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2016.02.01

テンペストをクラシックとダンスで

1月30日(土) 「テンペスト inspired by THE TEMPEST」 17:00〜 於・三鷹市芸術文化センター 風のホール

(シェイクスピア没後400年記念 佐藤俊介&鈴木優人 共同企画)
出演/佐藤俊介(ヴァイオリン)、鈴木優人(チェンバロ、ピアノ)、加賀谷香(コンテンポラリーダンス、振付)、吉田誠(クラリネット)、懸田貴嗣(チェロ)

最初に告知された時は(そしてチケットは)「新・音楽劇 テンペスト」だったのだけれど、途中で標記のように変わった。まあ、シェイクスピアものではあるし、演奏メンバーもバッハ コレギウム ジャパンなどでお名前は知っている。そしてダンスの加賀谷さん! 数年前に新国立劇場・近松のダンスで見ていたのでした。それはほとんど朧な記憶だったんだけど、舞台で見たとたんに思い出した。

公演は30日と31日の2回。時間が許せば翌日も見たかったなぁ。そしたらもっとちゃんと受け止められる気がする。でも、ダンスと音楽でテンペストの世界を表現する、という意欲的な試みに触れるのは、とても楽しかった。
何回か書いてるけど、音楽を聴いてるとダンスを見るのがお留守になるし、逆もまた然り、という困った私には、どんだけちゃんと見られた(聴けた)か、はなはだ心許ないのではあるが。

当日配布されたプログラム(曲名および曲の解説、出演者プロフィール)のほかに、「場面と演奏曲目」の一覧があったのは助かった。それでも、演出の都合上、客席内が真っ暗で、途中でどの場面かわからなくなってしまった(軌道修正はできたものの)。要するに、演劇として見ちゃうんでしょうね。

以下に自分の記憶のために、場面と演奏曲目書き写しておきます。

*クラシック音楽とコンテンポラリーダンス、という組み合わせは、同じ鈴木優人さんの企画による「ジョワ・ド・ヴィーヴル」(東京芸術劇場25周年記念)以来だけれど、あの時よりも、元のストーリーに馴染みがある分、親しみやすかった。彼が表現したいことの一端はわかった……ような気がする。気がするというだけね。

第1幕第1場「嵐と難破船」 ヴィヴァルディ「四季」より「夏」第3楽章
第2場「島の情景と12年の歳月」 メシアン「世の終わりのための四重奏曲」より「鳥たちの深淵」

第2幕第1場「アントーニオの企み」C.P.E.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ロ短調より第1楽章
同 「エアリアルの活躍」モラヴェック「テンペスト幻想曲より第1曲「エアリアル」
第2場「キャリバンの罵り文句」ベートーヴェン:ピアノソナタ「テンペスト」より第3楽章

第3幕第1場「ミランダとファーディナントの再会」J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番変ホ長調よりサラバンド
第3場「不思議な饗宴」ソレール:ファンタンゴ

第4幕第1場「プロスペローの裁き」J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりジーグ

第5幕第1場「プロスペローの赦し」メシアン「世の終わりのための四重奏曲」より「イエス不滅性への賛歌」

エピローグ「ご寛容をもって、どうかこの身を自由に」パーセル:セミ・オペラ「テンペスト、または魔法の島」より「そなたを二度と傷つける星はなく」

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