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2016.02.22

やっと籠釣瓶

2月20日(土) 「二月大歌舞伎」夜の部 16:30〜 於・歌舞伎座

「ひらかな盛衰記 源太勘當」梅玉(梶原源太景季)、孝太郎(千鳥)、市蔵(横須賀軍内)、錦之助(平次景高)、秀太郎(延寿)ほか
「籠釣瓶花街酔醒」吉右衛門(佐野次郎左衛門)、菊之助(八ツ橋)、梅枝(九重)、又五郎(治六)、歌六(立花屋長兵衛)、魁春(女房おきつ)、彌十郎(釣鐘権八)、菊五郎(繁山栄之丞)ほか
「浜松風恋歌」時蔵(海女小ふじ)、松緑(船頭此兵衛)

土日に一人で歌舞伎を見に行くことは滅多にないのだけれど、今回はほかに日がなくてやむなく。旅行の予定などがハッキリしなかったからね。音羽会に頼んだのは8日だったかな。4列の花横ブロックでした。
私の右4人は、(かなりな雨なのに)全員お着物で……どうやら京都のお茶屋の「おかあさん」とかそういう感じ、聞こえてくる話がね。開演前に楽屋を訪ねてたみたいで、音羽屋贔屓? 播磨屋?とちょっと気になった。そしたら次郎左衛門が花道に出てきたところで、「はりまっ!」と声をかけた人がいて、ふーん
ちなみにその方たちは「籠釣瓶」が終わったらすぐにお帰りになりました。いつぞや仁左衛門の時にもそんなのに出くわしたなぁ、センターブロックの前の方がごっそり空席になったっけ、などと思い出した。
ま、私も席にはいたけど、ぼーんやり踊りを見ていたのでした。

「源太勘當」は絶対に勘九郎で見てるよ、と思ってこのブログを探してみたら、2005年の4月でした。当時、勘太郎。でも他の出演者は覚えてなかった 海老蔵の平次だったのね。
錦之助の平次は存在感があったなぁ……と思っていたら、なんと翌日は体調不良で休演ですと。代役は又五郎。市蔵、橘太郎(珍斎)コンビも楽しい。

お待ちかねの「籠釣瓶」。菊ちゃんが初役の時と比べると格段の出来とか耳に入ってきて、楽しみにしていた。難しいことはわからないんだけど(そして前回の記憶もあまりないんだけど)、あの花道の笑みが全然違う、というのはわかる。すごく濃やかで複雑で美しい。
次郎左衛門の顔はやっぱりあんまり近くで見たくない……のではあるが、幸か不幸か、花道に立ったとき以外は、そんなに近くはないからね。

それぞれにベストな配役、と思える。治六・又五郎もすごくいいし、と言い始めたらキリがない。ずーっと力を入れて見てたから、終わったらどっと疲れて、その後の踊りは抜け殻状態。翌朝、珍しく頭が重かったのも、この集中観劇のせいではあるまいか。

テレビ放映とかされたら見るとは思うけれど、やっぱり劇場で、に勝るものはない。自分で足を運べることの有り難さを思う。そして、時々、変な大向こうのことを目にするけど、この日はそういうことがなかったのもよかった(近くの「はりまっ」は驚いたけど。そう遠くまでは聞こえてないと思うよ)。ほんと運のものだわねぇ。

菊吉・大合同と言いますか、あからさま(爆)で反感を持つ人もいるかしらん。でも、けっこう厳しい道じゃないのかな、菊ちゃん。頑張って。

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