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2014.08.10

倉橋由美子作品の朗読会

8月8日(金)「夜の入り口  倉橋由美子翻訳『星の王子さま』の夜」  19:30〜  於・新世界

星の王子さま byサン・テグジュペリ  訳/倉橋由美子
出演/鈴木杏、村岡希美、永井秀樹  演奏/鈴木光介

倉橋由美子作品の朗読会「夜の入り口」。今回は今までと少し違って、池谷のぶえさんではなくて鈴木杏さんの登場。そして、作品もオリジナルなものではなくて翻訳という、ちょっと趣向の違う一夜となった。
こちらの予定を先に入れていたから、じゃあその前に渋谷で「War Horse」を見よう!となったのでした。ヒカリエを出て都バスで六本木まで(このルートが前知事が鳴り物入りで始めた深夜バス路線なんだっけ)。ついでに六本木交差点近くの三井住友銀行で、旅行に備えて外貨両替も完了。
まだまだ時間があるから、予定ではサントリー美術館でボヘミアングラスを見ようとしてたんだけど、観劇後でボンヤリしたくて(気持ちを落ち着けたくて)、ミッドタウンの椅子に座ってノンビリ。こういうことができるのが、ミッドタウンのいいところ。空間も広々してるしね。買う物がない、というのは、申し訳ない。

開場時間の少し前に新世界へ。ちょうどEXシアターがハネたところで、若い女の子の集団と対向するハメになって、歩きづらかったよ〜。早めに並んだ甲斐があって、今回は前で聞いたのでした。料金2500円+ワンドリンク注文の白ワイン600円也。

演奏の鈴木光介さんは前にも演奏されてた。今回は初めに少しトランペットのほかは朗読の伴奏としてのピアノと、インターバルの「サン・テグジュペリの手紙」の歌。鈴木さんが曲をつけたオリジナル。

朗読は鈴木杏ちゃん(どうしても、ちゃん付けしたくなる)が、王子さま。村岡さんが、ト書き部分と薔薇を、永井さんはその他の様々な役(王子の相手)。
全く、鈴木杏ちゃんだからこその「星の王子さま」だな、と。そしてあの若さで伊達に長くやってんじゃない、ってのも感じた。声が当然、若いんだけど、いたずらっ子のような捉えがたい雰囲気と、確かな読み! 感心した。
それと対照的な村岡さんのクールさ。ピシッとするんだね。そして永井さんのふわっと優しい感じ。コンビネーションがとてもよかったのだと思う。

倉橋訳の「星の王子さま」は、宝島社の文庫があって、私も持っている。一時、いろんな訳が出たのは、定番・内藤濯訳の著作権が切れたからだっけ。
目で文字を追うのとはまた違う、想像の広がる世界を楽しんだ。そして、確かに、「王子さま」であっても子ども向けじゃないじゃん、と。

この「夜の入り口」が、細くとも長〜く続きますように。

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