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2016.05.17

母と三姉妹

5月11日(水) 「8月の家族たち」 13:00〜 於・シアターコクーン

作/トレイシー・レッツ 翻訳/目黒条 上演台本・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演/麻実れい(母バイオレット)、村井國夫(父ベバリー)、秋山菜津子(長女バーバラ)、常盤貴子(次女アイビー)、音月桂(三女カレン)、犬山イヌコ(叔母マディ・フェイ)ほか

上にお名前を書ききれなかったけど、(それぞれの配偶者・恋人役)橋本さとし、木場勝己、生瀬勝久、中村靖日ら、ほんと錚々たる出演者。なんだけど、うーん、見るのどうしようかな、と思ったのは、麻実れいがまた薬物依存の役なの? で、秋山菜津子を長女とする三姉妹……苦手な部類かもしれない、と思ったから。
でもねぇ、見逃すわけにもいきますまい、というわけで、やっぱり(最近の指定席っぽい)コクーンシートから。

ブラック・コメディなら、そんなにつらくはないかな、と思ってたら、上演時間が3時間超という情報が 最近、そんなに長いのを見てないから、またもや怯えてしまう。……結果的には、60分(15分休憩)、55分(15分休憩)、50分の配分もよかったのか、重くドヨーンとはならなかった。けっこう笑ったしね。

とはいえ、内容的にはいろいろと救いがないんじゃないの?ではある。

麻実れい&三姉妹、という事ばかり頭にあって、最初に村井國夫が出てきた時、あら?という感じだった。妻は癌で薬物依存で、というのがここで語られるけど、次の場面では彼は失踪しちゃってて、後は不在。でも、ずっとあの父親、というのが感じられるのよね。

三姉妹それぞれ家族、恋人がいて、どちらさまも問題ありすぎ。おまけに母の妹夫婦もひとくせ二癖……。この叔母夫婦の存在感がさすが、という気がした。あと三姉妹キャラはイメージ通りなんだけど、常盤貴子の癖のなさ、みたいなのが意外と生きてたかも(逆に言えばあまり目立たない、ってことでもあるかー)。
そうそう、ほぼ全員で食卓を囲むシーンがあって、ふと気がついたらそのテーブル部分は床がゆっくり回ってた。最初、見間違いかと思って目がパチクリしちゃったわ。これ面白かった。

でもね、麻実れいの薬物中毒のような役はしばらく結構、という気もしてる。

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