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2016年6月

2016.06.28

土曜の午後、3時間+3時間

6月25日(土) 「調布音楽祭 2016 モーツァルト・ガラ・コンサート」14:00〜 於・たづくり くすのきホール

「生誕260年 モーツァルト・ガラ・コンサート 再現1783年ウィーン・ブルク劇場公演」
指揮/鈴木優人 ソプラノ/松井亜希、臼木あい、高橋維 フォルテピアノ/小倉貴久子、鈴木優人、森下唯 管弦楽/アンサンブル・ジェネシス

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土曜日、「あわれ彼女は娼婦」の前に、地元でコンサートをば。「あわれ〜」の千秋楽が取れてたら、日曜マチネ→調布音楽祭、となってたところだけど、まあこんな巡り合わせに。
ちょっと誤算だったのは、このモーツァルト・ガラも、「あわれ〜」も、ともに3時間超だったところ。ぎゃー!と思ったけれど、私もまだまだ元気でありまする

このモーツァルト・ガラは、ザルツブルグの宮廷音楽家をやめてウィーンで活動するようになったモーツァルトが、ブルク劇場で開いたコンサートのプログラムを再現したもの。当時の聴衆のために(皇帝も臨席)、ピアノソロも歌も管弦楽も……と並べたんだって。当時はそうだったんだねー。でも、モーツァルトの曲だけを、というのは珍しかったとのこと。


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2016.06.27

つい2回見ちゃったよ

「あわれ彼女は娼婦」 於・新国立劇場 中劇場
6月15日(水) 13:00〜
6月25日(土) 18:30〜

作/ジョン・フォード 翻訳/小田島雄志 演出/栗山民也 出演/大鷹明良(修道士)、中嶋しゅう(枢機卿)、伊礼彼方(ソランゾ)、浦井健治(ジョヴァンニ)、横田栄司(ヴァスケス)、蒼井優(アナベラ)ほか

最初に見たのは生協でちょっと安く買ったチケットで。17列のまあ真ん中あたり。2回目は前楽。新国立劇場のチケット売り場で買った。ほんとは千秋楽にしたかったけど、売り切れてたので。こちらは2階席の右寄りから。この作品は蜷川さんの演出で上演されているが、私は今回が初めて。

ジョン・フォードはシェイクスピアと同じ頃の作家で(というか30年くらい遅れて登場してるけど)、ざっくり「エリザベス朝の演劇」というくくり。当時は、先行するお芝居を明らかに取り込んだり、平気だったんだよね。ということで、許されぬ恋、うかうか取り持つ乳母……いろいろバリエーションが、という感じ。でもまあ許されぬ恋は、実の兄妹だったのであるよ。
もちろん、この時代の作だから、理屈で考えちゃいけない、ってこともある。

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2016.06.26

調布音楽祭2016 開幕

6月22日(水) 「鈴木雅明&若松夏美 in 深大寺」 15:30〜 於・深大寺 本堂

天台声明
J. S. バッハ 「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第4番 ハ短調」
ヘンデル「ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調」
J. S. バッハ「シャコンヌ〜無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調」
J. S. バッハ「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第6番 ト長調」

さて、調布音楽祭の季節ですわよ! 去年もオープニングは深大寺だったけど行けなかったので、初参加。友人の神社仏閣好きかつ古楽好きと一緒に。仙川で美味しいランチののち……お茶しようと思ってたお店2軒ともに振られて(定休日)、深大寺は鬼太郎茶屋へ。

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折角だからラテにして、ラテ・アートをば。絵柄はあと、ねずみ男もあった。

境内の緑もとても美しい季節。雨にも降られず(午前中は少し降ってた)、そう暑くもなく、よき日和でありました。

お寺の本堂だから、座布団に正座を覚悟して行ったら、低い椅子でした。そういえば、法事でお寺さんに行くとみんな椅子になってたわねぇ。


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2016.06.25

ご無沙汰しました、市馬落語集

6月20日(月) 「市馬落語集」 18:45〜 於・日本橋劇場

市朗・子ほめ 市馬・あくび指南ーー仲入りーー市馬・三軒長屋

なんだか気がむいて、久しぶりに市馬落語集のチケットを買った。といっても、実は来月の心斎橋落語集のチケットを頼む時に、一緒に申し込んだのよね。オマケみたいなもの。

この日は六本木で書の稽古のあと、北千住の駅前で戸籍書類をとって、人形町まで。日比谷線の旅であった。しかも甘酒横丁をちょっと歩いて、「らくや」さんへも行ってきた。直しを頼んでいたのが出来上がったとのことでついでに。なんだか移動ばかりで若干疲れ気味。

久しぶりすぎて、開演が7時じゃなくて15分前、というのを失念してたわ。

前座くんは確か二代め市朗くん。もちろんお初でござった。前座噺の中でも「子ほめ」はサゲが面白くないナンバーワンだな、私には。やってる人の責任じゃないけど。そして若者(には限らない)は「数え年」というものがわかってるでしょうかねー。……と、「なんちゃって時代小説」で、年も数えられんのか、という事例に遭遇するので。

市馬師匠は、もはや湯呑みが定番なんですね。時に湯呑みを手にしつつ長めのマクラ……ということはちょっと小三治っぽいのでもある。「三軒長屋」がネタ出しされてて、もう1席は短めのを、と喋ってるうちに長くなったのかな。
「あくび指南」って、師匠らしさのかたまりみたいな噺かもね。のーんびり、ゆったり。

「三軒長屋」も町の空気感みたいなものを感じつつ。なんだけど、頭の家と剣術の先生トコが引っ越す、と言ってくるあたりから いっけなーい。

いつの間にやら、落語集でも知った顔を殆ど見かけなくなった感じ。時は容赦なく過ぎていく。

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2016.06.24

「太宰を聴く」の歴史

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今年が第17回だった「太宰治朗読会」。去年までの出演者と作品の一覧表を載せました。
がっ もとの画像は縦長なのに、そのまま入らないのはナゼ。当初、iPadでみると正しくてPCだと90度回転してる? というので昨夜からゴチャゴチャやってますが、諦めました。

第3回で一度だけ、女性が読んだのね。しかも、山崎富栄の文章だったとは!   平野啓子さんは、かなり昔、どこかで聞いたことがる。

それにしても、地味な企画ながら、錚々たる顔ぶれではありませんか。

第10回と11回の間で、1年空白がある。この頃、ちょうど行ってなかったから、事情はわからないな。太宰治賞がらみ、かもしれない。

 

 

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2016.06.20

シンプルで熱い台詞劇を堪能

6月18日(土) 「コペンハーゲン」 18:30〜 於・シアタートラム

作/マイケル・フレイン 翻訳/小田島恒志 上演台本・演出/小川絵梨子 出演/段田安則(ハイゼンベルク) 、宮沢りえ(マルグレーテ) 、浅野和之(ボーア)

前回2007年に、全く違うカンパニーで見て以来の、コペンハーゲン。いかに忘れっぽい私とて、このお芝居の記憶は強烈であった。なんだかワケわかんないけど圧倒された台詞と、主にハイゼンベルク役の今井朋彦ゆえに。

なので、今回のキャストで、段田さん? と思ったのは、前のイメージを引きずりすぎていたから。それはよっくわかっていたのです。で、いざ蓋を開けてみたらば、段田安則、素晴らしいよ。
そうねぇ、頭脳明晰な部分が先に立ってた感のある(あくまで私の記憶の中で)今井さんと、苦悩する科学者の部分を強く感じさせた段田さん、というところかしら。

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2016.06.19

桜桃忌である

6月19日(日) 「太宰を聴く 太宰治朗読会」14:00〜 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

出演/西岡徳馬
朗読作品/『お伽草紙』より 「瘤取り」「カチカチ山」

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今日、19日はまさにピッタリ桜桃忌。太宰の誕生日であり、玉川上水に遺体が上がった日、ということらしい。近くの禅林寺はさぞ賑わっていたことでしょう。朗読した西岡徳馬氏も、先にお参りしてらしたとのこと。

三鷹市のイベントとして、まず市長の挨拶。私は自分トコの市長よりも遥かに三鷹市長の顔を見てるぞ(と言っても年に1回だが)。そのあと、今年の太宰治賞受賞者の挨拶があって、いよいよ朗読。

和紙が貼ってあるような雰囲気の大きな屏風が真ん中に。切り株の椅子が3つ。木も左右に。そこで夏のお着物の西岡さんが朗読していく。けっこう音楽とか効果音も入ってたなー。「お伽草紙」から、ということで、楽しみにしてたのですわ。
特に、休憩を挟んで後半に読まれた「カチカチ山」は面白かったなぁ。若いだけが取り柄(笑)の女子高生(イメージね)・ウサギに、いいようにいたぶられちゃう中年男・タヌキの感じがさー これは比較的最近、読んだはずだけど、朗読でいろいろクリアになった気がする。

舞台の上、全く一人だけで進めていくわけだから、かなり消耗しそう。朗読とは言いながら、やはりそこは一人芝居的な語りであり、動きであり。

ちょうど今、三鷹駅前の市民ギャラリーで「太宰治資料展II」をやってるので、そのチラシと、「美味しすぎて、すみません」コーヒーを載っけてみました。


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2016.06.17

東京芸術劇場と歌舞伎座:二つの義経千本桜

6月3日(金) 「義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー木ノ下歌舞伎」 東京芸術劇場シアターイースト
6月10日(金) 「碇知盛 渡海屋、大物浦、時鳥花有里」 六月大歌舞伎・第一部
6月13日(月) 「狐忠信 道行初音旅、川連法眼館」 六月大歌舞伎・第三部

今月見た「義経千本桜」はこれだけ。本当は13日に第二部も見るつもりだったけど、とても余裕がなくて代理を立てましたです。

木ノ下歌舞伎を見るのは2回目(前回は三人吉三)。今年は設立10周年とのことで、実は、木ノ下“大”歌舞伎と銘打ってるのです。木ノ下裕一氏の監修・補綴のもと、演出家はいろいろ変わるので、今回は多田淳之介・演出。

同じ頃、初音ミク・超歌舞伎というのが話題になったけど、そういうふうに歌舞伎を見たことがない人も取り込んでいってるのよね。ということで、渡海屋が始まる前、源平合戦でここに至るまでがスピード感を持って描かれる。あっ、でも最初は安徳帝の辞世からだったかな。
骨肉の争い、裏切り、国家(天皇)……日の丸や旭日旗の図柄も出てきたっけ。

わかってるストーリーを、こんな変化球で見る面白さ、もあるかな。使用音楽は既存の有名なものばかりで、中でも「戦場のメリークリスマス」はメインっぽかった。

ぐうぜん、アフタートーク(木ノ下&多田)の日でした。歌舞伎を見たことがない人も大勢いて、その人たちに「ちょうど歌舞伎座でやってるからね」と勧めてたわー。ま、自分たちは2年前からこれに向けて動いてたから、あっちが真似たんだよ、ってな調子で。

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2016.06.12

笑いすぎ注意(笑)

6月11日(土) 「メルシー!おもてなし 〜志の輔らくごMIX〜」 19:00〜 於・パルコ劇場

原作/立川志の輔(「踊るファックス」「ディアファミリー」「ガラガラ」「メルシーひな祭り」)
脚本・演出/G2 出演/中井貴一、勝村政信、音尾琢真、YOU、阿南健治、明星真由美、サヘル・ローズほか

パルコの建て替えのため、パルコ劇場とも8月にはお別れ。そこへこの演目を持ってきましたか、というところ。お正月恒例となった「志の輔らくご」は、最近はちょっと足が遠のいていたけれど、何回か見に行った。毎年、口演される古典落語と新作落語のうち、やっぱり印象に残ってるのは新作落語。いろいろ工夫されてたわよね。「メルシーひな祭り」でもラストはほんとに「段かざりの人間ひな人形」だったっけ。
それ以外では「踊るファックス」は聞いた気がする。後の2つは聞いてない……が、別にそんなことはどうでもいいのですわ。落語を知ってても知らなくても、アハハハと楽しめて2時間少々があっという間。

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2016.06.05

もう一度、目黒区美術館へ

6月3日(金) 「没後40年 高島野十郎展」 6月5日まで

午後、ちょうどいいタイミングで麹町にいたので、目黒まで。いつも頭に中には南北線が存在しないんだけど、こういう時は使える

会期末だから、混んでるかしら……というのは杞憂。そこそこ人はいたけど、ゆったり見られた。しかも展示室内がほんとに静か。各人が、絵と向き合っていて、それこそが、高島野十郎の世界、という気がする。

2階の展示室に140点ほどが、5つのトピックで分けられている。
1、初期作品 理想に燃えて
2、滞欧期 心軽やかな異国体験
3、風景 旅する画家
4、静物 小さな宇宙
5、光と闇 太陽 月 蠟燭

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そして1階に下りて、5つのトピックを振り返るかのように、それぞれの期の作品を2、3点ずつ。そして年譜など。これはちょっと意外な構成。ここに「絡子をかけたる自画像」があった(上になかったので、今回は来てないのかと)。
グッズ売り場にはポストカードやクリアファイルなど。欲しい絵が入ってなかったらしい人に「個人蔵の物が多くて……」と売り場の人が答えてた。うーむ、私も小さいのを1点ほしいなぁ。今更じゃ無理だけど。

高島といえば、最初は蠟燭の絵しか知らなかったんだけど、自画像にショックを受け、静物画に惹かれ、その後、月や太陽、はたまた風景画など様々な絵を見ることになった。仏教への帰依や、理論的な一面もあるだろうか。

図録は書店で早くから入手していた。しばらくこれを眺めていよう。


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2016.06.04

時間の使い方が下手になる一方

6月3日(金)

確か観劇ブログのはずなのに……最近は更新もあまりできないし、近況報告くらいでお茶を濁してますです。すみません(って、謝ることでもないと思うが)。

我ながら、変だなー、なんでこんなに余裕がないんだ?と思う毎日。今日は納品しなきゃいけなかったので、頑張ってたら、夜がしらじら明けちゃいましたとさ。でも3時間半くらいは眠ってる。こんな泥縄、いいわけないんだけど、でも期限は守らないとね。

↑と、ここで寝落ちしちゃうという……。

仕事と趣味の観劇、というのは、わりとバランス取れてると思うけど、そこに「書」が入ってくると、とたんに調子がくるう。また全然、回路がちがうのね。切り替え能力が落ちてるのかも〜、と思いつつ、さて今日は、家のことと書の稽古がメインかな。


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