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2016年2月

2016.02.28

道後アート2016

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昨夏、内子座文楽に行く前に泊まった道後温泉の道後舘からDMが来た。道後アート、去年は蜷川実花だったけど今年は山口晃。私は山口さんの方が好みなんだなー(版画も1点持ってるし)。今年も行こうかしら。松山城とか行ってないもん。

有名な道後温泉本館は、大々的な改修に入るらしい。昨日のニュースでは、完全に閉館して工事したとして、あれ?5年だっけ7年だっけ、かかるそう。やっぱり今行っておくべきかも。新規オープンした時に元気でいるかどうかわかんない

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2016.02.24

嶋大夫さん…>_<…

2月22日(月) 「二月文楽公演」第2部 14:30〜 於・国立劇場 小劇場

「桜鍔恨鮫鞘」鰻谷の段
松香大夫/喜一朗、呂勢大夫/清治、咲大夫/燕三
勘十郎(女房お妻)、和生(古手屋八郎兵衛)、簑一郎(お妻の母)、簑次(娘お半:15日から)
「関取千両幟」猪名川内より相撲場の段
嶋大夫(おとわ)、英大夫(猪名川)、津國大夫(鉄ケ嶽)、呂勢大夫(北野屋)、始大夫(大坂屋)、睦大夫(呼遣い)、靖大夫(行司:15日から・前半は芳穂大夫)/寛治(猪名川内)、宗助(相撲場)、寛太郎(曲弾き)、錦吾(胡弓)
玉男(猪名川)、文司(鉄ケ嶽)、簑助(女房おとわ)ほか

ついに千穐楽。泣いても笑っても、嶋大夫の語りは本日限り。軽い気持ちでこの日の3等にトライしたら(しかもスマホで)、6、7分も固まってた挙句に取れてたのよね。びっくり。7列34でした。
舞台はだいたい見えるけど、三味線手元は見えないのね。なので曲弾きは残念ながら(ま、私は前半に見てたけども)。

あらかじめ、終演後に花束贈呈があります、というアナウンスがあった。舞台の上に、理事長と寛治さん、人形を持った簑助さんが並んでいて、嶋大夫さん登場。特に挨拶もなくてその順に花束を渡していく。おとわの人形と嶋大夫が抱き合った時にはウルっとしちゃったよ。
嶋大夫さんも何か挨拶するわけではないあたりが、文楽なのかしらね。

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2016.02.23

勘十郎さん(≧∇≦)

2月21日(日) 「二月文楽公演」第3部 17:30〜 於・国立劇場 小劇場

「義経千本桜」渡海屋・大物浦の段
靖大夫/宗助、睦大夫/錦糸、千歳大夫/富助
清十郎(おりう〈典侍局〉)、玉佳(相模五郎)、勘十郎(渡海屋銀平〈知盛〉)、玉輝(義経)ほか
道行初音旅
津駒大夫、芳穂大夫ほか/團七、清志郎ほか
文昇(静御前)、勘彌(忠信)

今月の仲間たちとの観劇は、もちろん!という感じで文楽、とうぜん第3部、なのですわ。みんな勘十郎さんですもの。もううっとり見つめておりました。勘十郎さんといえば、やはり時代物の立役、じゃないですかね。清十郎さんもけっこう好き。
歌舞伎で見る機会は多いけど(去年、菊ちゃんも国立でやったよね)、文楽はそれほどでもないので、いろいろ新鮮だった。シンプルに集中しちゃうのよね、文楽って。
錦糸さんが睦大夫の三味線、というのもちょっと驚き。清治/呂勢大夫とかと同様に、どんどん鍛えられていくのでしょう。
靖大夫→睦大夫とわりと緊張感をもって聞いていて、千歳さんでフワッ!という感じだったな。声質の関係?
(たっぷり語るのを聞いてると、第2部の嶋大夫さんは……と思ってしまった。)

道行は正直クールダウン演目。物足りないと思うのは致し方ないのでしょう。静御前の人形が、あれ?と思うくらい姿勢が悪く見えてとなっちゃった。

終演後に平河町森タワーのマドゥレスに行こうと思ったのに、念のため電話してみたら貸切でガーン。結局いつもの渋谷マークシティになってしまった。まぁ飲んで喋れればどこでもいい、のかぁ

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2016.02.22

やっと籠釣瓶

2月20日(土) 「二月大歌舞伎」夜の部 16:30〜 於・歌舞伎座

「ひらかな盛衰記 源太勘當」梅玉(梶原源太景季)、孝太郎(千鳥)、市蔵(横須賀軍内)、錦之助(平次景高)、秀太郎(延寿)ほか
「籠釣瓶花街酔醒」吉右衛門(佐野次郎左衛門)、菊之助(八ツ橋)、梅枝(九重)、又五郎(治六)、歌六(立花屋長兵衛)、魁春(女房おきつ)、彌十郎(釣鐘権八)、菊五郎(繁山栄之丞)ほか
「浜松風恋歌」時蔵(海女小ふじ)、松緑(船頭此兵衛)

土日に一人で歌舞伎を見に行くことは滅多にないのだけれど、今回はほかに日がなくてやむなく。旅行の予定などがハッキリしなかったからね。音羽会に頼んだのは8日だったかな。4列の花横ブロックでした。
私の右4人は、(かなりな雨なのに)全員お着物で……どうやら京都のお茶屋の「おかあさん」とかそういう感じ、聞こえてくる話がね。開演前に楽屋を訪ねてたみたいで、音羽屋贔屓? 播磨屋?とちょっと気になった。そしたら次郎左衛門が花道に出てきたところで、「はりまっ!」と声をかけた人がいて、ふーん
ちなみにその方たちは「籠釣瓶」が終わったらすぐにお帰りになりました。いつぞや仁左衛門の時にもそんなのに出くわしたなぁ、センターブロックの前の方がごっそり空席になったっけ、などと思い出した。
ま、私も席にはいたけど、ぼーんやり踊りを見ていたのでした。

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2016.02.19

二十数年ぶりの「こんにゃく座」

2月14日(日) 「Opera club Macbeth」 13:00〜 於・吉祥寺シアター

オペラシアターこんにゃく座(高瀬久男追悼公演)
原作/W・シェイクスピア(小田島雄志訳による) 台本/高瀬久男 作曲/林光 演出/眞鍋卓嗣 出演/大石哲史(男)、山本伸子(男の妻、マクベス夫人)、井村タカオ(門番、将校、暗殺者、従者、シートン)、佐藤敏之(マクベス、召使い)ほか 〈楽士〉姫田大/フルート、高良久美子/パーカッション、寺嶋陸也(ピアノ)

今年、創立45周年となるこんにゃく座。私は20年以上も前に見て以来(演目は「森は生きている」)、なぜか縁がなくて。何回も見ようと思ったことはあるのに、タイミングが合わなかった。
今回はたまたま吉祥寺シアターという「地の利」があった。武蔵野市の会員だからフラフラとネットを覗いて、あら日曜日の席がある! もちろん「マクベス」にも惹かれたので。

といっても、マクベスじゃないの。「オペラ 」「クラブ マクベス」ですからね。予備知識は全くなし。

いかにもくたびれた雰囲気の中年サラリーマンが酔っ払って帰宅中? ふと目に留めた柱のビラが「クラブ マクベス」そう、オネエなマスター(役名にはないけど、井村タカオ)に引き入れられて、テーブルにつく。そして、彼の前の幕が開かれると、それは「マクベス」の世界で、3人の魔女があの予言の歌を歌い始める……。

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2泊3日はあっという間

2月18日(木)

今回の沖縄旅は、まぁ避寒と、あとは去年の戦後70年で考えていながら行きそびれた、という二つの理由があった。日程も短いし、南部戦跡をちょっと、というくらいしか見られなかった。ガイドブックの地図を見ながら、あれ?辺野古ってどこ、とか言ってる私。ごめんなさい。

最終日はモノレールの1日券を買って、市内をちょこちょこ。

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まず県庁前駅から歩いて、波上宮、波の上ビーチへ。展望台からは東シナ海が一望できる……けれども、高速道路がねぇ。ちょうど展望台(と言っても単に小高い丘の上)にいる時に、もしかして自衛隊のスクランブル出動?という2機の飛行を目撃。いや、そう思っただけで実際には何だったのかはわからないけど。ちょうど中国人のグループ(親子3代らしい)がそれを写真に撮って何やら盛り上がってて、うーむ、何を話してたんだろう。



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↑首里城に上がる途中で。

そこからまたモノレールで首里城および首里城公園へ。お城の中に入れるけど、ちょっとテーマパークっぽい。何もかもが1945年に破壊された後に建てられたものだし、今ここにある物よりもむしろそのことを思ってしまう。
ちょうど沖縄の楽器のいろいろが復元展示されてて、興味深かった。演奏の様子も少し映像で見られた。
首里城はかなりの坂道を上って行くし、内部見学も階段……だけれども、車椅子対応はしっかりしている。

モノレールは2両編成で、いつも混んでいる印象。空港直結だから、大きなスーツケースを持ってる人も多いしね。


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2016.02.17

沖縄・路線バスの旅

2月17日(水)

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(摩文仁の丘から海を望む)

那覇から路線バスで糸満に行き、そこで乗り換え、平和祈念公園〜ひめゆりの塔へ。このバスが1時間に1本あればいい方で、時刻表を睨んで、うむむむ(前日に那覇バスターミナルで時刻表をもらっておいてよかった。ネットでも見られるけど、落ち着いて考えるにはプリントアウトしてあるのでないと)。

結果的には糸満バスターミナル→平和祈念公園(摩文仁の丘)→ひめゆりの塔・資料館→平和祈念公園(平和の礎・平和祈念資料館)→糸満バスターミナル
とウロウロあちこち。ほんとは喜屋武岬に行きたかったけど、資料館でじっくり、を優先してしまった。

ひめゆり隊で生き残った人たちの証言ビデオとか、1フィート運動の記録画像など、映像の持つ力をとても強く感じた。平和祈念資料館でも、映像や画像が多かった。

あ、どちらにも、修学旅行らしき団体が。ちょうど平和の礎前ではセレモニー(全員でのコーラス)に行き当たったので私も聞いてました。

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2016.02.16

沖縄も意外に寒い

2月16日(火)

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11時30分羽田発の飛行機で那覇へ。初めての沖縄です
飛行機ではちょうど右側の窓際の席だったので、富士山がよく見えました。でも向かい風が強かったためフライトも時間がかかって、到着したのは14時30分くらい。ちょっと疲れた。

機内アナウンスで、到着地の気温が13度→23度→13度、と言われて、えっ?どっち。正解は13度で、あらら〜。避寒にならないじゃないの。明日からに期待しますわ。

今日は国際通りあたりをウロウロしたくらい。でも、歩きすぎた感はある。壺屋やちむん通りでついお皿なんかも見ちゃった。

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2016.02.15

昼下がりのクラリネット

2月12日(金) 「きらり・昼どき・コンサート5」 12:00〜 於・調布市文化会館たづくり くすのきホール

吉田誠/クラリネット、福間洸太朗/ピアノ

ブラームス:クラリネットソナタ 第1番
コバーチ:バッハへのオマージュ、ファリャへのオマージュ(ピアノ・ソロ)
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
リスト:愛の夢 第3番(ピアノ・ソロ)
サン=サーンス:クラリネットソナタ 変ホ長調
ヴィドール:序奏とロンド
(アンコール/リリー・ブーランジュ:ノクターン)

12時開演を「昼下がり」と言っていいのか、は置いておいて。

地元で気楽なコンサート、ということで行ってきた。この時間なら(1時間の予定)、どこかの劇場のマチネにも回れるし、と。実際には終演は1時半近くになってたけれども。

おふたりはアラサーくくりでいいかな。福間さんが33というのはどこかで見た。三鷹市出身なので、三鷹「マークル」(友の会の機関誌)にも登場されてた(ソプラノの小林沙羅さんと。どちらも都立武蔵高校の出身とのこと)。クラリネットの吉田さんは少し年下で、福間さんとはパリ音楽院の先輩後輩とのこと。で、私は先月、三鷹の「テンペスト」で吉田さんのクラリネットは聴いている。

えーっと、演奏以前に(コラコラ)、今どきの人はビジュアルもけっこう重要なのよね、と思ってしまう私を許して 甘いマスクの吉田さんと、知的イメージの福間さん。どちらもおっかけがいても全然不思議じゃない。

プログラムは、吉田さんが、まぁ訥々とした喋りで紹介しつつ。でも、けっこう考えられてて、「作曲家つながり」がある。そしてバレンタイン直前ゆえに「愛」の部分(サティ&リスト)も加えて。

クラリネットソナタなんて、聴くのは初めて。特にサン=サーンスのは印象に残った。作曲家自身がオルガン弾き、ということもあり、教会でのオルガンの響きのようなイメージも。

都心でもランチタイム・コンサートは行われていて、パイプオルガンなどはメンテの意味もあって無料だったりするけど、なかなかそれを目指しては行けない。地元で気軽に聴けるのはとても嬉しいなぁ。

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2016.02.13

今週のまとめ(・_・;

2月13日(土)

それにしても、なんてお手軽なタイトル。今週は、自宅仕事メインでした。〆切は来週末なんだけれど、実は火曜から2泊3日で沖縄に行く予定なので、せっせせっせと。それに加えて、書の稽古もあるので、机の前から離れられない! 最近、座りすぎは寿命を縮める、と盛んに言ってるけど、いくら言われても致し方ないのであるよ。

とは言いながら。出かける日ももちろん。
10日(水) 文楽第2部 → 神楽坂ラカグにて、詠む読むトーク(北村薫×藤原龍一郎×穂村弘)
12日(金) 「同じ夢」(シアタートラム)

文楽第2部はもう一度見る予定なので、感想はその時に……書けるかなぁ。いよいよ嶋大夫さん引退だけども、演目の組み合わせとか、相変わらずモヤモヤしとります。
モヤモヤといえば、「同じ夢」もしかり。感想が書きづらい。野田秀樹の「逆鱗」が今まったく書けないのとは違って、ものすごく言語化しにくい。微妙にイラつくこの感覚(面白くないとかではない)をなんと言えばいいのやら。

というわけで、どこかで整理しなきゃな、という宿題のまま、今週はおしまい。

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2016.02.10

中国大返し!

2月5日(金) 「二月大歌舞伎」昼の部

「通し狂言 新書太閤記」(吉川英治原作) 長短槍試合〜清洲会議

今月は予定が全く立てられなくて、とりあえず昼夜の3階Bだけ確保。その状態のままで2月なってしまった。けっきょく、昼はもう他に見に行けそうにない。夜の部は、ほんとは昨日9日だったんだけど、人に譲って、音羽会にお願いすることに。月曜ファックスしたら今日届きましたわ。

菊五郎の秀吉、時蔵の寧子(ねね)、ラブラブ若々しい二人がなかなかよかったよ。なので最初は、やっぱり近くで見たいなーと思ってたんだけど、場面転換が多くてちょっと気が削がれたり……。くたびれちゃって、まあいいか、となってしまった。菊之助の濃姫は、声がわりと貫禄あり。ま、そういう役どころ、だわね。

清洲会議の前に、「中国大返し」の場があるので、備中高松城址に馴染んでいる私としては、ちょっと嬉しい。でも、この頃には少し疲れてきてて「高松城って、香川県と思って見てる人もいるだろうな」なんて余計なことも考えちゃった。
そしたら、たまたま昨夜、珍しく覗いた渡辺保の今月の歌舞伎座評に、わざわざ「四国高松城」と書いてあって、椅子から転げ落ちそうであったよ。んじゃあ四国大返しじゃあるまいか。

大河ドラマ「真田丸」が、いまちょうどこんなあたりだったから、タイミングはよかった。ちなみに我が家では、曲がりなりにも歴史の専門家らしい夫は、全く見る気ナシ。「花燃ゆ」さえ何回か見てたのにねぇ。息子と私は楽しく見ておりまするよ(ただし録画で)。


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2016.02.08

ヤナーチェクのこと

2月8日(月)

村上春樹「1Q84」に登場して、一躍有名になった感があるヤナーチェク「シンフォニエッタ」。本自体は友人から借りて読んだので、いま手元にない(けど、車の中でこれを聞いてたんだっけ??)。ハイ、ご多分に洩れず、それゆえに我が家にも「シンフォニエッタ」のCDがありますわ

今月末から、新国立劇場劇場でヤナーチェクのオペラ「イェヌーファ」(チェコ語)が上演されることもあって、なんとなーく周りにヤナーチェクの気配(笑)。先週、映画「白いたてがみのライオン〜大作曲家ヤナーチェクの生涯」が無料上映されたのも、そのPRだったのでしょう。
しかーし、この映画、14時と19時の2回上映されて私は昼に行ったけど、中劇場にわさわさ人が入ってましたわ!

それで思い出して、さっき、以前「らららクラシック」で放送されたヤナーチェクの回の録画を見返した。そしたら、映画からの映像が使われてました。テレビでも38歳下の人妻との恋が創作のエネルギー、と紹介されてたけど、映画を見ると、このおじさんは女房からすれば困ったヤツだよ。

映画ではオペラ「イェヌーファ」創作秘話ですか、って部分もあったなぁ。でも、これを見てオペラへGO!となるかは微妙かも←どっちみち安い席はありません。

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2016.02.07

久々の落語

2月6日(土) 「柳家喬太郎みたか勉強会」昼の部 14:00〜 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

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年2回の三鷹での勉強会。喬太郎ファンのために昼2枚、夜1枚(自分の分も含む)を取ってたんだけど、諸般の事情で夜の部チケットは手放した。まあすぐ売れると踏んで、未確定だけど買っておいた、というのが本音で。当然のように、オケピで即レスが来て、当日会場で受け渡しという一番簡単な方法で成立(先方も昼の部に来ていた)。
だがしかし。昼夜、どんな演目をかけるかわからない、という勉強会で、夜の部2席目は「任侠 おせつ徳三郎」だったそうで。逃した魚は大きいというのを実感している。

今回は他の出演者が、円丈の弟子・ふう丈(この春から二つ目)と、円楽党の橘也(来年真打ち)。どちらも初めてだったので新鮮。ふう丈さん、前座のわりにかなり達者で、落研出身ですか? 声の一部分が志ん朝を彷彿させるところも(あくまで、声よ)。

橘也さんは、円楽党であることの「自虐」が売りですかしらん? とにかく円楽一門の人は聞いたことがないのだけれど、自虐も陽気なテンポいい喋りで笑えるのよ。「だくだく」では、絵に描いた猫の名前が、喬太郎さんの噺を受けたか「久六」で、これが最後に絶妙。面白い「だくだく」でした。

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2016.02.06

アウシュビッツに関する映画を2本

2月1日(月) 「サウルの息子」(シネマカリテ) 2015/ハンガリー
2月5日(金) 「顔のないヒトラーたち」(下高井戸シネマ) 2014/ドイツ

「サウルの息子」は、公開から、そう日が経ってない。私にしては珍しく(下高井戸に来るのを待たずに)見に行った。アウシュビッツに収容された人の中で「ゾンターコマンド」と呼ばれる特殊任務(遺体処理)に選ばれた人たちがいる。が、彼らも何ヶ月かしたらガス室へ、という運命が待っている。
後から後から、送り込まれてくる人たちが溢れ、ゾンターコマンドのサウルもほんとただ機械的に体をうごかしてるだけに見える。
そのサウルが、偶然見つけた「息子」をユダヤ教に則って埋葬してやりたい、と切望し……。

収容所に送られてきた人々やガス室などの情景は、画像がぼやかされて鮮明には見えない。ただ音や声(命令する声、叫びなど)が、くっきりと。でも、ある意味で寡黙な映画。
そしてカメラはひたすらサウルを追う。あまり説明されないので、こちらの頭もフル回転だったわー。107分とそう長くはないのに、ゆっくりズシンとくる。
そして昨夏、アウシュビッツで見た大量すぎる遺品(髪の毛、カバン、靴などなど)を思い出さざるを得なかった。

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2016.02.03

「逆鱗」は予備知識なしで見よう

2月3日(水)

今週はもっぱら自宅仕事。それと映画ウィークかな。
月曜:サウルの息子(シネマカリテ)
火曜:白いたてがみのライオン〜大作曲家ヤナーチェクの激しい生涯(新国立劇場)
金曜(予定):顔のないヒトラーたち(下高井戸シネマ)

でも今日は舞台野田秀樹の新作「逆鱗」を見てきた。
いやー、久々にドンピシャ、直球でやられました。最初はキャーキャー笑ってたのよ。もうねぇ、最後はこう来ましたか!の連続。
事前の情報がほとんどなくてよかった。もうすぐ発売の「新潮」に戯曲は載るんだっけ。でも、まっさらで見にいくことをお勧めします。

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2016.02.01

テンペストをクラシックとダンスで

1月30日(土) 「テンペスト inspired by THE TEMPEST」 17:00〜 於・三鷹市芸術文化センター 風のホール

(シェイクスピア没後400年記念 佐藤俊介&鈴木優人 共同企画)
出演/佐藤俊介(ヴァイオリン)、鈴木優人(チェンバロ、ピアノ)、加賀谷香(コンテンポラリーダンス、振付)、吉田誠(クラリネット)、懸田貴嗣(チェロ)

最初に告知された時は(そしてチケットは)「新・音楽劇 テンペスト」だったのだけれど、途中で標記のように変わった。まあ、シェイクスピアものではあるし、演奏メンバーもバッハ コレギウム ジャパンなどでお名前は知っている。そしてダンスの加賀谷さん! 数年前に新国立劇場・近松のダンスで見ていたのでした。それはほとんど朧な記憶だったんだけど、舞台で見たとたんに思い出した。

公演は30日と31日の2回。時間が許せば翌日も見たかったなぁ。そしたらもっとちゃんと受け止められる気がする。でも、ダンスと音楽でテンペストの世界を表現する、という意欲的な試みに触れるのは、とても楽しかった。
何回か書いてるけど、音楽を聴いてるとダンスを見るのがお留守になるし、逆もまた然り、という困った私には、どんだけちゃんと見られた(聴けた)か、はなはだ心許ないのではあるが。

当日配布されたプログラム(曲名および曲の解説、出演者プロフィール)のほかに、「場面と演奏曲目」の一覧があったのは助かった。それでも、演出の都合上、客席内が真っ暗で、途中でどの場面かわからなくなってしまった(軌道修正はできたものの)。要するに、演劇として見ちゃうんでしょうね。

以下に自分の記憶のために、場面と演奏曲目書き写しておきます。

*クラシック音楽とコンテンポラリーダンス、という組み合わせは、同じ鈴木優人さんの企画による「ジョワ・ド・ヴィーヴル」(東京芸術劇場25周年記念)以来だけれど、あの時よりも、元のストーリーに馴染みがある分、親しみやすかった。彼が表現したいことの一端はわかった……ような気がする。気がするというだけね。

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