっています。同じユニットで暮らしていると家族同様の感情が湧いてきますので、「あの人が…」と思うのはほんと厳しいです。お母様のお気持ち、よくわかります。

ペコロス歴は浅い私ですが、新聞を見て、お疲れさま、安らかにと祈りました(ここでも、コメントまとめて失礼)。

投稿: SwingingFujisan | 2014.08.28 14:21

同期入社だった友人の娘さんが大学でリハビリを専攻して理業療法士を目指してるんですが、先日その友人のバレエの発表会を見に行って隣席で一緒に見たその子と話したら、実習に出てちょっとショックだったらしいんです。
本人は、リハビリ=怪我が治って元の健康な状態に戻るという認識だったらしいのですが、需要として圧倒的に多いのは、もう元のようにはならないけど、これ以上悪くならないように頑張るお年寄り。それがメンタルにつらいみたいで。
これ以上良くならないっていうのを、習い事にあてはめて、これ以上巧くはならないけどレッスンを続けるってのと似てるかしら?違うかしら?なんて話したんですけどねー
下り坂は、ゆるゆるだんだんと受け入れる方がいいのか、それともギリギリまで頑張って崖を飛び降りる方が諦めがつくのか…私は80過ぎて大病しても今のところ元気でいる親より我が身の方が気になってきたところです。

投稿: 猫並 | 2014.08.28 14:37

SwingingFujisanさま
こんばんは。あれこれコメントありがとうございます
おつり、ほんとに困りますよね。もうちょっと区別つきやすくならないものかしら。1セントや5セントも細かすぎて困るけど←全部寄付してスッキリ。

老いていく母親に自分を重ねて、イヤになる、ということは、私もよくありますが、さしせまった恐怖感みたいなものはないのかも。ただ親が元気だった時には、「年取ったら子どもに返る」ということが、表面的にしか受け取れなかったのに、今は日々実感してる気がします。身体的なことばかりじゃなくて、とにかく褒めてもらいたいとか自分を主張する、周りがほんとに見えない……子どもじゃん!と。うーん、いつか来る道なのか。
ペコロスを読んでも思うけど、息子って絶対に母親にやさしいですよね。娘はいつまでも厳しい

投稿: きびだんご | 2014.08.28 22:28

猫並さま
理学療法士! こう言ってはなんですが、将来的にも需要はいっぱいありますよね。でも、確かに若いお嬢さんには精神的に厳しい部分もありそう。若い時って、頑張れば頑張るだけ上向き、って自然に思ってませんでした? それと、せいぜい現状維持のために、というのでは大違い。おまけに、頑張りたくもない人だっているし(うちの父がそうでした)。
でも、やっぱりとても必要とされる存在だし、がんばってほしいです。私のイトコの女婿は、子ども2人いながら日本郵便をやめて学校に行き、今春から理学療法士になりました。確かにノルマとか大変そうな郵便局より、ここで決心してよかったじゃない、なんて言ったのでした。

猫並さんのお母様、大病されてもお元気そうでなによりです。高齢での手術などはやはり心配ですものね。
我々は……まぁ……なるようになる、ですよ

投稿: きびだんご | 2014.08.28 22:45

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