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2015.03.17

スーパー歌舞伎な喜劇を見る

3月17日(火)  「スーパー喜劇  かぐや姫」  16:00〜   於・新橋演舞場

(エグゼクティブ スーパーバイザー:市川猿翁)
作/佐々木渚  演出/齋藤雅文   出演/藤山直美、上條恒彦、水谷八重子、市川笑也、市川猿弥、市川月乃助、市川春猿ほか

  今週はわりと暇にしてるはずだったのに、ついついいくつかお芝居のチケットを取ってしまった。これも、うっかり松竹webを覗いたら、3階上手コーナー、通路脇がポコンと残ってたので。ま、単純に楽しそうだし、と。

  開幕、いきなり大勢での歌から始まるんですもの。あれ?ミュージカルでしたっけ、と思ってしまった。日輪の王を父に、月の女王を母に持ち、やがては月の女王となる運命のかぐや姫が、流刑により地球に落ちてきて……あっという間に成長したところから、お話は本格的にスタート!

喜劇に寄ってる部分では、ケラケラと笑わせる。でも、しっかり歌舞伎のシーンもあって立ち回りやら見得やらも。オモダカヤと声もかかってたな。
成長したかぐや姫(美しく、というより、縁起がいい、福をもたらす)への5人の求婚者は、手に手に「志らない」と書かれた傘を持ち、花道にずらり。その後、本舞台で「問われて名乗るもおこがましいが」が始まったり、パロディもふんだん。

  藤山直美を舞台で見るのは初めて……かも。大げさな演技と、程がいい部分とが、無理なく同居してる感じかなぁ。地球にやってきたかぐや姫をずっと見守り助ける月のウサギ、耳彦(猿弥)と赤目(春猿)が、またおかしい。特に猿弥!
そして、月乃助(帝の使い。京之介)が、徹頭徹尾カッコいい役なのよ。また見映えがするんだわ。

3幕構成で、第2幕は、手に手を取って駆け落ちしたかぐやと京之介が暮らす、江戸のお長屋。因業大家だの傘貼りだの、すっかり世話の世界で、帝はどうしたんだね、とか思ったりして。

そうしたら第3幕は宮中でありまして、今度は「カマタリ」という左大臣が出てくるもんで、若干頭が混乱しましたです。いや、単なる名前だし、こんなことで引っかかってはいけませんですよ。

とにかく舞台装置も大がかりで綺麗だし、宙乗りもサービス満点。これはかぐやが月に帰るので、耳彦も一緒、ほんと猿弥さんって達者だわね。

予想以上に歌舞伎な部分があったのには驚いた(スーパー歌舞伎だから……なんとなく教訓っぽいフレーズも。これって偏見)。そうねー、オモダカヤ目立ってた、というところ。

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