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2015年12月

2015.12.31

ゆく年

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(羊はまだ退場しない)

2015年もあと1時間ほど。「うどんすき」の夕食で、年越し蕎麦代わり。なんちゃっておせちも作り終え、お雑煮用の八つ頭を蒸してノンビリしてます。
今年の観劇の総括をしようと思ってたのに、なかなか……。振り返ると、旅行したよ今年は、ですかね。長崎、広島。が、沖縄には行けなかった。
こんぴら歌舞伎と、内子座文楽にも行ったな〜。温泉でわいわい、というのが思いの外楽しかった。
オランダと、アウシュビッツ&ドイツ旅行もね。行ける時に、多少無理をしても行っとこう、という思いは一段と強くなった。

なんにもせよ、自分も家族も元気でいればこそ、こうして楽しめるわけで、今年1年の平和に過ごせたことはありがたいです。

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2015.12.29

句会に行ってみた!

12月28日(月) 「東京マッハvol.15 『ぽかと口開けて忘年会に出る』」 14:20〜 於・新宿グラムシュタイン

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↑選句用紙(控え)

出演者/山内マリコ(ゲスト)、堀本裕樹、長嶋有、米光一成、千野帽子

出版関係の友人に誘われて、ホイホイと行ってきた。俳句には全く縁がないのに、物見高いのにもほどがある。まあ、この東京マッハは「公開句会」で、誰でもウェルカム、なんだけどね。会場も決まってるわけじゃなくて、今回は大久保のライブハウス。今までで一、二を争う狭さだったもよう。

参加者は早めに行って、上に挙げた選句用紙に書かれた句から、特選(ベスト1)に☆、並選(好きな句)6句に◯、逆選(文句つけてやりたい句)1句に×をつけて提出する。
この時、出演者も控え室で同じ作業をしているわけ。

開会すると、まず出演者の方が順番に、自分の選句結果を発表していく。そして高得点(特選2点、並選1点。マイナスはなし)の句から、いろいろ意見を好きに言い合い評していき、最後には作者が明らかにされる。
今回は5人の出演者のうち4人が点を入れた句があって、それは自動的に作者がわかるというもの。
「毛糸編む私の水曜日は早い」(山内マリコ)
ゲストがトップ、だったのでした。この句、私なんか時間が過ぎるのが早いとしか思わなかったけど、いや朝の早くから、というのも勿論あって、そうか! ま、私は選んでませんが。

そうそう、句を詠む際には、前回のゲスト・穂村弘さんから課せられたお題があって、それがニューヨーク。なかなか難しかったそうです。それと「人名」を入れる、という縛りもあったんだって。ということも、後半に話の中で触れられた。ま、句を見てればそうだろうなとわかるけどね。

客席からの票も発表されて、ほんと和気藹々と、3時間ほどで句会終了。すごーく面白かったよ。

次回は3月上旬、なんと紀伊國屋サザンシアターなどという大きな会場で行われるんですって。

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2015.12.28

三岸節子展を見る

12月26日(土) 「生誕110年記念 三岸節子展 私は燃えつづける」 於・武蔵野市立吉祥寺美術館

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吉祥寺に行った時に、と思ってるうちに会期末! でも、ちょうど吉祥寺で忘年会をすることになったので、駆け込みで。
ここに書き忘れてたかも、だけど、吉祥寺美術館では秋に「伊豆の長八展」(鏝絵)を見てる。昔の吉祥寺伊勢丹、いまコピスの7階にある美術館で、入館料100円なのですよ。しかも65歳以上は無料。証明書がない人は生年月日を言ってました。太っ腹だわ
三岸節子(夫・三岸好太郎)……名前だけは聞いてるけど、今まで意識して見たことはなかった。1905ー1999。ほぼ20世紀を生きた洋画家で、女子美を首席で卒業後、華々しいデビューを飾る。しかし、1934年に夫と死別し、3人の子供を抱えての生活と制作活動。晩年、20年あまりはフランスで過ごした。

上に挙げたチラシの画像は、「花」と題された1989年の作品。そう、84歳の時のものである。サブタイトル「私は燃えつづける」……いや、そのエネルギーには圧倒されてしまった。


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2015.12.27

怪談/忠臣蔵

12月18日(金) 「通し狂言 東海道四谷怪談」 16:00〜 於・国立劇場 大劇場

発端「鎌倉足利館門前の場」〜大詰第4場「鎌倉高師直館夜討の場」
幸四郎(民谷伊右衛門/石堂右馬之丞)、染五郎(お岩/小仏小平/佐藤与茂七/大星由良之助/鶴屋南北)、亀蔵(宅悦/小林平内)、錦之助(小汐田又之進)、彌十郎(直助権兵衛/仏孫兵衛)ほか

またしても回ってきたチケットで、1階の右ブロックから。まぁこのあたり確かに1等Aだと今イチかなぁとは思う。
なぜに12月に「四谷怪談」?と思っていたら、「仮名手本忠臣蔵」の世界が背景にあるからなのね。つい怪談=夏、と考えちゃって……。今回は、特にその「忠臣蔵」の部分を強く打ち出した構成になっている。そして、最初に鶴屋南北がスッポンから登場して、そんな背景?を述べる、ってのはアイディアだわね。ま、私の席は花道を見るには不利だったので、最初、えっ?何、どこ、みたいになっちゃった。

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2015.12.26

キリスト教美術:降誕図

12月1日(火) 「キリスト教美術をたのしむ9 降誕節に」18:30〜 於・自由学園明日館

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「青花の会」講座:金沢百枝

24日の「クリスマス物語」で思い出したので、月初めに聞いた降誕図の話を。月1で開講されてる講座で、定期的に聞きたいのに木曜だからダメなのよね。でも、時に変則的だったりするとOK。

上の画像は配布された資料のごく一部。いま数えたら21枚あって、両面印刷なので全41ページでした。これを手元に置いて、スクリーンに大きく映される図を見ていくわけ。

漫然と降誕図を見るのではなくて、少しでも知識があるとまた違うんじゃないかな、と改めて思ったのでした。まぁ悲しいことに、たいていのことは右から左に抜けちゃって忘れるわけだけど、でも、一つでも残ってればそれでOK……と、自分に課するハードルはあまりに低い

キリスト教は当然として、仏教も神道も、ほぼ無知な私。でも、何か好きなことをとっかかりにして、楽しめればいいかなー。

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クリスマスイブにサントリーホールへ

12月24日(木) 「バッハ・コレギウム・ジャパンのクリスマス物語」 19:00〜 於・サントリーホール 大ホール

(サントリーホール クリスマス オルガンコンサート2015)
オルガン/鈴木優人 リコーダー&サクソフォーン/アンドレアス・ベーレン 合唱/バッハ・コレギウム・ジャパン&指揮/鈴木雅明

☆クリスマスキャロルのメドレー、音楽の散歩道(リコーダー、ジャズの即興演奏ほか)

☆クリスマス物語2015ver.(構成・演出・編曲/鈴木優人)
第1幕 受胎告知
第2幕 グロリア
第3幕 博士たち

調布音楽祭のプロデューサーにして、多方面で活躍中の鈴木優人さん(この頃、いやにあちこちでお見かけする気が)。肩書ありすぎでしょ、というくらいで、チェンバロ、オルガンの演奏はもちろん、作曲や指揮も。そんな中でも、一つのテーマのもとに構成・演奏する、まさにプロデューサー&プレイヤーな活動が目立つ。東京芸術劇場の「ジョワ・ド・ヴィーヴル 祈り」もそうだったわね。

パイプオルガンに気持ちが向いてることもあるし、まぁ、いろんな思いが重なって、イブのコンサートに行くことにしたのでした。サントリーホールは行きづらい、という先入観があったけど、六本木一丁目駅からは簡単に行けるのね。

最初はクリスマスがテーマの普通のコンサートと思っていたけど、どうやら、合唱の人たちには「役」があるらしい。マリア、ヨゼフ、宿屋の亭主夫婦、天使などなど。これを知ってびっくり。えっ、まさか小芝居が?

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2015.12.25

大笑いして、年忘れ

12月23日(水・祝) 「才原警部の終わらない明日」 19:00〜 於・世田谷パブリックシアター

作・演出/福田雄一 出演/堤真一、勝地涼、清水富美加、鈴木浩介、上地春奈、池谷のぶえ、志賀廣太郎、小池栄子

パブリックシアター公演だったから、友の会で友人の分と2枚購入。忘年会を兼ねて、ということで。絶対見る、というほどでもなかったんだけど、いやいや、のっけから、えっ 笑わせますねー、身体張ってますねー(踊るもん……無駄に)。

当日もらったこの公演のチラシ、表の写真はそれまでにもらってたのと同じだけど、裏面の出演者写真の下には、役名が書いてある。それが、少ない人で3つ。一番多い鈴木浩介なんか8役だもん。早替わり、また早替わり。上演時間は100分くらいだけど、なんだかもう笑いっぱなし。

ストーリーも荒唐無稽、ではあるけれど、後半に「そう来ましたか」とあれもこれも回収されてるし。おかしくて「年忘れ」にはぴったりだったなぁ。

上地春奈が最初だれかわからなかった。彼女、当日ネタ、みたいなにがあるのかしら。舞台の上で、出演者も笑ってたよ。あと池谷のぶえの「少女」も可愛かった(爆)。
堤真一のこういう役、すごく好きだなー。深刻な二人芝居とかよりも気楽に見ていたい気が……。
*ところで4月のコクーン「アルカディア」はどんな感じかなぁ。堤にしのぶちゃん、井上芳雄と浦井健治って、欲張りすぎじゃありませんか?

観劇前に食事、と思って行った店が見つからず焦った。でも、んじゃぁ、と入った店が安くて美味しくアタリでした。クリスマス仕様になってるから、我々はカウンターでひっそり。ただし、料理が出てくるのが遅くて、最後のペンネはアセアセと頂きましたわ。開演3分前、滑り込み、くらい

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2015.12.20

本に呼ばれる、ってことあるね

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 先日、いつもは行かない地元のリブロにフラリ(普段は駅前交差点の角にある地元書店へ)。美術関係の棚に行ったら、これが目にとまった。あれ? こんなの出てるんだ、と手に取った。(東京美術・刊)
 ここにはオビがついてないけど、実は没後40年記念展の公式図録なんですねー。そしてすでに生誕地の福岡では、今月から展覧会がスタートしてるという・・・。なんにも知らなかったよ。奥付の日付は2015年12月20日。買ったのはその10日ほど前かな。

 東京では目黒区美術館にて4月9日~6月5日。絶対に行く!

 で、レジに持って行ったら、「これ、今日の午後、入ったばっかりなんですよ」とのこと。ほんとに呼ばれてたのよ、私

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2015.12.19

新春は書道展

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毎年のことながら、お正月に向けてあれこれ書道展の案内が集まってくる。上野、銀座、日本橋を効率よくまわらなくちゃ、というところ。

そして 日書展にはめでたく(入選じゃなく)入賞できました。パチパチ まあ年2回の公募展のうち、4月締切の方がうんと規模が大きいので、最終的にそちらに入賞できるまでがんばれるのか、ではありますが、でも何にもせよ苦労した甲斐はありました。
(しかーし、こういう世界はやっぱりよくわからないので、右往左往しちゃいますよ。とりあえず来月5日の授賞式に行かないと、賞をやらないよ、と書いてあるので、万難を排して行かなくちゃ。予定が狂っちゃう。)

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2015.12.17

鑑賞教室はリスキー

12月14日(月)  「第47回文楽鑑賞教室」Bプロ   11:00〜   於・国立劇場 小劇場

「二人禿」始大夫・小住大夫・亘大夫/清丈・錦吾・清允/簑紫郎・玉翔
解説「文楽の魅力」靖大夫、寛太郎、簑紫郎
「三十三間堂棟由来」鷹狩の段…芳穂大夫/清志郎    平太郎住家より木遣り音頭の段…靖大夫/寛太郎、津駒大夫/清友
玉也(平太郎)、勘市(平太郎の母)、勘十郎(お柳)ほか

  12月の文楽公演は行ったり行かなかったりだけど、今回は鑑賞教室に勘十郎さんが!(実は玉也さんもかなり好き)いうことで、Bプロねらいで。でも、最初チケットを取ってた社会人のための鑑賞教室(7日)に行けなくなってほとんど諦めてた。そしたら、この日の戻りチケットを発見。わーい。席は16列の左ブロックの右端。通路際だし、よかった!

  ……が、しかし。鑑賞教室だから女子高生の団体様が。開演前など、そこらじゅうでお喋りしてるものだから、正直、頭いたくなりそうでした。その上、開演中もあんまりお行儀がよろしくない。国立劇場の職員さんが注意に来るんだ、というのも知りましたわ。やれやれ。

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2015.12.15

バロック・オペラを見る

2月13日(日)  「オペラ  妖精の女王」  14:00〜   於・北とぴあ さくらホール

作曲/ヘンリー・パーセル   台本/作者不詳(台本翻訳/大橋マリ)   原作/シェイクスピア「夏の夜の夢」(小田島雄志訳)   指揮/寺神戸亮   演出/宮城聰  出演/エマ・カークビー、ケヴィン・スケルトン、波多野睦美、大山大輔ほか**歌手・管弦楽/レ・ボレアード**俳優/SPAC

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先月見た、SPACの「真夏の夜の夢」の世界がそのままバロック・オペラにお引っ越し、という公演。私自身はもちろんシェイクスピアから、なんだけど、もともとは古楽好きの友人が「これに行こうかな」と言ったところから。彼女は特に指揮をする寺神戸さん(ヴァイオリニスト:名字は「てらかど」と読む)が好きで、今回はヴァイオリン・ソロもあり!というの魅力だったらしい。
今回は……知らなかったけど「北とぴあ国際音楽祭」というのをやってたんですねー。そしてここでは古楽器の楽団、レ・ボレアードによオペラ上演が毎年行われているんですって。

また、新聞にも載ってるけど、エマ・カークビーというバロック声楽界の大御所が出演。友人曰く「よく来てくれたもの」だとか。

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2015.12.13

「きちんと見送る」を考えた

12月11日(金)  「消失」19:00〜  於・本多劇場

ナイロン100℃  43rd  SESSION
作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ   出演/大倉孝二(チャズ)、みのすけ(スタンリー)、三宅弘城(ドーネン)、八嶋智人(ジャック)、松永玲子(エミリア・ネハムキン)、犬山イヌコ(ホワイト・スワンレイク)

  2004年にこのメンバーで初演。ディストピア譚、と書いてある……。私は今回、初めて見る。
  幕開きはタイムリーにも、クリスマスツリーの飾り付け風景。長身の兄(大倉)と、チビっちゃい弟(みのすけ)。パーティ料理の準備やプレゼント(手編みのセーター)も用意してある。(後に、彼らは兄47、8と弟41、2←忘れた、と言うんだけど、この時点では年齢不明。)
  弟が探し出したアルバムには、両親と兄しか写ってない。なんで?   とまあ、これがプロローグ。
 

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2015.12.11

海に消えた人にいつか会いたい

12月9日(水)  「ツインズ」  14:00〜   於・パルコ劇場

作・演出/長塚圭史   出演/古田新太(ハルキ)、多部未華子(イラ)、りょう(ローラ)、石橋けい(ユキ)、葉山奨之(タクト)、中山祐一朗(トム)、吉田鋼太郎(リュウゾウ)   音楽/荻野清子

  時代はいつか、場所はどこか、よくわからない。ただ、数ヶ月前に何か大災害が起きたらしい、海辺の家。始まりのピアノ曲と、その曲をあたかも鍵盤がある如く一人客席に向かって立ち、弾いている多部未華子(役名イラ)。そのメロディや何もかもから、不気味な幕開きを予感する。
  そして、この海辺の家のリビングダイニングの朝が始まる。

  人が集まっていくうちに、だんだんおおよその人間関係がわかってくる。もともとこの家に住んでいる長男のリュウゾウは独身で、老いて寝たきりの父親(登場せず)がおり、ローラは看護師?お世話係??   遠縁とかいうトムといい仲のよう。この家の長女エリコは海に消えて、でも息子のタクトは町へ帰ってるに違いないと言い張る。彼の年上の妻ユキは双子を生んだのだが、ほとんど泣かずおとなしい。
  そこへやってきたのが次男のハルキとその娘イラ。彼らが到着した翌朝から、舞台は始まる。

いろんなことが不穏。海で獲れる魚などを食べるなんてとんでもない、というハルキたち。もちろん水はペットボトル。タクトもそうなんだけど、でもユキは普通に水道の水からミルクを作っている。トムたちは、魚を忌避するなんて考えもしない。そしてリュウゾウは、なぜかいつも(朝から)ブルーのカクテル?を飲む。彼は飲むのは常にこれ。コバルト色した「海の水」なのだ。

ハルキが帰ってきたのは、父親(からということで)呼び出されたからだけど、彼はイラを船でオーストラリアにやりたいと思っている。安全な場所へ。そのためのお金をなんとかしたいのである。いま、小さな船だって、とても難しい……というあたりでは、当然、シリア難民の姿を思い浮かべる。
 

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2015.12.09

今月の歌舞伎座は昼夜、同じ席で

12月8日(火)  「十二月大歌舞伎」夜の部  16:30〜

「通し狂言  妹背山婦女庭訓」杉酒屋、道行恋苧環
七之助(お三輪)、松也(求女)、児太郎(橘姫)、團子(丁稚子太郎)ほか
三笠山御殿
玉三郎(お三輪)、松緑(鱶七)、中車(豆腐買おむら)、歌六(蘇我入鹿)ほか

今月は(今月も)、そんなに勢いこんではなくて、適当に買ったらたまたま昼夜ともに3階8列23になっちゃった。今日は珍しく、前列と隣に、そこそこお年(リタイア近く、くらいかな)のご夫婦?が。そして7列21と8列24は、最後まで空席でした。「三笠山御殿」から登場かもと思ってたんだけど。

ところで、私ってば、今年、平成中村座で「三笠山御殿」を見たことをすっかり忘れてた。いや、七之助のお三輪は記憶にあったのに……。杉酒屋などきっと文楽の印象が強かったのよね。あ、そうだった、となると、豆腐買の勘九郎&なおやも、思い浮かぶのに。

えっと、前半は時々意識が飛びつつも、頑張って見てました、というところ。それはまぁ、主に七、松也、児太郎の3人だけの場面なんだけれども。
  道行では、どうも竹本が耳障りな感もあった(山台に並んでて太夫は4人だったかと)。團子は達者だと思うけど、そういうのが好きかと言われれば、テンテンテン。ほら、出来の悪い子こそ可愛いってのが、身にしみついてるから。

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来年は丙申

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左は先月、演舞場で(母に送るつもり)。右は今日、歌舞伎座で購入。

ネットで見た毎日新聞の見出し。「2016年 戦後2回め 丙申は大変革の年?」 そうか、ひのえさる、なのか。それはいいんだけど十干十二支、一回り60年なんだから、戦後2回めは当たり前じゃないの? 1945年は乙酉で、3回めの乙酉は2065年ですわよ。……って、まあイチャモンつけてるわけでもないんだけどね。この記事でコメントしてる田中康夫と同い年なんだよ〜。


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2015.12.08

クラリネット奏者の追っかけになりそう

12月6日(日) 「都響・調布シリーズ No.17 モーツァルト&メンデルスゾーン名曲選」 14:00〜 於・調布市グリーンホール 大ホール

指揮・クラリネット/ポール・メイエ
メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
(ソンドハイム: Send in the clowns)
メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調《イタリア》

休日の昼間、地元でのコンサートはとても嬉しい。開場時間あたりに家を出発。
久しぶりにクラリネット、しかも吹き振りって⁉︎というくらいで行ってきた。そうしたら、このポール・メイエさんがもう素敵でねー。ましてモーツァルトですから、穏やかな午後、ぽわわーん、と。2階席から見ててもこのオーラ。などなど、ノックアウトされております。
*吹き振りとはあったけど、実際にはぐるり取り巻く演奏者たちの間に立って、吹いてただけで、いわゆる指揮は……してなかったんじゃないかなぁ。

私の真後ろは、学生さんのグループ。桐朋かしら、音楽やってる子たち。これがまた、ちょっと可笑しくなるくらい大絶賛、「神」とか「天上の音楽」とか。
このところ、たまに行くコンサートで(あまり聴かないけど家でも)、チャイコフスキーが多かったんだど、確かに今日のプログラムはゆったり心地よかったのでした。

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2015.12.07

背伸び(若ぶる?)は、やめよう

12月5日(土) 「書を捨てよ町へ出よう」 19:00〜 於・東京芸術劇場 シアターイースト

作/寺山修司 上演台本・演出/藤田貴大 出演/村上虹郎、青柳いづみ、吉田聡子、尾野島慎太朗ほか

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↑パンフレット800円

寺山修司、生誕80年。「書を捨てよ町へ出よう」は初期の代表作という。いや、私はなんだか苦手でほぼ読んでないのです。で、そんな今年、注目の若手演出家、藤田さんによる本作には、映像出演・穂村弘、又吉直樹、そして衣裳はミナ ペルホネン、ブックデザイナーの名久井直子の宣伝美術……オシャレな若い人たちにこれでもかと仕掛けてる、という気がする。

私は藤田さんのマームとジプシーは、「うむむむ保留!」のままだったけど、そして寺山かー、だったけど、ついつい見に行っちゃいました。「cocoon」がよかったし。成り行き上、初日に。誰の取材か、テレビカメラも入ってたし、終演後には穂村さんの姿も。

でもね、これは私には理解不能でした。最終的にミナ ペルホネンをいっぱい見た!という記憶だけが残りそう。たまにはこういうのも見よう、という思いは間違いじゃないと思いたいけど、もういいや、というところ。

劇評の類で、こう見る?と読むのが楽しみだったりする。


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2015.12.06

次の日は茂山家!

12月5日(土) 「落語と狂言の会2015 お米とお豆腐」 14:00〜 於・江東区文化センター

口上とーく:茂山七五三、茂山あきら、桂文之助、小佐田定雄
落語「餅屋問答」、狂言「仏師」……休憩……
落言「神くらべ」

去年は開催されなかった「お米とお豆腐」。そしてその前は渋谷の大和田センターだったから、何年ぶりかの東陽町。あたりの様子はすっかり変わってる。途中にコンビニあるでしょ、と思ったのに、それがなくて、西友に入ってみた。なんとセルフレジ(でいいのかな?)が導入されてました。地元の西友に何年も行かないのに、よそで行ってる私。

さて、口上トークの前に、 開演前のぐだぐだトーク。これは皆さん、立ったままで。そりゃそうだわね。今回のテーマが宗教なので、各人とおうちの宗教の話など。印象的だったのが文之助さんの天理教。私も親友の家が熱心で、自宅に教会を持ってたりしたからふむふむ(でも、それはお母さんがお姑さんから引き継いだだけで、友人はミッション系の大学に行ったし、継ぐ人がいなくなって返したのでした)。やっぱり関西はそういうの多いかな。岡山は、金光教とか黒住教とかあるしね。(余談)

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2015.12.05

和泉流狂言を見る

12月4日(金) 「野村狂言座」 18:30〜 於・宝生能楽堂

解説(萬斎)
「八幡前」三宅近成(聟)、右近(舅)、高澤祐介(太郎冠者)、右矩(教え手)
「川上」万作(盲目の夫)、萬斎(妻)……休憩……
「米市」石田幸雄(太郎)、深田博治(有徳人)、高野和憲ほか(通行人)

年4回の野村狂言座も今年はこれでおしまい。中正面席の年間チケットだと1回あたり3500円だから割安なのです。でも、送られてきたチケットに来年の申込(振込)用紙が入ってたのに放置してたので、来年分はキャンセル扱いよ。ま、1回券もきっと取れると思うし。

萬斎さんの解説はいつものように立て板に水、どころか、本人曰く「立て板に滝」だそうです。ま、時に早口すぎるか、というくらいよどみなく的確に見どころを。
途中、「川上」の解説で、10年前には目は見えてたのに失明してしまった、ということに絡めて、演者がどういう年齢かで、また違って感じられるという話、そして「私も来年は50歳」と。ほぉぉ、いつの間に、ですよね(と言いつつ、私より10歳下、というのは知ってたのさ)。

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2015.12.04

モネ「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」を見る

11月2日(水)  「モネ展   後期」  於・東京都美術館  12月13日まで

  インターネットで、前・後期チケット(2000円。自宅でプリントアウトする)を買ってた。行かないと、お得なつもりで損しちゃうじゃん。いつでも行けるように持ち歩いてたので、歌舞伎座帰りにちょうどいい。夕方かつ雨ということで、人は少ないだろうと期待もして(ほんとにワサワサ見たくないんだもの)。

 もちろん、後期の目玉は「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」。これと「印象、日の出」のために、2期に分かれてるのよ。商売上手ですねー
でも、やっぱりこういう機会に2回見るのは、けっこう面白かった。(間にテレビ「ぶらぶら美術・博物館」も見ていたし)。どちらも私は初めて見た。

 展示室、2回エスカレーターを上がって最後の「最晩年の作品」に向かう時には、少し息苦しい気分に襲われた。あの、強い色彩の塗りたくったような画の記憶が、なまなましいというか、痛々しく感じられてたから。でも、今回はわりと冷静に見たんじゃないかな。

 発表当時の評価は「サン=ラザール駅」の方が高かったようだけど、いまやすっかり「印象、日の出」かしら(日本では?) 展覧会グッズの図録は、2種類の表紙から選べてそれは「日の出」と「睡蓮」。ふーん。なぜ「サン=ラザール駅」ではないのかしらん。いっぱいモネの展覧会はあっていろんな睡蓮が出てると思うけどね。

 しかし今後、もう一度パリに行く機会がめぐってくるのでしょうか。来年、諸事情が許せばブリュッセルからパリあたり、なーんて夢見てたのに、とんでもない危険地帯みたいになっちゃった。

 

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2015.12.03

祝・初日、歌舞伎座

12月2日(水)  「十二月大歌舞伎」昼の部  11:00〜

「十種香」七之助(八重垣姫)、松也(勝頼)、児太郎(濡衣)、右近(謙信)ほか
「赤い陣羽織」中車(お代官)、亀寿(お代官のこぶん)、児太郎(女房)、吉弥(お代官の奥方)、門之助(おやじ)ほか
「関の扉」松緑(黒主)、七之助(小町姫)、松也(宗貞)、玉三郎(墨染)

  先月は結局、歌舞伎座に行かなかったのに、今月は初日に行くなんて!  でも、日にちだけは頭に入ってたけど、演目はあまり……てっきり「茨木」と思ってた←それは1月。
しかも歌舞伎座に行った途端、2月のチラシを見つけてあわわ。菊・吉じゃありませんか。夜の部、吉右衛門と菊之助で籠釣瓶。……などと、実は始まるまでけっこう上の空でした。チケ取りものんきにしてたので3階8列から。相変わらず、オペラグラスなし。

十種香はちょっとね、浅草ですか、みたいな配役。コタちゃん、健闘してるなぁ、と。それ以外、あんまり見どころがわからないのですわ。ここに右近って珍しいよね。

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2015.12.02

買っちゃった、婦人画報

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 発売されたばかりの婦人画報、買ってしまいました。いやー、重い。
 表紙の「密着 尾上菊之助」わかりますかしらん。それだけじゃなくて、この表紙の申がかわいくって。1月号、来年の干支ですもの。あうっ、年女のわたくし

 菊ちゃんの記事は、長女のお宮参りに音羽屋、播磨屋もそろった8人集合、見開きの写真とか、あと意外にも、北京公演(鏡獅子)の写真がたくさん。

 菊之助は1月の国立劇場、小狐礼三を演じる。やっと観劇の日にちを決めて、今日FAXしたところ。さてさて。そして、雑誌等への露出も、少し情報が入ってます。お楽しみに。

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2015.12.01

ポレポレ東中野に行く

11月30日(月)   「ある精肉店のはなし」14:40〜   於・ポレポレ東中野

監督/纐纈あや  プロデューサー/本橋成一  撮影/大久保千津奈  2013年

  なんか、フラフラ出歩いてますが、手持ち仕事ナシ、書の稽古日は来週(でも月曜だから、ほんとはそう余裕はない)、なので、すごーく気楽な気分なの。
で、ちょっと興味のあったこのドキュメンタリー映画が再映されるとのことで、見に行った。

ところは大阪貝塚市。ここで精肉店を営む北出さん一家が主人公。精肉店といっても、実際に牛を育て、屠畜し、そして売るのである。近くの屠畜場へ牛を牽いて行くシーンから始まる。道路を普通に連れて歩いて行くんだよ。
屠畜場で牛を倒し(眉間への一撃)、実際に解体する場面もあるけれど、不思議と、ぎゃっ!という感覚はない。カメラが淡々と追い、監督自身のナレーションもまた自然だからかもしれない。家族4人(7代目として跡を継いでいる長男とその妻、次男、彼らの姉の長女)が、手際よく解体していく。解体といっても、ここでは「枝肉」に。その場で検疫も行われてた。
  私は「枝肉」って、小さく分けたもののイメージがあったんだけど、逆だった。映画の「ロッキー」でスタローンがボカスカやってたようなの、といえばいいかしらん。

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