« 「月の獣」再見 | トップページ | 十一ぴきに再会 »

2015.10.13

初めてナショナル・シアター・ライヴを見る

10月11日(日)  「スカイライト」18:40〜   於・吉祥寺オデヲン

作/デビッド・ヘア 演出/スティーブン・ダルドリー 出演/ビル・ナイ、キャリー・マリガン、マシュー・ビアード

Cnx2am0veaqbgeo

  ナショナル・シアター・ライヴは見に行きたいと思いつつ(シェイクスピア劇をやってる認識)、なかなか実現せず。

シェイクスピアじゃない「スカイライト」「 ザ・オーディエンス」もとても面白そうなんだけどTOHOシネマズじゃなく、そのあと池袋は行けるか⁉︎というのもダメで。ガックリしてたら、なんと「スカイライト」は吉祥寺で上映。休日の夜、ホイホイ見に行った。やっぱり気楽に行ける場所って、うれしい。

舞台の映像化で、編集はナシ。文字通りライヴ映像らしい。カメラワークが素晴らしくて、ほんと引き込まれる。今年のトニー賞のリバイバル作品賞を受賞。主演女優賞などにもノミネートされてたよう。

舞台なので……休憩が20分。スクリーンの左下に、休憩の残り時間が秒単位で表示されてる。また、第2幕が始まる前には、作者インタビューがあって、それを会場で聞いてる観客の反応なんかも入ってた。このインタビューも面白かった。

登場人物はわずか3人。同時に舞台の上にいるのは2人のみ。かつて不倫関係にあった男(社会的には成功していて、妻をガンで1年前になくしている)と、若い女性(男の妻とも親しくしていてその関係が露見したことで去っていった。今は教育困難校で教師をしている)、そしてその男の息子(18歳)。最初、この息子が突然、彼女のアパートに現れるシーンから。最初と最後に息子が登場するけど、あとはガッチリこの男と女。会話のなかから、どういういきさつがあって何がが起きて、今に至るのかがわかっていく。

 2人は一度は関係を取り戻したかに思えたのだけれど・・・。彼がよかれと思って言う言葉が、彼女には絶望。ほんとわかってないよね!と私も思う。いい人、だからなおさら。

 なんにもせよ、正味2時間余りをだれることなく。表情のアップなども美しくて。あるいは彼がカッカきて紅潮する様子、とか。大きなスクリーンならでは。また舞台美術も秀逸。これはちょっと今まで見たことない。

 実のところ、テレビの舞台中継や、DVD化されてるものを見ることはあるけど、そんなに好きじゃなかった。むしろ、舞台ではあんなに気に入ったのにどうして家のテレビでは見続けられないんだ、ということも。
 でも、これなら私でもOK。スクリーンで見ることのよさと、後はやっぱり映画館という邪魔されない空間だからでしょうね。ビル・ナイ、渋くてかっけ~
 あ、字幕なんだけど、会話がワンセットで表示されてるから、問いかけと答えが一緒に(先に)読めちゃって、ちょっとイヤ。ええ、字幕不要なら問題ないんですケド。

 ところで、もう1本の「ザ・オーディエンス」(トニー賞受賞)のことをなんとなく見てたら、主演の女優に見覚えありすぎ。そうか、ヘレン・ミレンだったのか。また上映してくれないかなぁ。彼女が主演した映画(私が飛行機の中で見て気にいったもの)は、「黄金のアデーレ 名画の帰還」というタイトルで、11月に上映。その前に、東京国際映画祭でも上映されるんだけどね。乞うご期待(既報)

|

« 「月の獣」再見 | トップページ | 十一ぴきに再会 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「月の獣」再見 | トップページ | 十一ぴきに再会 »