« 勘十郎さん(≧∇≦) | トップページ | 道後アート2016 »

2016.02.24

嶋大夫さん…>_<…

2月22日(月) 「二月文楽公演」第2部 14:30〜 於・国立劇場 小劇場

「桜鍔恨鮫鞘」鰻谷の段
松香大夫/喜一朗、呂勢大夫/清治、咲大夫/燕三
勘十郎(女房お妻)、和生(古手屋八郎兵衛)、簑一郎(お妻の母)、簑次(娘お半:15日から)
「関取千両幟」猪名川内より相撲場の段
嶋大夫(おとわ)、英大夫(猪名川)、津國大夫(鉄ケ嶽)、呂勢大夫(北野屋)、始大夫(大坂屋)、睦大夫(呼遣い)、靖大夫(行司:15日から・前半は芳穂大夫)/寛治(猪名川内)、宗助(相撲場)、寛太郎(曲弾き)、錦吾(胡弓)
玉男(猪名川)、文司(鉄ケ嶽)、簑助(女房おとわ)ほか

ついに千穐楽。泣いても笑っても、嶋大夫の語りは本日限り。軽い気持ちでこの日の3等にトライしたら(しかもスマホで)、6、7分も固まってた挙句に取れてたのよね。びっくり。7列34でした。
舞台はだいたい見えるけど、三味線手元は見えないのね。なので曲弾きは残念ながら(ま、私は前半に見てたけども)。

あらかじめ、終演後に花束贈呈があります、というアナウンスがあった。舞台の上に、理事長と寛治さん、人形を持った簑助さんが並んでいて、嶋大夫さん登場。特に挨拶もなくてその順に花束を渡していく。おとわの人形と嶋大夫が抱き合った時にはウルっとしちゃったよ。
嶋大夫さんも何か挨拶するわけではないあたりが、文楽なのかしらね。

「鰻谷の段」は、東京では45年ぶりの上演なんだって。でも、なんだかねー、なストーリーで今ひとつ乗れないものが。百歩ゆずって、誤解から妻と義母を殺した気持ちが理解できたとしても、娘の前で、絶命した妻をまた滅多刺しにするなんて
お妻、お半の母子を、勘十郎・簑次の親子が遣ってると気づいて、あらっとなったけどね。床が近いから燕三の三味線を満喫。あの切れの良さが好きなの。

「関取千両幟」は嶋大夫引退披露狂言だから、呂勢大夫の口上を聞くのも(大阪を含めて)3回目。でも、さすがこちらは千穐楽特別バージョンで、長かったです。愛媛県ほうじょう(北条)の出身なのか、とか思いながら、ものすごく近くから聞いてた。2回くらい、一瞬だけグッとつまるような時があってねぇ。「文楽の床で語るのは今日が最後」と。

3回目でもあり、けっこう冷静に見てたつもり。前回は、見る直前に嶋大夫トークの内容が伝わってきて、「引退のつもりはなかった」「そろそろ、と言われた(誰に?劇場に?」なんて聞いちゃって、少々混乱してたのよね。
だから無心に、と思ってたけど、この演目って嶋大夫さんが語ってない時間が長いものだから、それを見つめてると、つい余計な考えもムクムク たまたま前日、千歳大夫がたっぷり語るのを聞いてたし。(今回、松香大夫が不調みたいで、よけい嶋大夫もっともっと語れるよう、ともおもったんだなぁ。ま、9日の方がお元気だったとは思う)

住大夫、源大夫、嶋大夫と、切場語りの太夫の引退もいろいろだなぁ、と思う。別に内部事情とかには興味ないけど、いかにも唐突だったからね。人間国宝のことをどう考えたらいいのかしらね。

この「関取千両幟」は2006年と13年に見ていた(のを昨日調べた)。そういえば、燕三さんが襲名する直前の2月に曲弾きしたのが06年、13年の曲弾きは藤蔵さんとどなただったかの2人で勤めたんだったよ。その時は、松香大夫や呂勢大夫が担当してるんだよね……(あら、グチグチ)。
今回、相撲場で実際の土俵が作られて取組を見せるところが新鮮だった。

|

« 勘十郎さん(≧∇≦) | トップページ | 道後アート2016 »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 勘十郎さん(≧∇≦) | トップページ | 道後アート2016 »