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2015.06.14

歌舞伎じゃないよ、鶴屋南北&河竹黙阿弥

6月12日(金) 「東海道四谷怪談」 13:00〜 於・新国立劇場 中劇場
6月13日(土) 「木ノ下歌舞伎 三人吉三」 16:00〜 於・東京芸術劇場シアターウエスト
(それぞれの感想は別項にて……の予定)

ねらったわけではなくて、はからずも2日連続で、お馴染みの演目をお馴染みじゃない手法で見た。木ノ下歌舞伎は、小劇場系、だけれども、ちょっと気になっていたので、初参戦。そうしたらまぁ、これが5時間超だったんですね(全3幕)。幕間が計35分。勇気あるチャレンジャーでした。

「四谷怪談」は、内野聖陽と秋山菜津子で、気になりつつもチケットは買ってなかった。中劇場だし、2階の安い席でいいかな、いつでもいいし……と思ってるだけでずるずる来てたの。そこへ結構安く見られるチケットを入手したので、急遽行ってきたのでした。
*これはマチネだけど、神奈川芸術劇場の「アドルフに告ぐ」も、同じ日のソワレで魅力的なお値段で出ていて、迷った。作品は見てみたい、高橋洋くんもぜひ見たい。が、KAATは遠いし、主役の成河くんがイマイチ苦手。で、結局やめたの。都内なら行ってる気がする。

どちらの演目も、歌舞伎好きならば何度も見ているもの。ゆえに、これを歌舞伎じゃなく(木ノ下歌舞伎の名はついていても)どんな風に見せてくれるのか、興味はこれに尽きる。

新国立劇場の方は当然ながら、ある意味オーソドックス。秋山菜津子以外の出演者は全員男性で、オジサン。出てくるだけで笑いを取るようなお梅(有薗芳記)とか。暗いウツウツとした話だから、息抜きっぽいのかなぁ。でも、かわいい系の女優を使わない理由がよくわからない。

いっぽう、木ノ下歌舞伎は、衣裳からしてうわぁ! お嬢吉三は黒いテロテロのビニールっぽい振袖を短く着て足元はスニーカー、とか、お坊はキャップを逆にかぶってるとか。ま、だんだん慣れてきますがw
こちらは、もともと原作にある、廓話(庚申丸を持っていた木屋と、吉原の花魁の物語)をきっちり入れてるので、大川端庚申塚の場までが長かった! 第1幕は割下水伝吉の場で終わるけど、1時間45分だもん。

どちらも、特に有名な場面をどう演じるのか、が一番気になるところ。これに関しては、自由な分だけ、木ノ下歌舞伎の手法が面白い。わりとさらっと、あえて口語調だったり。

何にもせよ、古典ってのは、いかようにも料理してみせます、って意欲を、掻き立てられるかしらね。

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コメント

木下歌舞伎は、いつも作者(主催者?)がガンガン押しのツィートしますよね…それを読んじゃうせいか、押され過ぎて手が出ないというか、先に満腹になっちゃうというか…ま、見られないところでやってたんですけど…でも今回は芸劇なのに、やっぱり気持ちが引いちゃって。
新国立を見るなら、そっちにすれば良かったですかねー

投稿: 猫並 | 2015.06.14 22:30

猫並さま
ツィートのことは全く知りませんでした! 5時間ってのも、直前まで知らなかったし(わかってたら、ひるんでますよ、きっと)、それが幸いしたんでしょうかね。
幕見もあるんですよ、これが。第3幕、もう1回見てもいいくらいだけど、木屋と花魁(と妻子)の場面が、ちょっと近松の出来すぎた女房登場みたいで、イヤなんですよねー。

投稿: きびだんご | 2015.06.14 23:14

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