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2015.08.02

再見・トロイラスとクレシダ

8月1日(土)

世田谷パブリックシアターの会員割引は、S席にしか適用されない。ケチ、とおもうんだけども仕方ない。シェイクスピアだし、浦井健治くんだし、と、2回見ることにしてチケット確保。3階1列のほぼセンターくらいから。両隣は、一人で観劇の男性……ソニンちゃんのファン、かもしれない。ふたりとも双眼鏡、持ってた。(私は失くしてしまって、まだ買ってない)

上から見ると、円形舞台の後ろの階段が迫力 上から吊り下げられ、いろいろに変化する幕の全体もよくわかった……けど、これの根本的な意図まではわかってない。パーティションめいて使われる以外は。
それはともかく、人物がちゃんと把握できてたから、前回よりはるかに楽しんで見ることができた。まぁ、そうでなければ2回も見るのは時間とお金の浪費だわね。そして、明瞭なソニンの発声にも改めて感心。浦井くん、力込めすぎて時に聞きづらいことも。これって遠くから見てるからよけい感じることなんじゃないかしら。

前回、文学座の方々にわりと気持ちが行ってた感もあるけど(何しろ横田さんはああだし)、余裕のある今回は、岡本健一、吉田栄作を、自然に注目してた気がする。出で立ちも、何もかも正反対なふたりである。その重厚さと軽妙さ。
それにしても、難しいのは「取り持ち」役のパンダラス(渡辺徹)だと思う。ストーリーの展開上はあまり必要ないかのような役なのに(そりゃあ、取り持つのではあるけど)、饒舌だし、現代の価値観じゃ、??でしかない数々。でも、その引っかかりが、ギリシア世界と今をつなぐのかもしれない。

公演パンフの小田島雄志&河合祥一郎の文章は、このお芝居のことを反芻するのに、とても役に立った。

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