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2016.10.03

初・文学座アトリエ

9月21日(水) 「弁明」 14:00〜 於・文学座アトリエ

(文学座アトリエの会)
作/アレクシ・ケイ・キャンベル 訳/広田敦郎 演出/上村聡史 出演/山本道子、小林勝也、栗田桃子、松岡依都美、佐川和正、亀田佳明

9月7日から始まった公演の千秋楽に行ってきた。文学座アトリエの会は初めて。このチケットを確保しちゃったものだから、シアタートラムのー「クレシダ」に行けなかったんだなぁ……。いや、これはマチネなんだから、ハシゴしようかとも迷ったんだけど、あきらめたのでした。もはや、詰め込めないのよ

この作品に惹かれたのは、主人公クリスティン(山本道子)が美術史家、ということ。そして、回顧録と、2人の息子とのややこしい関係……というあたりかな。
初めて行った文学座アトリエは、舞台の三方から見るようになってて(これはこの作品限定なのかな)、ちょっと青山円形劇場を思い浮かべる距離感だった。
*青山劇場&円形劇場はどうなるのかな。広尾病院移転計画のゆくえは?

舞台は、一人暮らしをするクリスティンの家。彼女の誕生日に、長男と次男がそれぞれのパートナーを連れてやってくることに。彼女はほぼ研究に生きていて、別れた夫との間の子どもたちとの関係も複雑。研究していた地・イタリアにいた時に、夫が勝手に2人を連れて行ったことは後に語られるけれど、それにしたって、息子からすれば「捨てられた」ことには違いない。
そして回顧録には子どものことなど、一言も触れてない。それに更に傷つく。銀行員の長男はアフリカ関係の仕事で、そんな「収奪」にも、母親の批判の矛先は向く。次男は女優と暮らしているけれど、いろいろ不安定。そんな緊張感がずーっと、常に支配している。

長男夫婦がお土産に持ってきた、アフリカ(国の名前は忘れた)のお面が、なかなか重要だったかも。

学生時代からの友人ヒュー(小林勝也)が不思議な存在感。最初は何者?だったんだけどね。一緒に大学時代の政治運動などをたたかったらしい。彼はゲイと公言してる。フワフワ、得体の知れない感じがmちょっと異分子っぽい。

母親と息子2人なんだけど、実はそれぞれのパートナー(栗田桃子、松岡依都美)と母親のやり取りが、緊張感もあって見ごたえ充分、そして、栗田桃子の誠実な柔らかさのようなものにホッとしたり。

戯曲を読みたくなったなぁ。

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