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2016.06.17

東京芸術劇場と歌舞伎座:二つの義経千本桜

6月3日(金) 「義経千本桜ー渡海屋・大物浦ー木ノ下歌舞伎」 東京芸術劇場シアターイースト
6月10日(金) 「碇知盛 渡海屋、大物浦、時鳥花有里」 六月大歌舞伎・第一部
6月13日(月) 「狐忠信 道行初音旅、川連法眼館」 六月大歌舞伎・第三部

今月見た「義経千本桜」はこれだけ。本当は13日に第二部も見るつもりだったけど、とても余裕がなくて代理を立てましたです。

木ノ下歌舞伎を見るのは2回目(前回は三人吉三)。今年は設立10周年とのことで、実は、木ノ下“大”歌舞伎と銘打ってるのです。木ノ下裕一氏の監修・補綴のもと、演出家はいろいろ変わるので、今回は多田淳之介・演出。

同じ頃、初音ミク・超歌舞伎というのが話題になったけど、そういうふうに歌舞伎を見たことがない人も取り込んでいってるのよね。ということで、渡海屋が始まる前、源平合戦でここに至るまでがスピード感を持って描かれる。あっ、でも最初は安徳帝の辞世からだったかな。
骨肉の争い、裏切り、国家(天皇)……日の丸や旭日旗の図柄も出てきたっけ。

わかってるストーリーを、こんな変化球で見る面白さ、もあるかな。使用音楽は既存の有名なものばかりで、中でも「戦場のメリークリスマス」はメインっぽかった。

ぐうぜん、アフタートーク(木ノ下&多田)の日でした。歌舞伎を見たことがない人も大勢いて、その人たちに「ちょうど歌舞伎座でやってるからね」と勧めてたわー。ま、自分たちは2年前からこれに向けて動いてたから、あっちが真似たんだよ、ってな調子で。

歌舞伎座では、第一部〜第三部、それぞれの部で染五郎ー猿之助がカップル?に。こういうこともあるんだね。というか、染五郎、第三部は静御前なのというのが、一番の驚きかもね。いつもの3階7列だったから、忘れず双眼鏡を持って行った。もちろん綺麗だけど想像の範囲内、っていうか、もともと美しい人ですもんね。声はちょっと……。

猿之助の宙乗り。ってか、宙乗りそのものが新・歌舞伎座で初めてなんだっけ。道行からもう自由自在の猿之助でありました。文句ナシに楽しかった。で、お腹いっぱいになるので1回で充分、となっちゃうところが、テンション低めのわたくしですわ。
逸見藤太役の猿弥が、今月の歌舞伎座のことをいろいろと面白く語るのも楽しかった。門之助・義経はけっこう好きだな。笑也・静御前はそうでもないけど(なんかすごく現代的にかんじちゃって)

猿弥って、第一部の弁慶もよかったなー。風貌もあるかも、だけど

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