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2014.10.01

久々、マチソワ敢行!

9月30日(火)
背信」  14:00〜  於・東京芸術劇場シアターイースト
小指の思い出」  19:00〜  於・東京芸術劇場プレイハウス

もうねぇ、できるだけハシゴはやめようと思ってるの! 観劇の後で美術館に行くのさえ自粛気味ですもん。それなのに今日はマチソワですわよ。

  もともと、「小指の思い出」のチケットは持っていた。随分早くに、次の「半神」とのセット券を割引で買ってたから。そうしたら、「背信」をもう一度見たくなってしまい、同じ池袋だし、ここに入れちゃえ!となったの。

本日、「背信」は東京公演の千秋楽。 これは2回見ることができて、正解だったと思う。前回、贅沢にもあまりに舞台に近かったがゆえに、(もちろん初見でもあり)ゆったりとは見られなかったけど、今回は少し引いた位置からいろいろ考えながら。引いた位置、と言っても、H列のセンターブロック(右寄り)だから、最適なくらいじゃないかしら。一応、ぴあとイープラスの席を見比べて購入(手数料無料にて←発券料は必要)。

前回の感想でも書いたけど、舞台上では時が遡っていく。だけど、全てが逆回りなわけでもない。たぶんクライマックスの、ヴェニスで妻の裏切りが発覚→それを知っている状態で夫が親友(妻の不倫相手)に会っている、この2場は逆回りではない。だからこその緊張感…夫は知っているが、友人はそんなことになってると夢にも知らない。そして二人はいつものように会話しているのだ。

ま、身も蓋もないことを言っちゃえば、不倫は美男美女じゃないと似合わないわよね、そして、どんなに熱くなっても続かないのよ、という恋愛における真理も見出すのですわ(笑)。

私は長塚さんの選ぶ海外戯曲は好きかも、とも思う。とにかく演じた役者3人は素晴らしい。それとレストランの給仕として、日本語のできるイタリア人が出てるのも、舞台上の空気が変わる以上の効果がある気がする。

「小指の思い出」は、野田秀樹が30年も前に作った作品を、当時の彼とほぼ同い年の藤田貴大が演出。オリジナルを見てないので、もちろん私には比較はできない。が、確かにエネルギーが溢れててワケわかんない野田さんだなー、とは思う。これについては、また書けるようなら……。

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演劇」カテゴリの記事

コメント

久しぶりに書き込みさせていただきます。

私は、「背信」は9月28日(日)、「小指の思い出」は29日(月)に見ました。

「背信」は、仕事の区切りの翌日で、起きていられるか不安だったのですが、ずっと緊張して耳を澄ませていて、最後まで集中できていた(させられるような舞台だった)みたいです。
すべて知ってるように感じられる長塚さんの演技が不気味でした。
とてもよかったです。

「小指の思い出」は、イープラスからちょっぴり安く買えるよのお知らせが来て、えいっと行ってみたものです。
私も、遊眠社のほうは映像などでも見たことがなくて、言葉が自分の耳に届く前に次の言葉が襲ってくるような、思考も気持ちも気分も、どうにも、収まらないような若い?野田さんをぼんやり感じたりもしましたが、今、ひとことで言うと、「難しかった」、です。

投稿: ポンジュース | 2014.10.01 13:57

ポンジュースさま
「背信」はご覧になったかな〜と思ってました
連日、池袋だったわけですね。まぁ、その方が……。
あ、「小指の思い出」は初日でしたか

「背信」は、ありきたりなストーリー(言っちゃえばネ)を、あんなふうにできるんだ、ゾクゾク、という感じでしょうか。長塚さん、確かに、あとを引く不気味さですね。
また、これ!という戯曲と出会ったら、葛河思潮社として、じっくり取り組んでほしいな、と強く思ってます。

藤田さんは、ほんと注目の若手演出家。リフレインも特徴の一つのようです。映像の多用がやや苦手なこともあり、正直、わわわと思ってるうちに終わってしまったかな。
松重豊さん、もっと舞台で見たいですわ

投稿: きびだんご | 2014.10.01 21:51

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