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2015.07.07

菊之助・初役の碇知盛

7月5日(日)  「歌舞伎鑑賞教室」  14:30〜  於・国立劇場  大劇場

解説「歌舞伎のみかた」萬太郎
「義経千本桜」渡海屋の場、大物浦の場
菊之助(渡海屋銀平 実ハ知盛)、梅枝(お柳実ハ典侍の局)、萬太郎(義経)、右近(入江丹蔵)、亀三郎(相模五郎)ほか

  いやはや。鑑賞教室の演目と出演・菊之助、というのだけが出た段階で、はっ?なんですって⁉︎  ではありましたわね。もちろん、と言いましょうか、中村吉右衛門=監修と、配布されるプログラムにも書いてあります。
  そんな風に、何ヶ月も前からビックリしていたんだけど、当日のビックリは、音羽屋の番頭席に純子ママだけじゃなくて瓔子夫人と和史くんもいたこと  奥さまはこのところ歌舞伎座でも全くお見かけしてなかったのに、いまここで、ですか、という感じ。臨月ですよね、たぶん。薄いピンクのお着物をお召しでした。和史くんは初めて見たけど、凛々しい系のお顔かしら(あんまりジロジロは見らんないからねー)。とまぁ、客席に着く前にあらら〜。
  席は8列25(花道寄りの通路際)なので、ちょうどいい感じ。日曜だから小学生が多いの?と思ったら、何やら子供向けのイベントがあったもよう。でも、大人よりよっぽど「いい子」で見てるよね〜。
 

歌舞伎のみかた、萬太郎くんは暗転ののち舞台が明るくなったらば、回り舞台&せりとともに登場。まだ正面に着いてない(照明も薄暗い程度)ところで、はや「よろずや!」と声がかかったりして。
解説はいろいろ趣向をこらす時もあるけど、今回は大変にオーソドックス。全部暗記したのね な台詞は、明瞭でしたわ。竹本、太鼓、付け打ちの実演で、萬太郎くんも見得を実際にしてみせたり、男女の走り方の違いなどを。そして、この後の渡海屋・大物浦のあらすじ紹介。

さて、渡海屋。下女の役で菊三呂、徳松が出ていて、なんだかちょっとほっとする。……が、どうも菊之助の役ばかりが気になっている私でした。銀平の拵え(厚司というのね、船頭などが羽織る上着←パンフより)がとてもよく似合ってた。そして声もずっしり立派。
相模五郎の魚尽くしや、お柳の長台詞は、ちょっと乗れない感があった。

  梅枝は、典侍の局になってからの方がよかったな。十二単も顔立ちに似合うし。安徳天皇を抱いて、もはや入水、というところでの「安徳帝の御幸なるぞ」は、わっ玉三郎そっくり  そういえば、玉三郎に教わったのよね、とここで思い出しましたです。
菊之助・知盛が深手を負って登場!の時、こんな隈取りだったっけねー、と。あんまり記憶にないのですわ=いつもはそれほど顔に注目してないから 目のあたりもかなり壮絶さ強調。
とにかくここは特に見ていても力が入っちゃって(息づかい一つおろそかにしない、って感じなんだもん)、終演後にどっと疲れが。

  安徳天皇役の子が、とてもよく通る声でよかった。
そして、ほんらい團蔵の弁慶でピシッと締めるはずが、怪我のため休演。菊市郎の代役となった(四天王が3人に)。やっぱりねー、どうしてもねー

とりあえず1回見て、後は様子を見て買い足すかな、という目論見でいたのに、チケット完売ですか?  戻りも出てるそうなので、チェックしようかしらん。というのも、なんかもうちょっと気楽に見たいのよ。ほんとグッタリしてしまったので。

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