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2016.05.10

團菊にかぶりつく

5月7日(土) 「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部 11:00〜 於・歌舞伎座

「鵺退治」梅玉、魁春、又五郎ほか
「寺子屋」海老蔵(松王丸)、菊之助(千代)、梅枝(戸浪)、市蔵(春藤玄蕃)、松緑(武部源三)ほか
「十六夜清心」菊之助(清心)、時蔵(十六夜)、松也(求女)、左團次(俳諧師白蓮)ほか
「楼門五三桐」吉右衛門(石川五右衛門)、菊五郎(真柴久吉)ほか

たまには土曜日の歌舞伎座にも行くのです、と。日にちが決められなくて窮余の策ではあったのだけれども。んで、そんな時に限って、1列センターなんてのが音羽会から来ちゃうんだなー。ちなみに私は22だったけど、隣の23は、ものすごく体格のいい男性。椅子からはみ出す感じ。別にそれで困った、というわけじゃないけど、腕なんか私の5倍くらいありそうに見えた。後ろの人が不運を嘆いたかも。
*どうせなら夜の部を前で見たかったけど、あいにく「とちり」より後ろ。でも踊り好き(昔習ってたそう)の友人とも一緒だから、いいかー。

「鵺退治」は最初のうち、けっこう楽しんで見てたのに、肝心の鵺が登場したらもうダメ。こんな近くで見るもんじゃありませんね。まぁね、顔は猿で、体(腹あたり)が狸、尾は蛇で手足は虎……これを忠実に着ぐるみにしようと思ったら、うーん、間抜けじゃありません?
54年ぶりの上演とやら。前回はどんな風だったのかなぁ。とりあえず、不気味でも強そうでもなかった(猿+狸じゃあたりまえ)。

「寺子屋」も、近すぎたきらいはある。どうも松緑・武部源三が気に入らないというのか。直線的な役作り、とでもいうかなぁ。それが間近で表情がよく見えるからねー。間近といえば、私の席は、首実検の時の海老・松王丸の真正面だったのでした。きゃっ
菊ちゃん・千代は、どっしり安定、とでもいいますかね〜。梅枝くんともども、ほんと丁寧に演じてる印象。

菊之助、次は清心! 先月の与兵衛もそうだったけど、カチッとスイッチが入って別人格になる、といった風情が型通りっぽい。先入観かも?ですが、そこからヒュルルルと荒んでいくような気がしない。先月今月の菊ちゃんを見てると、熱烈女方希望なんだけどな。

「楼門五三桐」は、なーんにも考えずにただ舞台の絶景を愛でる。浅葱幕が落ちて、吉右衛門を見たとき、なんだか久しぶりに播磨屋贔屓だった義母を思い出してウルッときてしまった。こういうので追い出されると、あ〜満足!って気がいや増すわね。

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