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2015.04.07

桜の季節の平成中村座

4月5日(日)  「平成中村座 陽春大歌舞伎」夜の部  16:30〜 

「妹背山婦女庭訓  三笠山御殿」「高坏」「幡随長兵衛」

友人がチケット取れるから、と言ってくれて、仲間3人で行くことに。……が、主に私の都合で、日曜なら5日しかない! となった。で、頼んだ後に、この日が法事になってしまって慌てたけれど、演目の好みから「夜の部」にしておいてよかった   なんとか竹ノ塚から東武線で浅草へ。電車が浅草駅に入る直前、鉄橋の上から、雨模様の中の桜が美しく見えて、名残惜しかったですわ。
平成中村座じたいが、勘三郎を偲んで、ということだけれど、それとは関係なく法事で黒のワンピースだった私  もちろん持参のジャケットで誤魔化したけど、ワサワサしてたから(時間的な余裕もなく)用意してた替えのアクセサリーもつけず、まあいいか。

席は椅子席じゃないとイヤ!な我々でもあり、竹席=1階の右サイド席前方でしたが、気楽に見られてよかった。花道もバッチリだしね。

チケットを人任せにしてたゆえに、でもあり、配役などをまったく把握していなかった。だから、役者さんが舞台に出てきて、いちいち驚くという……。でも、これって意外と新鮮
なので、三笠山御殿で七緒八くんが豆腐買いおむら(勘九郎)に手を引かれた女の子姿で出てきたときは、あら〜  ちょうど花道七三にいたときに後ろから「なおやっ」と声がかかり、そっちを向くなんてのも可愛かったですわ。台詞もあるしね。

花道といえば、幡随長兵衛で、唐犬の獅童が花道を駆けてやってくるところ、この右サイドから見ていたばかりに(?)、ちょっと呆気にとられるくらいに美しくなかった。ふだんそんなこと全く意識しないんだけど。獅童って顔が立派なので、ついそれでいいか(笑)みたいになっちゃうんだな~。

 七之助がお三輪と、女房お時という全く違うタイプの役を好演。いつの間にやら、綺麗で輝くばかりの女形に。
 勘九郎といえば、やっぱり「高坏」かなぁ。いやもう、勘三郎と思って見ちゃうから、ふさわしい演目だったといえるんでしょうね。最後に、舞台の後ろがパーッと開いて外の景色が見えるところも、隅田公園の勘三郎を思い出しちゃったよ。

 新悟、児太郎、鶴松、橋之助のところの3兄弟と、若手も活躍。みんな大きくなったよね・・・。

 そしてこれを見た翌日、小山三さんの訃報が。御年94であらせられましたか。私は1月に「一本刀土俵入」で見たのが最後だった。本当に最後まで舞台に出演して、そして必要とされる存在だったことが、なにより素晴らしい。ご冥福をお祈りします。

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コメント

インタビューに答えて七之助だったか勘九郎だったかが「小山三さんも死ぬんだとビックリした」と言ってたようなのを見たんですが、まさにそんな感じがしました。
だって、この中村座の配役にのってましたよね?休演しちゃって残念だけど、年も年だしな、と思ってたけど、なんかもう、死んじゃうっていう想像はなかったなーと。
今年になっても舞台上で元気な姿を見てたからこそ、そう思うんでしょうかねー

投稿: 猫並 | 2015.04.09 23:41

猫並さま
平成中村座の楽屋に、(いつでも出られるように)小山三さんの名札も下がっている画像を見ましたが……。それくらいお元気だったんですよね。ちょうど小屋が立ってる時、というのがまたなんとも、です(あの、勘三郎と並んでの口上を思い出します)。
もうお葬式も終わったというのに、なんだか信じられなくてねー。

投稿: きびだんご | 2015.04.10 01:32

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