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2016.07.22

お江戸の落語を大阪で

7月21日(木) 「心斎橋 市馬落語集」 18:45〜 於・大丸心斎橋劇場

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20回続いた「市馬・喬太郎二人会」は終わってしまったけれど、ミックス寄席のM'sさんが、こんな落語会を開いてくださった。物好きにも出かけて行ったのは、これまでの世話人Sさんに会うため、ってのが大きいかも。
ほんとは岡山行きとセットのつもりだったけど、諸般の事情で大阪のみ。

今回は前座さんじゃなくて惣領弟子の市楽くんの出演。久しぶりに見たら、ずいぶん落ち着きというか余裕が出てきてる。市馬師匠に新しい弟子が来たそうで(8人目だって)、その子の指導係? しかーし、さすがに小さん一門、弟子もまだまだ増えそう……。

市楽くんの「やかん」は、いま調べたら8年ぶりに聞いていた。二つ目になる半年ほど前、当時はまだ市朗で、はっきり「面白くない」と書いてたワ あの頃から、講釈ものが好きだったんだろうけど、リズムも口舌もともにずいぶん進歩してるように思った。

そして、夏の噺「船徳」。もう梅雨明けした大阪にはぴったりよね。あーづーい船の上。艪や竿を扱う手つきがピリッとしてて気持ちいい(いや、下手っぴな徳さんであってもね)。いや〜、やっぱりこの季節感はたまらないし、ほんと江戸の風、かもね。

一方、文之助師匠は、独特の愛嬌(というのとも違うかな)、いくつになっても可愛らしい、という雰囲気がある。「悋気の独楽」だと、丁稚がもうたまらんですわ。
市馬、文之助、お二人とも確固たる世界を確立してるから、気持ちよく聞けるのかな、と思う。それがぶつからないし。

1席目がしっかり「船徳」だったから、え?じゃあもう1席はなに、と思ってたら、なんと「らくだ」ではありませんか。屑屋の久さんが酒を飲んで、どんどん変わっていく様が圧巻。そして船徳同様、酒を飲む、煮しめを食べる、桶を担ぐ……様々な動きのひとつひとつが、きっぱり綺麗なんだ、ということを実感したのでした。

終演後はもちろん! 落語つながりの3人でビールとお喋り。楽しかったなー。年に1回くらいは、大阪でお江戸の噺をききたいわね。


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