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2014.10.06

雨の午後にはクラリネットを

10月5日(日)  「ストツルマン&塩谷哲  Back  to  Bach」  14:00〜  於・調布市グリーンホール 大ホール

リチャード・ストルツマン(クラリネット) /塩谷哲(ピアノ)
第1部:バッハ
インヴェンション第1番、ゴルトベルク変奏曲より、半音階的幻想曲とフーガ(ストルツマン)、G線上のアリア
第2部:ガーシュイン&モンク
ポーギーとベスより、Well, You Needn't  ほか

  ピアノの塩谷さんは、たぶん1990年代にバイオリンの金子飛鳥さんのライブで何度か聞いてる……と思う。その後、何回かコンサートに行きたいと思ったりしたけどなかなか日にちが合わず、やっと。それが調布なんだから、おもしろいものですわ。そんなわけで、クラリネットの人と一緒のコンサート?というくらいの認識だった。
*塩谷哲(しおのや さとる)さんは、ちょうどいま、NHK「趣味 Do楽」でピアノを教えてます。

クラリネットの音色は好きだけれど、それだけを聴くということはないし、もちろんストルツマンという人についても知らなかった。けど、すごい人だったんですね。クラシックだけじゃなくジャズも、というあたり、塩谷さんの活動とも重なるのでしょう。でも、ご本人は極めて気さくというか、お茶目!  壇上で四方にお辞儀したり(つまりお尻をむけたり)、日本語の単語を喋ったり。トンカツがお気に召したそう。長めの白髪も印象的。

演奏はまずバッハから。インヴェンション1番て、ピアノ習ったことがある人なら聞き覚えありすぎの曲。そこへクラリネットが重なると、ほんとに柔らかくて明るくなるんだなぁ。第1部、ストルツマンのソロ曲以外は、ほんとお馴染みのもので、地方都市の観客にとても優しい。こんなふうに楽しめると、次へつながると思うな。

第2部は一転、ジャズバージョン。……とはいえ、第1部でもそんな雰囲気はあったのだけれど。塩谷さん作曲(作曲科出身ですし)のピアノソロ「Deep  Affection」からスタートして、そのままストルツマン登場でガーシュインへ。そのあと、モンク2曲とパーカーの曲では、ほんとノリノリのセッションというところ。

アンコールでは、続けて2曲。インヴェンション6番と、ストルツマンがとても気に入ってるという塩谷さんの「Life with You」。これ、詞をつければいい、とのことで、ほんとに喋ってたなぁ。

というわけで、台風前日の雨の午後、がんばってホールに来た人も(私のように近くの人も)、その甲斐があったのでは。雨を吹き飛ばすような穏やかな楽しい曲たちでした! クラリネット、いいわ〜。

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コメント

こんばんは。

天候が不安定なときは、交通機関の心配をしなくてよい地元での公演っていいですよね。
塩谷哲くん、オルケスタ・デ・ラ・ルスの頃から気にはしているのにまだ生演奏を聴いたことがありません。なぜ「くん」付けなのかというと、高校の後輩なのですわ♪

ぢつはクラリネットの音色も好き。こういう公演にもちゃんとアンテナのばしとかないといけないなぁ。

で、台風一過の明日は、先週3階で見て「近くで見たい!」と思って勢いで1等をとっちまった歌舞伎座夜の部へ行くぜぃ!のからつぎでした。

投稿: からつぎ | 2014.10.06 20:40

からつぎさま
あらま、塩谷さんが高校の後輩だったとは なら塩谷くん
でも、難読名前ですよね。しおのや、はマスターしたけど、さとる?さとし?と、考えちゃって、放っておくと「さとし」にしちゃう。
ほんと、なかなか生で聴くタイミングがないけど、今回はラッキーでした。地元だから尚更。

歌舞伎座・夜の部、すごくいいタイミングじゃありませんか。お天気の心配なしね。私は……行ける日があるかしら。「鰯こえ〜」

投稿: きびだんご | 2014.10.06 22:48

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