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2015.01.16

野村狂言座に復帰!

1月16日(金) 「野村狂言座」 18:30〜 於・宝生能楽堂

解説・萬斎
素囃子「神舞」大鼓・原岡一之、小鼓・森澤勇司、太鼓・小寺真佐人、笛・藤田貴寛
「夷毘沙門」夷・深田博治、有徳人・竹山悠樹、毘沙門・高野和憲
「千鳥」太郎冠者・石田幸雄、主・月崎晴夫、酒屋・萬斎
ーーー休憩ーーー
「若菜」海阿弥・万作、果報者・高野和憲、大原女・内藤連、中村修一、萬斎、飯田豪、岡聡史

年4回公演の「野村狂言座」、今回が平成27年の初回、トータルでは第69回でした。6年ぶりに年間チケット(中正面)を買ったので。というのも、6年前の4月、この野村狂言座を見に行って、確か一番見たあとの休憩で携帯を見たら、義弟が亡くなったとの連絡が入ってたの。えっ!? アタフタ……。
それからは野村狂言座、というより宝生能楽堂に行く気になれなくて、今に至ってた。でもまぁ、そろそろ、というわけで。

行かなかった6年の間に、宝生能楽堂は椅子も床も綺麗になり、座席番号も通し番号になってた。そして、知ってはいたけど、実際の開演=18時45分の前に、15分の解説タイムが。
今日の萬斎さんは、とばしてましたねー、喋る喋る(笑)。本日の演目を順に解説していくんだけど、「若菜」の時にはついに「疲れてるんでしょうかね。喋りすぎ。誰か止めて」なーんて。この時には、いわゆる男色の形容で「ホモホモしい」あるいは、(鳥刺しで)鶯はまさにそれを示す、など。ええ、知識を得ましたです。
いつも充実のパンフレット(野村狂言座のみならず、ござるでも何でも主催の会では)にも、いろいろ解説はあるけれども、演者の立場からもお伝えしたい、とのことで。

素囃子の「神舞」に始まり、新年らしい明るい曲が並んだ。

「夷毘沙門」は、金持ちの男の美しい一人娘の聟になるべく、鞍馬の毘沙門と西宮の夷が、それぞれ立候補して相手を論駁しようとする話。神さまはどちらも面をつけている。……これ、後半ちょっと沈没しちゃった。そんなにながくなかったのに。

「千鳥」は解説でも、大蔵流と比べても面白い。ただし、あちらが軽くて短めなのにたいして、長くてネチネチしてる、とのことで。そういえば茂山さんチのを見たことがあるわね。
石田さんの太郎冠者の奮闘ぶり(なんとかお酒を持ち逃げしようとする)は、応援したくなる。そして「ちーりーちーりや ちーりちり」のメロディは確かに耳の奥に残っちゃう。

「若菜」は、なんだろう、ストーリー的な部分とともに、謡や舞も堪能できる素敵な曲なのね。初めて見たんじゃないかな……自信ないけど。これはもう、万作さんに尽きますわ。足腰も声も(謡の途中はちょっと苦しいものの)、どれだけ日々鍛錬されてるのでしょう。

そう慌てずに、水道橋駅に行ったら、ちょうど21時ちょうどの三鷹行きが入ってきて、ラッキー

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