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2015.03.21

染五郎の松王丸!

3月20日(金)   「三月大歌舞伎」 夜の部   16:30〜  於・歌舞伎座

菅原伝授手習鑑
「車引」愛之助(梅王丸)、染五郎(松王丸)、菊之助(桜丸)、彌十郎(藤原時平)ほか
「賀の祝」〃  新悟(春)、梅枝(八重)、孝太郎(千代)、左團次(白太夫)
「寺子屋」染五郎(松王丸)、松緑(武部源蔵)、壱太郎(戸浪)、亀鶴(春藤玄蕃)、高麗蔵(園生の前)、孝太郎(千代)ほか

  初日に「賀の祝」までで力尽きてたんだけど、今日はもちろん夜の部だけだし、3列センターだし。ちゃんと見ましたですよ。

で、印象に残ったのは、「寺子屋」。特に染五郎と孝太郎かな。大げさすぎず、台詞でデリケートな感情がとてもよく表現されてたと思う。松王丸が小太郎の最期の様子を尋ねるあたり、私もそれまで普通に聞いてたのが、えっとなって姿勢を正しちゃったよ。「賀の祝」でも孝太郎の千代はいいと思ってたから、もう引き込まれちゃって。

  いっぽう、松緑は武部源蔵の役がとても好きらしい。思い入れもあるのでしょう……が、あんなにこわくなくてもいいんじゃないの、と、やや疲れましたです。一人空気が違うような。ま、緊張感をもって見られたのではあるけれども。
苅屋姫はどうもね、と思った壱太郎も、戸浪はまずまず。

ところで、どうしたことか、またもや「賀の祝」で、桜丸が出てきてから一瞬になった気がする。白太夫がいきさつなどを語っている間、桜丸は何も喋らず前を向いてるわけだけれど、ここがねー、なんか緊張感がないのよ。その後、もりかえすものの……。

愛之助の梅王丸、あの稚気の感じがとてもいいんじゃないかな。車引は単純に楽しかった。

*真後ろが、たぶん愛之助ファンの女性二人組。片方が、何も知らないもう一人に幕間に説明してるんだけど(耳に入っちゃう)、間違ってはないがけっこう適当で、時にいらつく。「ラブリンが松王に」など、なぜラブリンだけ役名じゃないとか。聞こえちゃうから席を立とうと思うと、足元にでかい荷物を置いてる人の関所を越えねばならず……。(でも、写真を見に行ったりしたよ)

*お弁当には横川駅「峠の釜飯」。ぐんまちゃん家の前を通りかかったら、店頭で売っていて、ついつい。さすがにちゃんとした容器入り(1100円)のじゃなくて、プラスチックの(900円)にした。

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