« こんぴら歌舞伎、初見参 | トップページ | こんぴら土産 »

2015.05.01

芝居小屋には狐が似合う

4月26日(日) 「こんぴら歌舞伎」第2部 15:30〜

「芦屋道満大内鑑 葛の葉」時蔵(葛の葉)、松也(保名)、松太郎(信田庄司)、徳松(柵)ほか
「御所五郎蔵」菊之助、亀寿、松也、梅枝、右近、亀三郎、松緑ほか

さて第2部の席は、仮花道のすぐそば「いの3」仮花道が背もたれになるくらい。御所五郎蔵の時は、男伊達の皆さんがあまりに側(というより真上)だったから、先頭の菊ちゃん以外、ほとんど見えなかったよ〜。

さて「葛の葉」。保名が松也くんなんだ、としみじみしていたら、母の柵は徳松さんなのでしたわ。すっきりしたよい男で、これからがますます楽しみ。
こういうお芝居を芝居小屋で見るのは、独特の雰囲気があるなぁ、と。平成中村座の扇雀・葛の葉も蘇ってきた。……あれ? この時も保名は松也くんだっったっけ。なんか派手な演出が頭に残りすぎてるかも。

早替わりにせよ、「恋しくば……」を書くのにせよ、単純に驚いて楽しめる、いい雰囲気があるのだわ。だから、よりいい感じで見ていられる。芝居小屋ならではの楽しさと言えるかしら。いつもlこんな気持ちで見ていたいなぁ。
そうそう、時蔵・葛の葉の書く字は、丁寧でかっちりしてました。なんかねー、ちょっと成績の良い高校生の男の子を思い浮かべちゃう感じw

「御所五郎蔵」は、両花道でカッコいい(とはいえ、私は本花道の方しか見えないんだけど)。この時、パッと目に入った土右衛門・松緑が、いかにも〜な不敵な風情でビックリするくらい。
とはいえ、その後の五郎蔵vs土右衛門の応酬は、なぜどうして、と思うくらいつまんなかったんですけど……。皐月が梅枝くん、逢州・右近くんで、ふたりの成長ぶりを実感するものの。
幕が開いたときの、吉原仲之町のきらびやかな雰囲気こそあれ、それ以外は、なんだかね〜、地味なのよ。地味というより薄味、かな。

二人が切り結ぶところで幕となって、仮花道わきなものだから、とっとと外に出られた。6時半より少し前で、まだまだ明るかったよ。特急が8時過ぎでそれまで時間を潰そう……と思ったけど、もはや開いてるお店はほぼないじゃないの。どこでもいいや、と喫茶店でゴハンを食べて帰ったのでした。

|

« こんぴら歌舞伎、初見参 | トップページ | こんぴら土産 »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

「葛の葉」は小屋によく似合いそう。これが一番見たかった…。
「御所五郎蔵」はあまり好きな演目ではありませんが、薄味で面白みに欠けるというのは、若手には荷が重いのかしら。それにこういう演目は逆に小屋向きではないのかもしれませんね。

葛の葉は時さまが国立で初役で演じたから今回のこんぴらをぜひ見たかったのです そういえば第1部で書き忘れましたが、「伊勢音頭」も今年の10月に国立でやるんですね。

投稿: SwingingFujisan | 2015.05.01 10:36

SwingingFujisanさま
こちらにも、ありがとうございます
場所がらも、御所五郎蔵よりも葛の葉のほうが似合ってたのかもしれません。
時蔵さんは国立で演じられてたんですね。なかなか国立には行けなくて。そういえば、信田の森の場面では、最初、お面というか狐の口をつけてるんですね。私はこれは初めて見た……ような気がするんですが。それが一瞬にして消えちゃうのも、わっ、でした。
私は御所五郎蔵というと、どうしても、東日本大震災の時にかかってた、ということから逃れられません。私は当日じゃなくてその前に見ていたのですが、菊五郎ー吉右衛門でねぇ……。その五郎蔵を4年後に演じた菊之助が、吉右衛門の義理の息子になっていようとは

投稿: きびだんご | 2015.05.01 11:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« こんぴら歌舞伎、初見参 | トップページ | こんぴら土産 »