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2015.02.24

カトケン・シェイクスピアの世界に遊ぶ

2月23日(月) 「ペリクリーズ」 14:00〜 於・本多劇場

(加藤健一事務所35周年記念 vol.92)
作/W・シェイクスピア 訳/小田島雄志 演出/鵜山仁 出演/加藤健一、山崎清介、畠中洋、福井貴一、加藤義宗、土屋良太、加藤忍、那須佐代子ほか

見に行きたいな、というくらいだったのに、よしっと予約したのは、蜷川ハムレットを見た後。なんとなく、もう少しシンプルなシェイクスピアが見たくなったから、と言ってもいいだろう。その直感は当たってた。出演者総勢11名が、主役ペリクリーズのカトケンさん以外は、一人何役も演じ、舞台は天井から吊り下げられた大きな布が効果的。本多劇場だからこその、役者との距離感だった。

シェイクスピアのロマンス劇はわりと好きなのよ〜。と言いながら、原作も読んでなければ、舞台を見るのも初めてで、ついていけるのか?ではあった。でも、語り部・詩人ガワー(福井)に導かれ、ペリクリーズの長い長い旅に、無事に同行できたのでした。

今までに見た「冬物語」「テンペスト」でも、いろいろ不思議なことが起こったけど、この「ペリクリーズ」はすごいよ。死者がよみがえるのだから。400年前も今も、そんなせつない望み、夢、みたいなものは変わらずにあるんだな、と。
舞台がシンプルで、役者の声がストレートに届く、そんな中で、想像力を駆使して見ていると、不思議に爽快な気分にもなってくる。いっとき、様々な憂きことを忘れて「ペリクリーズ」の世界で遊んでる、って感じかな。もちろん、力のある俳優ぞろい、というのも大きいと思う。

見終わったら、少し優しい気持ちになれるような、そんな舞台でした。

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