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2016年7月

2016.07.31

浜町へ行く

7月30日(土)

今は日本橋浜町に店舗がある「衣裳らくや」。そもそもは西麻布から始まって、銀座の松屋通りに出て、人形町、そしてその近くの浜町へ。一時は、たんす屋のリサイクル着物を扱ったり、丸井で着付け教室を開いたりしてたけど(主に銀座時代だね)、今はレンタルや、国産着物の製作などに落ち着いてるみたい。

いちおうDMは来るので、タイミングが合って「無料講座」に行ってきた。店主・石田さんによる15分着付けの実演と、夏の着物のコーディネート。もちろん私は洋服で! アンティークの夏の振袖とか、ボディに着せていく実演つき。

面白かったし、それ以上に楽しかった。ほんと石田さんのキャラクターで持ってるお店だな、と。これからもチャンスがあったら行こうっと。(買わなくても堂々と行けるのよ)

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↑麻の着物(紫根染め)

土曜日に着物仲間と会うことは少ないけど、珍しく、年長の3人が集合。終わってから、ビール飲みたいよね、とはいうものの、お店がない。3時半くらいって、タイミングが悪いよ……。でも、甘酒横丁を歩いている時、そうだシェ・アンドレ ビールくらいは飲めるでしょ、と行ってみたらOK サラダとチーズなどをつまみに、デカンタ白ワインも追加しましたことよ。

夏は特に、きものを着る元気はなかなか出ないけど、楽しいければいいわー。てなわけで、連日の白ワインでありました。

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2016.07.30

仕事帰りに神楽坂へ

7月29日(金)

6月14日から、新潮社のラカグで「カメラがみた作家の素顔」展(新潮社創業120年記念)が開かれている。7月31日までなので、きゃー行けないかも、と思ってた。そしたら、いつもなら7時くらいまで(あるいは残業も)の仕事が、めでたく早じまい! これは行けということよね。

神楽坂駅の矢来口を出ると、ドーンと開けているラカグの木の階段。うむうむ、隈研吾。でも、いつか私はここで転びそうであるよ(言霊キケン)。

写真は、ラカグの2階、イベントスペースの壁面にレイアウトされている。どれも同じ大きさの白黒で、谷崎潤一郎、井伏鱒二から吉本ばなな、角田光代まで、50人ほど。意外な表情の人もいれば、イメージ通りの人も。イメージ通りというのは、沢木耕太郎とか、若き日の五木寛之とか。向田邦子もか。
誰だかわからなかったのは、ラグビーをやってる野坂昭如。瀬戸内寂聴は、佐藤愛子かと思っちゃった。

二人で写ってる写真が、けっこう好き。小澤征爾&武満徹、北杜夫&娘の由香さん、江國香織&川上弘美の横にはビール瓶

ゆっくり写真を見て、本も見て……1階に降りてセレクトショップの洋服類も冷やかしてみた。セール中、なんですがーーー、あら素敵と思った黒のノースリーブワンピースは定価22万円也で、いくら40%引きになってもねぇ。というわけで、何一つ買えるものはございません。

ここから飯田橋方向に向かって、ちょうど神楽坂出口の向かいあたりにあるブックカフェ「神楽坂モノガタリ」へ。ゆったりしていて好きなのよ。白ワインで休憩して、本をあれこれ見て、ついつい、初めて平野啓一郎を買ってしまった。「マチネの終わりに」……さてさて。
不思議にご丁寧なおばさまが接客していて(若い人もいるけど)、席まで「新しいのが出ましたの」と「かぐらむら」というタウン誌を持ってきてくれた。

ちょうどお祭りらしく、外は賑やかでした(阿波踊りかも)。

帰りは神楽坂からまっすぐ三鷹まで乗って、後はバス、というのが、一番気楽なコース。駅ナカでお寿司を買って帰りましたとさ。週末だもん、疲れてんのよ

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2016.07.28

いざ、東洋陶磁美術館へ

7月22日(金)

ゴールデンウィークに台湾・故宮博物院南院で、たくさんの高麗青磁や有田焼を見た。それらのかなりが「大阪市立東洋陶磁美術館蔵」というのに驚いたのだった。えっ?そんな美術館、知らないよ、と。安宅コレクション、というのは聞いたことがあったけど、いや〜、灯台下暗し。
次に大阪に行くことがあったら、ぜひ訪ねたいと思っていたので、中之島界隈さんぽも、要はここにたどり着くためだったの。

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ちょうど特別展「没後100年 宮川香山展」開催中。これって、春にサントリー美術館でやってたのの巡回だよね。
画像はチラシの上半分と、美術館の絵葉書(色絵相撲人形=有田柿右衛門様式、1680年頃)だけど、香山って、こんな猫とか、蟹、鳥などなど、「高浮彫」で有名らしい。私も、リアルな蟹のくっついた花瓶には記憶があったものの、作者名には関心なかったなー。

ってか、しょうじき目的は青磁類なんだもん。でも、行けども行けども出てこない。ま、特別展だからさ。展示室はほぼ2階部分(3階に1室)、A〜Kまでの室のうち、中国・韓国陶磁はG・H・Iの3つのみ。
そうそう、特別展のせいか、予想以上に賑わってまして、おしゃべりもちょっとうるさくて。

順路も後半、いわゆる常設部分は人が少なかったので、落ち着いて見られた。もっとたくさん見たかったけどね。……というか、今もまだ収蔵品は、故宮南院に派遣されてるかしら。

上に載せた「色絵相撲人形」の実物も、台湾で見たのでした。かなり大きくて、ガラスケースの四方からぐるり見られるようになっていた。
ちなみに、東洋陶磁美術館では今年の12月から、故宮が持ってる北宋の青磁の逸品が展示されるそうで、お互いに貸したり借りたり、なのかな。

1階に広めの喫茶サロン(川べりの景色が見える)があって、ランチも食べられそうだったんだけど、満席 ちょっと待ってみたものの、空きそうになかったから諦めた。またの機会に。

宮川香山展、途中の2階ロビーに展示してある数点は、撮影可。せっかくだから撮しちゃった。


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↑高浮彫四窓遊蛙獅子鈕蓋付壺


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2016.07.26

中之島界隈を歩く その2

その1では中之島図書館まで行ったけど、ちょっと戻りまして……。

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↑日本銀行大阪支店

道頓堀に行くと、ついついカニだのフグだのの写真を撮っちゃうけど、この辺りではやっぱりレトロな建物が気になる。

↓ ここって、昔は「駅逓司大阪郵便役所」があったのねー。


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中之島図書館でお茶休憩ののち、いざ、東洋陶磁美術館へ。でも、その手前には大阪市中央公会堂が。この日は「大阪府学校給食大会」とやらが開かれてました。先を急いでたので、外観を見たのみ。(写真は道を渡って、美術館の前から写した。


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はー、やっと到着。暑かった。セミが凶暴だった!(しかーし、こんな空、東京ではしばらく見てない気がする)


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2016.07.25

中之島界隈を歩く その1

7月22日(金)

大阪へは年に1、2回行くけれども、いつも松竹座かトリイホール(または文楽劇場)だから、なんば以外をウロウロするのは珍しい。今回は、できれば大阪市立東洋陶磁美術館に行きたかったので、宿も梅田の近くにしてみた。

歌舞伎見物を諦めたから、22日はノンビリと、建物ウォッチングをすることに。東洋陶磁美術館のサイトで、地図上に近隣の観光スポットが示されてたので、それを参考に。

まずは、日本基督教団大阪教会へ。こちらはヴォーリズの設計とのこと。道幅が狭くて、全体を撮るのは無理でした。

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↑前日、ホテルに荷物を置いて辺りを探検してたら、ドーンと大同生命の建物が あら、そうだった。
そして、あたり一帯、やたら住友、住友(三井)だなぁ、というのを実感。22日は、土佐堀川の対岸から、それらの建物を写してみた。


新しくできたシンフォニーホールはここかぁ、と、用もないのに中に入ってみたり。ここの1階にある銀行ATMは、ちょうど私が口座を持ってる3行だったのが、妙におかしかった。もちろん、三井住友はあるわよ。というか、残りはみずほ銀行くらいのもの?

日銀大阪支店や大阪市役所の前を通りまして、中之島図書館へ。建物は重要文化財なのね。
入口を入ったロビーの所が撮影可(下の写真)。

カフェもオシャレで、ちょうど雑誌か何かの撮影中でした。府立図書館、ということで、思わず都立中央図書館の「食堂」を思い浮かべてしまったけど、比べちゃイカン。


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そうそう、この朝は6時半くらいにセミの声に起こされた。建物の中にいてさえそうなんだから、ほんとに凶暴なセミの声に、付きまとわれつつ歩いたのでした。いやはや。

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2016.07.24

最近はオルガン好き

7月23日(土) 「おとなのオルガン探検」 16:00集合 於・サントリーホール

(サントリーホール 夏休みオルガン企画 それいけ!オルガン探検隊)
・おはなしと演奏……おはなし/八木田淳(オルガン・ビルダー) 演奏/勝山雅世(オルガン)、花澤絢子(オルガン)、前田啓太(打楽器)
………休憩&ウォークラリー………
・ミニコンサート

おとなの、というからには、こどもの、もあったわけです。

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サントリーホールの大ホールは、開演前と休憩中は、撮影自由。

〈おはなしと演奏〉
語り担当の八木田さんは、専門の技術者なので、パイプオルガンの音が出る仕組みなども、わかりやすく説明してくれる。こども向けの回にも使ったと思われる大きな模型なども駆使。

また、映像も効果的に使われていた。
☆パイプ部分の背後にあるオルガン室(3階建てになっている)に、事前にカメラを持って入り、撮影した映像を解説しつつ見せてくれた。
☆演奏中の手元をビデオカメラで映しているので、実際に鍵盤のどこを弾いてるのかが一目瞭然)映像はパイプオルガンの左側の壁面に映し出された)。

第1鍵盤〜第4鍵盤の、それぞれに対応するパイプの部分を教えてもらい、また実際の音も確認。

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↑出っ張ってるパイプたちが、第4鍵盤のパイプなんだって。

トータルで2時間ほど。解説中に4曲、ミニコンサートで4曲(プラスアンコール)が演奏された。

チャペルで聴きたい、という気持ちもむくむく。それにしても1500円でこんなにたっぷり聴けて、とてもお得な企画ではないかしら。

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2016.07.23

「BENT」再見

7月22日(金) 「BENT」 19:00〜 於・世田谷パブリックシアター

このチケットがあったから、せっかく大阪に行ったのに、松竹座に近寄ってないのですわ。昼の部を最後まで見てると、三軒茶屋19時はあぶない。そんな状況では落ち着いて見られないし、お富与三郎を見ずに帰る選択はないから、最初っから、すっぱり諦めたのでした
(早起き&満員電車を頑張れれば、21日の昼の部だって行けたのです。そっちの方が何かと楽でもあったと思う。でも、ダメなものはダメなのよ)

すでに「BENT」は見てるんだから、2回も見なくても、という心の声もあったわよ! だけど、前回は2階席、この日は(サイドブロックだけど)1階K列だもの。やっぱりねー。
(漫然と2回分チケットを確保してたのなら、この日のは売るなりなんなりしてたかな)

すっかりストーリーがわかった上で、もう一回見ることの醍醐味みたいなものを、久しぶりに感じた気がする。とはいえ、やはり冒頭のガチャガチャ場面は、好きではないな。マックスの最後まで関わってくる性格とか、無邪気なルディとか、提示されてるものは充分わかるけども。

そんな気持ちが、暗転ののち、グレタ(新納さん)がゴンドラに乗って歌いながら登場したところで、シャキーン。「ベルリンの街 もうすぐお別れ」ほんとに空気が変わって、1934年のベルリンになったようよ。グレタだけじゃない、複雑な登場人物の性格をしめしてるよねー。

K列ってそんなに近くはないけど、でも、表情などはよく見えるので、やっぱり二度見た甲斐はあったというもの。
というわけで、この後は蔵之介&有起哉をひたすら満喫、でしたわね。北村ホルストが病んでからの緊張感というか、凄みというか……。
でも、パブリックシアターは嫌いじゃないけど、パルコ劇場でやってくれてたら、もっとよかったなー、とも思う。

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2016.07.22

お江戸の落語を大阪で

7月21日(木) 「心斎橋 市馬落語集」 18:45〜 於・大丸心斎橋劇場

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20回続いた「市馬・喬太郎二人会」は終わってしまったけれど、ミックス寄席のM'sさんが、こんな落語会を開いてくださった。物好きにも出かけて行ったのは、これまでの世話人Sさんに会うため、ってのが大きいかも。
ほんとは岡山行きとセットのつもりだったけど、諸般の事情で大阪のみ。

今回は前座さんじゃなくて惣領弟子の市楽くんの出演。久しぶりに見たら、ずいぶん落ち着きというか余裕が出てきてる。市馬師匠に新しい弟子が来たそうで(8人目だって)、その子の指導係? しかーし、さすがに小さん一門、弟子もまだまだ増えそう……。

市楽くんの「やかん」は、いま調べたら8年ぶりに聞いていた。二つ目になる半年ほど前、当時はまだ市朗で、はっきり「面白くない」と書いてたワ あの頃から、講釈ものが好きだったんだろうけど、リズムも口舌もともにずいぶん進歩してるように思った。

そして、夏の噺「船徳」。もう梅雨明けした大阪にはぴったりよね。あーづーい船の上。艪や竿を扱う手つきがピリッとしてて気持ちいい(いや、下手っぴな徳さんであってもね)。いや〜、やっぱりこの季節感はたまらないし、ほんと江戸の風、かもね。

一方、文之助師匠は、独特の愛嬌(というのとも違うかな)、いくつになっても可愛らしい、という雰囲気がある。「悋気の独楽」だと、丁稚がもうたまらんですわ。
市馬、文之助、お二人とも確固たる世界を確立してるから、気持ちよく聞けるのかな、と思う。それがぶつからないし。

1席目がしっかり「船徳」だったから、え?じゃあもう1席はなに、と思ってたら、なんと「らくだ」ではありませんか。屑屋の久さんが酒を飲んで、どんどん変わっていく様が圧巻。そして船徳同様、酒を飲む、煮しめを食べる、桶を担ぐ……様々な動きのひとつひとつが、きっぱり綺麗なんだ、ということを実感したのでした。

終演後はもちろん! 落語つながりの3人でビールとお喋り。楽しかったなー。年に1回くらいは、大阪でお江戸の噺をききたいわね。


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2016.07.21

書道展のハシゴをする

7月20日(水)

ボガマリでの美味しいランチの後、友人は会社へ(どんな会社だ)、私は書道展へ。まずは自分のが出てる毎日書道展(普通の入選作)の東京都美術館。
社中の親しい方のとか、見ないとという作品せいぜい6、7点なんだけど3フロアにわたって展開されてるから、あちこち移動するのが大変。どこに展示してあるかは、検索するのよ〜。

せっかく上野に来たのではあるけれど、他に寄ってる余裕はない。(都美は今日シルバーデーだから、ポンピドゥーセンター展には近寄らない)

続いて、国立新美術館で、毎日書道展の入賞作ほかを見る。要するに、こちらに並ぶようになればそこそこベテラン→名誉職まで。こちらも相当数、作品が並んでいて、社中の方々はだいたいこちらに出されてる。……が、「かな」は会期が終わっていて、今日から後期の漢字になってしまった。
でもまぁ、先生のを見ておけば

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どちらの会場でもそうだけど、書でイメージする「かな」「漢字」「篆刻」以外に、近代詩文書、前衛書、大字書などがあって、これはもう絵画ですか?というのもあるわけ。

上の画像は、毎日書道会の理事・監事・顧問の作品が並んでいる室にて。左は先生ので、右はたしか「点と線」というタイトルだったと思う。

ほかにもウロウロしてたら、大きく「ゴジラの逆襲」と書かれてるのを 見つけたり、もはや紙に書かれてるのでもなくオブジェですか?というのとか、ほんとにいろいろ。
(*ちょうど前の日にBSプレミアムで「ゴジラ」をやってて、途中からだけど私は初めて見た。面白かった。昔は全く見る気もなかったけど、今さら認識)

両美術館で膨大な数が展示されてるから、もしかして書道隆盛?なんて思ってしまいそう。いやいや、たぶん平均年齢めちゃ高いですよ。


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2016.07.20

珍しく、食レポ

7月20日(水)

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今日のランチはこちら。ボガマリ・クチーナ・マリナーラ。住所は千駄ヶ谷だけど、北参道駅の裏、って感じかな。お魚がショーケースにデデーンと並んでて、それを見ながら食べたいもの、調理法などをチョイス。これはディナーのお楽しみだけど、ランチも充実してます。

でも、今日は目当てがありまして……少し前にお店のフェイスブックに、「シャコが入ってます」という記事(と写真)があって、きゃぁぁぁ食べたい!   予約時に聞いてみたら、「もしその日入ってたら、取っておきます」とのこと。そして、入ってました
↓テーブルで生きたのを見せてもらう。

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↑そして、こうなった。
ランチメニューにシャコをプラス。パスタにしてもらうこともできたけど、シンプルに塩茹で&レモンをチョイス。そしたら、ハサミを添えてテーブルに。なんてワイルドなんだ。でもねー、プリプリしててすっごく美味しかった。

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ランチは、
前菜盛り合わせ、パスタ2種から、デザート、飲み物。これで1000円だったかな(間違えた、たぶん1100円! ぞれにしても)。コスパ良好。
私にしては珍しく写真を撮ったけど、いろいろ盛り上がってたので、前菜プレートと、ショートパスタは写真を撮るのを忘れちゃった。

冷たい白ワイン1杯と、シャコの分で、それなりのお値段でしたが……いや、たまにはいいでしょ。

 

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2016.07.19

先延ばしはほどほどに

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年金請求書、私は4月生まれだから、もちろんさっさと提出済み……とはならないのよね。ぐずぐず亀のあゆみ。必要書類(住民票や戸籍謄本)をもらって来てからも1ヶ月以上すぎて、今日やーっと提出に行ってきた。

この年金請求書への必要事項の記入とか、添付書類集めとか、ほんとに面倒なのよ。その昔、まだ自分には全く関係ないとき、面倒くささにキレて「もういい! もらわない」と叫んだという話を聞いて笑ったんだけど、当事者になってみると「気持ちはわかる」でした。

何しろ、自分一人じゃ完結しない、ってのが第一。配偶者分の資料が必要だから。これ、世の中ではどうなのか知りませんが、我が家では互いに「関知せず」でやってきてるから、番号とか教えてもらわないとダメだし。
自分の分も、書類仕事が苦手だから、えっ?なんのことでしょ、みたいに解読に時間がかかったりしてね。それでもやっとこ完了。

どこへ出してもいいとのことで(住所から言えば、府中だけど)、どこが便利かな、と調べたら「街角の年金相談センター 武蔵野」というのが、三鷹駅からすぐだったので、こちらに。通りからはすぐにはわからない雑居ビルの3階。
そして、皆さんあらかじめ電話で予約とかしていくのね、なんてのも、フラリと行って初めて知ったという……(ここでちょっと待ってる時に地震が。さすがに知らない場所だったから、ちょっと不気味だった)

あ、請求書は郵送もできるんだけど、完璧な書類に仕上げる自信はもちろんないから、持ってったの。

記入らんと添付書類の確認くらいで終わるのかと思いきや、ずいぶん時間がかかったわ〜。まず「年金記録」に漏れがないか、いちいちチェック。同姓同名、同じ生年月日の人が大勢いるんだそうで。つい「こんな名前ですみませんねぇ」と言ってしまった。

(自分の中では)さんざん大騒ぎをしたのに、今年からもらえるのは厚生年金分だけだから、笑っちゃうほど少額。まぁ国民年金がもらえるようになっても、最低限くらいだから、期待はできないけども。もらえるだけでもヨシ、でしょう。
これで年金に関しては、書類書きは必要ないでしょうかねー。もういやだ



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2016.07.17

ピューロランドがあるからといって……

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↑新線新宿駅にて。

京王線で、時々出会うんですよ、この車両。最初に見た時はぎょっとしましたわ。なに、この飛び交うリボンは、と。まあね、京王相模原線、多摩センターには、ピューロランドがありますからねぇ。その昔、昔、八王子市民だった頃、八王子市民優待デーみたいなのがあって、行ったことはある。でも、ほぼ記憶にないのは、頭が拒否していたのか?

京王線の電車は、ほかにも復刻版とかでグリーンの車両も走ってる。あいにく、私はそんな時代のことは知らないので郷愁もなにもないよ。

( そういえば、沿線に府中競馬場があるものだから、日本ダービーの前などは、新宿駅も車両の内外も、お馬さんだらけになったりもするんだった。あれは一過性ね。)

どこにでも現れるキティ、京王線には必然性はあるのかもしれないけど……。


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2016.07.16

組み合わせの妙、かなぁ

7月11日(月) 「七月大歌舞伎」夜の部

「荒川の佐吉」猿之助(佐吉)、中車(相模屋政五郎)、巳之吉(大工辰五郎)、米吉(お八重)、猿弥(鍾馗の仁兵衛)、海老蔵(成川郷右衛門)ほか
壽三升景清「鎌髭」「景清」海老蔵、亀三郎、巳之助、左團次、猿之助ほか

佐吉は、仁左衛門の印象が強く残っている。のだけれども、細かいところは、すっかり忘れてた。冒頭の喧嘩の場面では、そうだった!なんて思いながら見てたんだけども。
猿之助の佐吉は、そうねぇ、なんか理詰めでひとつひとつ納得しながら進んでいく……ような雰囲気を感じた。これはやっぱり先入観かもしれない。巳之助の辰五郎がまっすぐで、いいコンビに思えた。

海老蔵・成川と、猿弥の親分が、どちらもなんとなく立派すぎて、それぞれの最期がちょっと唐突に思えてしまう。特に成川はそんなに弱くなったのか、というやられっぷりで。

この「荒川の佐吉」を休憩時間なしで一気に2時間余、その後、歌舞伎十八番から「鎌髭」「景清」。今月は昼夜ともに、気楽に見られるラインナップだわね。
壽三升景清って、演舞場かどこかでやったんだっけ? 私は全く初めて。ぼんやり見ててみいいよね(爆)と思ってて、ほんとに呆気に取られたわよ。ビジュアルの立派さがこんなに残るとは、というくらい。理屈じゃない面白さ、というところなのかな。

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2016.07.15

「これからは、私を生きる。」

7月13日(水) 「母と惑星について、および自転する女たちの記録」 14:00〜 於・パルコ劇場

(パルコ・プロデュース)
作/蓬莱竜太 演出/栗山民也 出演/志田未来、鈴木杏、田畑智子・斉藤由貴

現パルコ劇場での最後の新作舞台。チラシにもある通り4人の「実力派女優」ぶりに満足満足。とはいえ、今まで、この人が出るから見る!という女優さんたちではなかった。志田未来など、ほぼ(テレビでも)見てないと思うし。いや〜、上手だわ。

最初は、姉妹3人がどこか外国にいる場面から。彼女たちは母親の遺骨(遺灰か)を持って旅に出ている。長女(田畑)、次女(鈴木)、三女のキャラクターもだんだんわかってくるし、次女がしょっちゅう打ってるLINEの文面も、音声だけじゃなくて文字が後ろに映し出される(スタンプ込みで)。
この外国がねー、最初どこだかピンとこなくて。早々に絨毯を買ってるんだから気がつきなさいよ、なのに、通貨リラってどこだっけ、イタリア?などと思っちゃった。いいえ違います、イタリアはユーロだよ まあ結局は明示されるけど、しばらくモヤモヤ。
あ、方言も使われて、これまたどこ? 西だとは思うけど、だったっけ。

女3人旅の「現在」と、そのエピソードの間に母親との記憶が挟み込まれ、時空を行ったり来たり。過去は、長女のエピソードだったり、いろいろだけど、その度に母親の「身勝手」な生き方が強く描き出される。

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2016.07.14

こわい映画

7月13日(水) 「帰ってきたヒトラー」 於・吉祥寺プラザ (18:30〜の回)

監督/デヴィッド・ヴェンド 2015年/ドイツ/116分

6月17日封切り。早く見に行きたかったけど、上映館がちょっと不便……と思っているうちに、吉祥寺でも上映されることに。駅近の吉祥寺オデヲンが16日からなので、そちらを待とうか……いやいや、行ける時にだな、と初めての吉祥寺プラザまで。今はなきバウスシアターの跡地を横目に進むと、古い映画館がありました。
そして、おほほなシルバー割引 演劇も割り引いてほしいぞ。

ストーリーは2014年のベルリンに、突如ヒトラーが蘇ったところから(公園の中に軍服姿で倒れていて、自ら目覚めるシーンから。本人は1945年だと思ってるから、そのトンチンカンな対応がいちいち笑わせる)。
もちろん、みんな「なりきり」モノマネ芸人と思って対応してる。そのうち、リストラされた若手テレビマンに、見出されて(彼はこれなら視聴率が取れる、復帰できると踏んで)、車でドイツを旅して動画を撮影する。
一方には、このメディアの対応という大きな柱がある。出世競争も込みで「売れてナンボ」の世界。その臆面のなさは、ほんと笑えない。

笑えないといえば、ヒトラーに対する反応も笑えない。この映画の大きな特徴として、街の中のあちこちに出て行って一般の人と喋っているという「ノンフィクション手法」がある。政党本部(国家民主党だったかな)にも出かけてるんだけど、どこまでがノンフィクションでどこから作ってるのか、ちょっと混乱してしまう。人々の反応も、まっとうなこと(教科書で習うような)を言ってる人は少数派に感じられる。
さらに何よりも、いつしかヒトラーの論法がマトモじゃん、と思ってしまう自分にぎょっとする。

結末は、半端なホラーよりはるかに恐ろしい。いやー、ブラックコメディじゃなくてホラーですよ。

もしも日本に、戦争に関する「悪の権化」的存在がいたとして(誰でもわかるビジュアルの)、同じように日本のあちこちで「対話」して歩いたら、やっぱり似たようなことになるだろうか。これに関しては、悲観的なんだけども、幸いなのはそんな圧倒的アイコンを持たない、ということかもね。

原作は河出書房新社刊。Kindleを覗いたらかなり安くなってたので、つい購入してしまった。

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2016.07.13

レアな新聞記事

7月13日(水)

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普段ほとんど読まない「しんぶん赤旗」(なんで取ってるんだ、ではありますが)。特に選挙期間中は開きもしない。で、参院選と都知事選のすき間、ふと手に取ったら、こんな代々木能舞台の記事が出ていた。

ほんと素敵な場所なのよねー。とは思いつつ、とんとご無沙汰。お能自体にほとんど行ってません

記事の内容は、「そうですか」のみ。でも、1ヶ月も前の舞台の評なのね、ということと、肩書き「女性能楽研究者」に違和感が。これ、もちろん「女性・能楽研究者」であって、「女性能楽・研究者」じゃないわよね。

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2016.07.12

重版出来!

連続ドラマでやってた時は、最後の3回くらいを見ただけだった。けれども、面白い!ではあったの。永山絢斗くんとか小日向さんとか、よかったし。

で、ついうかうかと、コミックスの電子版の第1巻をお試し!とばかり購入してみた。……そして、今日は暇だったもので止まらなくなって、けっきょく全7巻揃えちゃったわー

ドラマはちょっぴり見た程度、その後で原作漫画、という流れだけど、オダギリジョーなどはほんと原作のイメージどおりじゃありませんか。第7巻なんて出版社の校閲部門がでてきて、ギョッとした。でも、黒木華はちょっとイメージ違うかな(彼女のファンだけども)。

電子書籍の端末は、KindleとiPadを使ってて、漫画はもっぱらiPadで。自由に拡大できるからいいわね。もうねぇ、リアル本だと目が痛くなってしまう。紙の本だと買う前に置き場所のことを考えちゃうけど、電子版ならそんなことないしね。……しかーし、これでいいのか。紙の本も売れないとさぁ

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2016.07.11

12年ぶりの「BENT」を初日に見る

7月9日(土) 「BENT」 18:00〜 於・世田谷パブリックシアター

作/マーティン・シャーマン 翻訳/徐賀世子 出演/佐々木蔵之介(マックス)、北村有起哉(ホルスト)、新納慎也(グレタ)、中島歩(ルディ)、小柳友(ウルフほか)、藤木孝(フレディほか)ほか

前回、全く違うカンパニーでの「BENT」に衝撃を受けていたので、今回の上演は、待ってました!であった。制作がパルコゆえ、パルコ劇場の会員枠でチケットを申し込んだら……2階席でガーーン けっこうディスカウントとかになってるのに、なんでではあるけれど、まぁ遠くから全体を見るよさもあるから、と気をとり直して見に行った。

前日に、3時間超をダブルで見ていたから、2時間45分って短く感じるというオソロシさ(というか利点?)。そしてゴーゴーボーイズに続いて、のっけに若者のお尻を見ちゃうという……

さて、「BENT」を前回見た時の記憶といえば、有名なシーン(椎名桔平と遠藤憲一・目も合わせない会話だけのセックス)と、あとはゲイクラブを経営するグレタの美貌(篠井英介)くらい。だったのだけれど、12年前でも思い出すものねー。特に、逃げていたマックスとルディが捕まって、強制収容所に送られる列車中は、はっきり思い出した。いっぽう、その後の無意味な強制労働の実態とかは覚えてなかった。

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2016.07.10

大人なビックリ箱

7月8日(金) 「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」 19:00〜 於・シアターコクーン

作・演出/松尾スズキ 出演/阿部サダヲ(永野ヒロユキ)、岡田将生(トーイ/オカザキ)、皆川猿時(バグワン/ピージー/おばさん)、岩井秀人(ワギー/似池)、松尾スズキ(アンディ・ジャー/オツーブ)、吹越満(ヤギ/大麻吸う太郎)、寺島しのぶ(ミツコ)ほか 演奏/邦楽演奏・綾音、ヴァイオリン、キーボード

もう、ぜーんぜん感想もストーリーも書けませんわ。BLの話?とかなんとか、聞こえてたんだけれども、ウツクシイ男の子のダンサーたちは出てくるけれども……そうなのかなぁ。耽美、って気はする。

日本と、ジャガワスタンという政情不安な国、この2ヶ所がメインの場所。女優のミツコと夫でベストセラー作家の永野が主役ということになるんですかね。テロリストたちにとらわれているシーン(ニュースで見るような)とか、あまりにストレートな現実が舞台の上にある。それと、ヤギたちね。これに私はすっかり撹乱された気がする。
ところで、今キャスト表を見ながら上に書いていて、松尾スズキの役の一つ、otuーbuと入力して変換、途端に不倫ネタで賑わせた彼の名前になっちゃった。全然気がついてなかった。というか、いかにも、な身体的特徴でギョッとしてたしな……。

ある意味、自由でちょっとワケわかんない中で、しのぶちゃんと阿部サダヲがしっかり芝居してて、助けられました! 終盤、二人が踊るシーン(和の踊りです。扇子持って、しのぶちゃんは着物で)とても良かった。
表現がいちいちストレートだし、これでもかと押し寄せてくる感じで、見終わったときにはもうお腹いっぱいだった。もう1回、コクーンシートを確保してるけど、もういいかな、と思うくらい。
でも、2日経ってみたら、いろいろ確かめたい気もしてるよ。ええ、岡田将生はとてもうつくしかったしね。

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2016.07.09

ちょうど1年前に広島に行った

7月8日(金) 「紙屋町さくらホテル」 13:00〜 於・紀伊國屋サザンシアター

(こまつ座 第114回公演)
作/井上ひさし 演出/鵜山仁 出演/七瀬なつみ(神宮淳子)、高橋和也(丸山定夫)、相島一之(大島輝彦)、石橋徹郎(針生武夫、立川三貴(長谷川清)、神崎亜子(浦沢玲子)、松角洋平(戸倉八郎)、松岡依都美(園井恵子)、伊勢佳世(熊田正子)

この日は、前々からシアターコクーン「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」を予定していた。それなのに、ずいぶん安く見に行けることになって、急遽これも入れてしまった。全く! 来週なら余裕あったのになぁ、マチソワだなんて。
しかも、蓋を開けてみれば、どちらも3時間超。うーー。

さて、こまつ座のこのお芝居は、10年ぶりの上演だという。私は初見。いつもながら、客席の年齢層がとっても高いです。

ストーリーは全く知らないながら、さくら隊のことは少し耳に入ってた。メインの「とき」は1945年5月の広島だけど、冒頭は同年暮れの東京、巣鴨プリズンにやって来た長谷川(自分はA級戦犯だから収監せよ)と迎える針生(帰りなさい)から。この2人は、さくら隊の臨時メンバーとして会っていたのだった。

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今月の宙乗り

7月6日(水) 「七月大歌舞伎」昼の部 11:00〜 於・歌舞伎座

「通し狂言 柳影澤蛍火 柳澤騒動」海老蔵(柳澤吉保)、猿之助(護持院隆光)、尾上右近(おさめの方)、中車(徳川綱吉)、東蔵(桂昌院)ほか
「流星」猿之助、右近、巳之助

猿之助も歌舞伎座に出るとなったら出るわね、しかも今月も宙乗りあり。あ、来月も
チケットを取った時のことはもうあまり覚えてないけど、何時ごろだったかな、適当に選んだの。夜の部はさらに遅く、夜中になってた。(スマホサイトだからブロック指定しかできない)
それが結局、昼夜ともに3階8列11番。つまりは、宙乗り小屋に一番近い席。こんな所は初めてだから、ふむふむと観察。宙乗りスペースの壁は9番の席にあって、10は7列からずーっと上に黒い布で席が覆われてた。すなわち、11の私は荷物を隣の足元に置けた、というわけ。それがどした、だけども。
んでもって、流星が始まってから、その宙乗り小屋からちょっと音とか声も聞こえたのでした。

さて、柳澤騒動、全6幕。最初の貧しい浪人時代からだんだん成り上がっていく過程が丁寧に描かれていて、面白く見てた。犬役人の市蔵、男女蔵が、これだけ?などと思ったりもしたけど。
でも、お伝の方(笑三郎)を陥れるあたりから疲れてきて、桂昌院が迫るところですっかり飽きてしまった。あとはまぁ、ふーんと見てたかな。好みじゃないってだけです。

流星は、うぎゃあ、冒頭の織姫・牽牛が全くと言っていいほど見えなかった。拍手が起こったから、えっ?誰も出てないよ、もしかしてここからじゃ見えないの?だった。
なので、織姫・牽牛の二人が上手に並んで流星の踊りを見てる姿が記憶に……これってどうなの。反対に、歌舞伎座建て替えで、確かに8列でも花道七三は見えるようにはなったのよね。猿之助が機嫌よく踊ってました。シャンシャン。

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2016.07.08

8月が大変なことに

今週はわりとパタパタしてるけど、来週以降の観劇予定はかわいいもんです(自分比。あくまで予定)

……が、いまカレンダーを見てて、来月は大変だ、とやっと自覚した。何しろ、旅行が2つ。7泊9日と、それから日を置かずに2泊3日。それだけで月の三分の一は消えちゃうわけでしょ。下旬に集中する仕事のスケジュール確定もまだ先だし、これは歌舞伎座のチケットを取ったりしてる場合じゃないな(演舞場の狸御殿はちょっと見てみたいが)。
というわけで、来月の歌舞伎座チケット取りには参戦すらせず。ま、どこかで機会があればね。


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2016.07.07

歌舞伎と落語の日……落語から

7月6日( 水) 「寄席 井心亭 文月」 19:00〜 於・みたか井心亭

喬太郎・ウルトラのつる、馬遊・三年目ーー仲入りーー喬之助・徳ちゃん、喬太郎・真景累ヶ淵より宗悦殺し

歌舞伎座・昼の部から三鷹へ。時間の余裕はあったけど、油断ならない中央線だからとりあえず行っとけ!と思ったら、まだJRに乗換もしないうちから(丸ノ内線に乗ってた)「人身事故のため運転見合わせ」。ま、各駅停車は間もなく運転再開になってよかった。快速も5時ごろには運転再開したようだけど、井心亭に来る人も相当影響を受けたみたい。

井心亭には何年ぶりかなぁ。発売枚数が100枚だから(ネットと電話で半分ずつ割り当て)、なかなか買えないし。で、その2枚買ったチケットが1枚余って、オケピで売りましたです。現地手渡しにしてたら、相手はそれほどマニアじゃない若者で、いろいろ喋れて楽しかった。終わってから駅まで一緒に帰ったよ〜。初めての落語は「深夜寄席」だったそうです! タイガー&ドラゴンからの流れで。

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2016.07.06

北イタリア:労働と祈りと

7月5日(火) 「木靴の樹」 於・下高井戸シネマ

監督・脚本/エルマンノ・オルミ
1978年/イタリア/187分

すごく有名だけれど、未見だった映画の一つ。1978年のカンヌ映画祭パルムドール……だから見ようとかじゃなくて、へえ、そうだったの、とまぁ、映画には疎い私です。今年、再公開らしくておかげで見ることができた。

19世紀末の北イタリアの農村。広い敷地のテラスハウス(だっけ? 2階建ての各戸が繋がってるの)に住む4つの家族。最初に、この土地も道具も家畜も何もかもが地主の物であり、収穫の3分の2は地主の物であると説明される。みんな貧しい農民の家族である。

・ミネクは頭がよくて、彼の父は神父から学校にやるようにと言われる。そんなこと農家ではありえない。だけれども「主に選ばれた子」だから、どんなに生活が厳しくても受け入れる。毎日6キロの道を歩いて通うことになる。おぼろに木靴とはこのミネクのもの、というのはわかってたので、彼(及び一家)が主人公かと思いきや、そういうわけではなかった。

ほかの3家族=
・15を頭に赤ん坊まで6人の子を持つ未亡人は、洗濯女として働いている。女の子2人も、手押車を使って洗濯物を集めてくる。この家のおじいさんは、毎晩、子供達に民話の類を聞かせてくれる。
・ずる賢くて、トウモロコシの重量をごまかしたりする父親と、ちょっとうすのろな長男。この家族は、道化っぽい役どころかも。占い師の「虫下し」がすごい。
・紡績工場に勤める娘と、彼女に恋する青年が、微笑ましく愛を育んでいき、そして結婚する。周りはからかうでもなく、見守っている。
互いに独立してなんとか日々を生きているけれど、夜になると全員が集って、いろんな話に興じる。また、共同作業も重要。農作業だけじゃなくて立派に育ったブタを皆で屠畜するシーンも(「ある精肉店のはなし」を思い出した)。これだって、地主の管理人の差配による。彼らはおこぼれにあずかれるんだろうか。
また、祭りで騒ぐのも、ほんとハレの日なんだな〜、と。

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2016.07.05

観劇の前に:「浮標」ビフォー・トーク

7月4日(月) 「水谷八也✖️葛河思潮社 『死と向き合い、生の実感を取り戻すための演劇ビフォー・トーク』」 20:00〜 於・下北沢B&B

出演/水谷八也(早稲田大学:20世紀英米演劇)、伊藤達哉(葛河思潮社) 聞き手・清田氏

来月、2011、2012年に続いて3度目の上演となる「浮標」。このお芝居について、水谷先生(再演パンフに清田氏によるインタビュー記事あり)と、制作側の伊藤氏、そしてパンフの制作にライターとして関わった清田氏が語る。
4時間の舞台なのに、今回も横浜と三茶で見ることしちゃった「浮標」好きの私ですから、素早く予約して行ってきた。場所柄とか何やかや……若い方々の間で若干肩身が狭かったかも
20時から、というのもなかなかないよね。おかげで晩ご飯をささっと食べてから出かけられた(書の教室からいったん帰宅して)。

ビフォー・トークと銘打ってあるんだから、予想しろ、ではあったのだけど、「浮標」をまだ見てない人が多数。ざっくりストーリー紹介などから始まる。というか、「浮標」を一言で言えば……ってぇぇ。この辺りが、若者の場、と感じた第一だったなー。

対談、というより鼎談。やりとりを丁々発止、というのではなくて、一人がわりとじっくり語るのがよかった。

上演の経緯に触れる中では、東日本大震災のことも。初演が2011年1〜2月。すぐに再演したい!となり、ちょうど(翌年、阿佐ヶ谷スパイダースの新作をかけることにしていた)世田谷パブリックシアターで伊藤氏が打ち合わせをしていたのが3月11日の午後だったという。もちろん、世田パブは当初、それは……と難色を示したらしく、そこをなんとか超えての妥結点を見たのが3月11日だったという符合。生者と死者の物語であるのだから。

2012年の再演公演では、仙台での公演も実現。この経験は大きかったという(メインの舞台装置は砂浜である!)。このあたりの話と絡めては、水谷氏から、震災直後の演劇関係者、劇場の話、折しも上演されていた野田マップ「 南へ」のことも。

すっかり忘れてたけど、「浮標」文庫本も読んだんだっけ。というわけで、トーク後に売られてたハヤカワ文庫も、お芝居のチケットも「持ってるからね〜」と買わずに退散 正直言うと、世田谷がどうやら最前列みたいなので(会員先行の時に席が選べなかった)、もう少し後ろに代えてもらえたらよかったなー。

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2016.07.03

東劇でシネマ歌舞伎アテルイを見る

7月3日(日) 「シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉」14:50〜

暑かった〜
仲間たちとの月1例会、夏着物を着る機会を作ろうと企画してみた。私はここ何年も、くじけちゃって着てないんだよね。今年こそ!
……でもねー、7月の初めならまだいいかな(雨は心配だけど)と思ってたのに、この暑さはなんでしょう それでもみんな頑張った! うーん、苦行かい

シネマ歌舞伎は途中休憩15分を挟んで、18時10分まで。長いけど、まあ室内だから冷房は快適だし、椅子もゆったりしてるから、そう苦にはならなかった。というか、面白いから、長さをそれほど感じないのかもね。
メンバーのうち、実際に演舞場で見た人3人、見てない人2人だけど、それぞれに楽しめたと思う。スクリーンで、阿弖流為たちのアップを見たり、映画ならではの楽しさがある。木津かおりさんの歌など、音楽も、じっくり聴けるしね。

それでも、やっぱり生の舞台を見る醍醐味(たとえ3階の後方からでも)は、何ものにも代え難い、と思うこともあるよ。両方のよさを思い知る、という感じかな。

見終わったら、またお蕎麦屋さんに繰り出して、ビールやらいろいろ、ま、こっちが主目的と言われたら、反論はできません。
でも次回は、着物とは関係なしに「お肉を食べる会」となったのでした。暑い時は食べないと

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2016.07.01

趣味だかなんだか

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↑6月26日付、朝日新聞

たまたま、今仕事で読んでる小説の主人公が、書道教師なんですわー。たまたま、じゃなくて、依頼してきた人は、わかってて私に割り振ったな、ではあるんだけど。今日なんて、日中はずっとその仕事をやってて、夜は書の作品書き。

上の記事によると、「書壇」が完成したのは1970年代。で、80年代に二大団体として、毎日書道会と読売書法会の下に再編されたそう。なんだ、すっごく新しいんだ。
そして、書道人口は92年の750万人から、2014年は480万人と激減。そうなの、お金もかかるんですっ 私なんか、どんなに忙しくても、書道に関する費用捻出のためには、仕事はやめられません。

私なんて、ついた先生が毎日系だから自動的に毎日書道展(と日書展)に出すことに。今回は、雅号を頂いてから初めての出品です。毎日書道展は、今月半ばごろ、国立新美術館(先生方や優秀作)と都美術館(普通の入選)にて。


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