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2017年1月

2017.01.29

すわ、お財布を取られたか!

1月29日(日)

今日は、書の大先輩の個展のお手伝いで銀座まで。朝10時45分集合、本日最終日につき17時まで。それから片づけて、みんなでゴハン食べて解散。いやー、何しろこういうお手伝いは初めてなので(気が利かないこと限りないのを自覚もしてるし)、たいそう緊張しましたわ。

会場は銀座5丁目、かねまつホールだったので、6時くらいに下に降りたら、歩道は大賑わい。春節も関係あり? そして、4丁目交差点近くのお店で食事して、最後に支払おうと思ったら……さ・い・ふが、ない! きゃーーー、それまでお金を払う局面はなかったので、気がつかなかったけど、えっ?なぜ。

ここで、お財布がなくなった、などとと言おうものなら、主催の方にいらぬ心配をかけちゃう。会場では絶対に部外者は入って来られない場所にバッグを置いてたから心配はないとはいえ、やっぱり、何ですってとなるでしょう。雑踏ですられたか、と青くなっちゃった。現金はいくらもないけど、カード類が!

幸いにも、と言うべきか、固辞したのに頂いちゃった車代があったので、そこからこっそり払って、でもお喋りも上の空で帰ってきた。

帰宅途中で、「もしかしたら最初から財布を入れ忘れてたかもしれない」という希望もコミの予測をば。ちょっとマトモな格好(私にしては)をしたので、バッグを替えてたのよ。で、金曜に出かけた時のバッグから中身を移したけど、土曜日、近所に買い物に行った時は、財布だけ持ってたっけ、とか、あれこれ考えた。そして電車を降りたら、大慌てで家までダッシュ。

結論は、やっぱり土曜の買い物バッグの、ポケット部分に収まってまして、ホッ もうぐったりしたけど、取られたのでも落としたのでもなくて、ありがたや。

ちなみに 今日の個展は「優雅な王朝恋物語の世界を書く」という副題で、源氏物語のあれこれ。写真のような扇面額から始まって、180センチ✖️780センチの大作(3段=桐壺)、四曲一双の屏風(180✖️360=夢浮橋)に色紙散らしなど、様々。華やか、雅でありました。素晴らしかった。

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(図録より。扇面額)


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2017.01.28

千穐楽の国立劇場へ

1月27日(金) 「通し狂言 しらぬい譚」 12:00〜 於・国立劇場 大劇場

ちょうど2週間前に見て以来、2回目。月末は仕事が忙しいことが多くて、千穐楽って久しぶり。そういえば昔は千穐楽にはちょっとお遊びの部分があったけど、今は全然ないのかしら。(菊ちゃんが国立の花道で「お尻かじり虫〜」ってやったのはよく覚えてる)

今日、パンフレットを買ったら、表紙が若冲の孔雀(岡田美術館)。さすが、酉年のお正月だわね。劇中でも、‪東天紅とかいろいろ鳥に関係する言葉はあったよね。ああ、玉手のような秋篠は、酉の年、酉の日、酉の刻の生まれだったっけ。

さすがに一度見ているだけに、前は聞き流してたセリフなんかも、ああそうか、ここでちゃんと言ってたのか、などなど、一人でガッテンしてました。席は4列のセンターあたりだったから、宙乗りはちょっと見づらかった。ま、仕方ないわね。で、手ぬぐいも見事によけて飛んで行っちゃいました。

菊五郎劇団のチームワークの良さはそのまま、ほんとに世代交代だなぁ、という感が強い。権十郎さんとか、もっと見たいのではあるけれども。まあこういう、新作に近い復活ものの時は若者に頑張ってもらいましょうか。

前日に友人の両親が見に行ってて、寝ちゃうんじゃないかと心配していたお父さんも全く大丈夫だったんだって。で、菊五郎親子の声の良さを改めて認識したんだそう。そして……ピコ太郎は本物だと信じてるらしい 良きかな良きかな。

今回、今までより良かったのは、場面構成じゃないかと思う。ちょこちょこ休憩が入ったりせずに、前半わりと一気に進むし、まとまりがあるから、だれなかったと思う。

国立劇場賞が発表されて、猫四天と、老女南木の吹替・音蔵さんにも特別賞が。配役には吹替の人は載らないから、どなたかしらと思ってた。この日の吹替は、ちょっとお疲れ気味?とも思ったけど(最初のインパクトが強かった?)、わっというところだものね。

12時開演というのは余裕があるから、麹町駅そばの「エーデッガー・タックス」(ハプスブルク家ご用達、というのが売り文句)で、お昼用のプレッチェルのサンドイッチを調達してから半蔵門へ。けっこうドイツパンは好きなんだなー。

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2017.01.26

録音ラジオサーバー

平日の朝6時から55分間、NHK-FMで「古楽の楽しみ」という番組をやっている。去年から、調布音楽祭のエグゼクティブ・プロデューサーでもある鈴木優人さんも、担当メンバーに加わった。むむ、聞きたい、しかーし、そんな時間に起きられるはずもなく。
なんとか聞きたいな、と検索などしているうちに、私のアンドロイド・スマートフォンに「録音ラジオサーバー」という無料アプリを入れれば、予約録音できるとわかった。

毎回必ず録音できてるか、といえば、そうでもなくて、あれということもあるんだけど、まあ無料だし、と諦めも早い。でも、これデータをどこかに移さなきゃ、増える一方(もちろん取捨選択はしてるけど)。

今まで、ここで止まってた。自分で聞ければいいわけだし、絶対に残したいというほどの執念もないし。(スマホのデータ保管BOXに入れようとしたら、「ファイル名に使用できない文字が含まれています」と出てしまう)

ところが、今週、書の先生が「ラジオ深夜便」にご出演。情報は回ってたから、無事録音もできたけど、これを友人に送りたいなー。
というわけで、スマホにDropboxをダウンロード。実は昨夏、仕事のファイルがこれで送られてきてアカウントは持ってたのよ。とりあえずこれで何とかなるかな……。

何かをしたいと思えば、ワケわかんないなりに、何とかするもんだな。必要は発明の母、ってのに近いのかもね。でも、まだまだ亀の歩みではある。頑張ろうっと。

ちなみにこんな私でも、我が家では一番スマホを使ってるの。夫も息子も頑固なPC(しかもWindows)派。アップル製品も私がiPadを持ってるだけだし。なので、PCのことなら相談もできるけど、こういったことは自分でやるしかないわけ。

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2017.01.25

またしても、見てから読む!

1月23日(月) 「沈黙ーサイレンスー」 於・TOHOシネマズ府中

(2016・アメリカ・161分)
原作/遠藤周作「沈黙」 監督/マーティン・スコセッシ 出演/アンドリュー・ガーフィールド(ロドリゴ神父)、リーアム・ニーソン(フェレイラ神父)、アダム・ドライヴァー(ガルぺ神父)、浅野忠信(通辞)、窪塚洋介(キチジロー)、イッセー尾形(井上筑後守)、笈田ヨシ(イチゾウ)ほか

24日付の朝日新聞「天声人語」に、遠藤周作「沈黙」のモデルとなったジュゼッペ・キアラ神父のことが書かれていた。で、「彼の墓碑は東京都調布市のカトリック教会の一角にたたずむ」とある。む、これは! ええ、我がマンションと敷地を接している教会/修道院でしたわ。なーんにも知らなかったよ。

「沈黙」については、たまたま、というか、去年からいろいろ縁があった。去年6月に友人に誘われて行った聖心女子大学での講演「悲しみの神学」(若松英輔)で触れられ、そしてBSプレミアム「ルーアンの丘」(遠藤のフランス留学時代を辿ったドキュメンタリー)。読まないで来ていた「沈黙」も読まなきゃ、と買ってはいたんだけど、まだちょっとしか読めず……。その段階で、先に映画を見ることにした。チャンスを逃すとずっと見に行けない、ってことになりそうだったから。
12時20分からの回。みなさんシルバー割引ですよね、という感じだったけど、よく入ってました。
*いまやっと「帰ってきたヒトラー」原作を絶賛読書中なので。

フェレイラの棄教を信じられず命がけで日本に来る弟子2人。この2人の取り合わせ(風貌的なもの)が、まず、いいと思うんだよね。日本人キャストのメイン=上に名前を挙げた人たちも、それぞれに外貌としてもほんと適役と思った。窪塚洋介って初めて認識したけど、キチジローの性格(その場その場では「真」であるが…)を、うまく表現していたと思う。

スコセッシが原作とは違うラストにした、という。なるほど、そうだろうな、であった。

ロケ地は台湾なんだってね。そう思って見ちゃいけないか。

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2017.01.24

年に一度の「お米とお豆腐」

1月22日(日) 「落語と狂言の会2017 お米とお豆腐」 14:00〜 於・江東区文化センター

口上トーク/茂山七五三、茂山あきら、桂文之助、小佐田定雄
落語「桜の宮」
狂言「文山立」 七五三(山賊甲)、あきら(山賊乙)
……………休憩……………
落言「鳩の糞」文之助、七五三(宇宙人α)、あきら(宇宙人β)

私はいつからこの「お米とお豆腐」を見てるのかな、と思ったら、2011年の年末が最初だった。おおむね年に一回、年末が多いけど、今回は2016年分のうち、でしょう。16年度、ってことで。この間、2013年は文之助襲名などにより公演がなかった。
偶然にも、大阪の知人が文之助師匠の大ファン、東京の知人は茂山家のファンクラブ会員 おかげでいい席で楽しめますわ。

いつものように、ゆるーい口上トークから。それぞれの近況なども報告されて、文之助師匠は芸術祭大衆芸能部門大賞受賞 おめでとうございます㊗️
七五三さんは今年「古希」とのこと。こちらもおめでとうございます 去年12月の「繻子の靴」出演にも触れてらっしゃいました。出演時間15分(8時間のうち)で、待ち時間が長くて風邪引いちゃったそう。

あ、今回のテーマは「戦」とのこと。時節柄

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2017.01.23

勘三郎オマージュ

1月21日(土) 「足跡姫 時代錯誤冬幽霊」 19:00〜 於・東京芸術劇場プレイハウス

(NODA・MAP第21回公演)
作・演出/野田秀樹 出演/宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太、佐藤隆太、鈴木杏、池谷のぶえ、中村扇雀、野田秀樹ほか

A3サイズのチラシには、野田さん自筆の長めのコメントが。それは「舞台は、江戸時代です。作品は、中村勘三郎へのオマージュです」から始まっている。「作品の中に、勘三郎や三津五郎が出てくるわけではありませんが」ともあるけれど、作中に「肉体の芸術」という言葉はあったわね。

物語の前面に出てくるのは、三 、四代目出雲阿国(宮沢)とサルワカ(妻夫木)の姉弟。由井正雪の乱の頃で、女歌舞伎も禁止されている。そこをかいくぐっての、一座は、万歳三唱太夫(池谷)が仕切っている。
死体=古田やら腑分け=野田やら、ストリップやら……わちゃわちゃと雑多な世界。伊達の十役人(扇雀)ってのが、いかにも歌舞伎なんだけど、とりあえず10役はそれぞれヘンな名前よ。

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2017.01.22

シネマ歌舞伎を見る

1月20日(金) シネマ歌舞伎「阿古屋」 於・東劇

仕事が1件、先延ばしになったこともあって(でもそう呑気にはしてられないんだが)、ついでにシネマ歌舞伎を見て帰ることに。歌舞伎座・夜の部の踊りを幕見しようかと思わなくもなかったけど、まあ無難なところで。

「阿古屋」は実際の舞台も見てるし、最初は見るつもりもなかった。でも、舞台稽古の様子などいろいろ見られる、というのを知って見ることに(この部分、ナレーションが玉三郎)。菊ちゃんや亀兄(人形振りの岩永!)の稽古のところは、まあそんなものかな、だったけど、菊十郎さんが竹田奴の指導をしていたり、大道具、衣装などなど裏方の様子がたくさん見られてよかった。大道具を組んだりバラしたりしているのを見ると、ほんと歌舞伎座の舞台の広さを実感する。

映画ならでは!なのは、やはりアップ映像の多用かな。時に、いやそこはもうちょっと全体を見せて!ということもあるものの……。衣装の豪華さも手に取るように。

シネマ歌舞伎はシルバー割引がないのよね まあそんなのを作った日には、全員、割引になりかねない、と危惧されてるかな。

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2017.01.21

歌舞伎座も見ることにした

1月20日(金) 「壽 初春大歌舞伎」昼の部 11:00〜 於・歌舞伎座

「将軍江戸を去る」染五郎、愛之助、歌昇、又五郎ほか
「大津絵道成寺」愛之助、歌昇、種之助、吉之丞、染五郎ほか
「伊賀越道中双六 沼津」吉右衛門、雀右衛門、吉之丞、又五郎、歌六ほか

最初あまり見るつもりはなかったけど、仕事スケジュールが決まって、あら20日があいてる! チケットは確か1月8日に取ったと思うけど、3階8列10番台だったのは、喜ぶべきかどうなのか。
お正月にいきなり「将軍江戸を去る」って…… いくら大政奉還150年と言っても、そんなにこだわるべきもの? もうちょっとウキウキするものがよかったな。客電を落としててよけい暗いしね。でも、その分、染五郎・慶喜の台詞はしっかり聞けて味わったかな。

「大津絵道成寺」は愛之助五変化、とある。早替りが楽しいし、藤娘、綺麗でした。押し戻しが、矢の根の五郎という名前で(染五郎)、チラシを見た時はなんとも思わなかったのに、花道を登場した時に、「三津五郎の矢の根を見たなぁ」などと思い出しちゃって。

歌舞伎座の昼の部を追加したのは、やっぱり沼津を見ておこうと思ったから。期待に違わず、吉右衛門(十兵衛)ー歌六(平作)が素晴らしかった。
とはいえ、途中、若干疲れつつ……もっとパァッとした気分になりたかったな。
私の右1席と左2席は空席、と思ったら、右の人は「沼津」で登場。

*3時40分ごろ終演なので、ちょうどいいやと4時からのシネマ歌舞伎「阿古屋」へ。その後、帰宅中にweb松竹を見たら23日の演舞場・昼の部3階Aが戻ってるではないの。電車の中でも帰宅してからも、あと1回クリックしたら購入というところまでいったけど、やっぱり断念。6500円!と冷静になったわー(東のコーナーにわりと近いAだったし。縁がなかった、ということね。

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2017.01.19

沢瀉屋から高島屋へ:襲名披露

1月18日(水) 「壽 新春大歌舞伎」夜の部 16:30〜 於・新橋演舞場

(市川右近改め三代目市川右團次 襲名披露 二代目市川右近初舞台)
「源平布引滝 義賢最期」海老蔵(義賢)、猿弥(矢走兵内)、笑三郎(小万)、米吉(待宵姫)、市蔵(九郎助)、右之助(葵御前)、中車(折平)
「口上」
「錣引」右團次(悪七兵衛景清)、友右衛門(重衡)、米吉(伏屋姫)、梅玉(三保谷四郎)ほか
「黒塚」猿之助、門之助(山伏大和坊)、猿弥(強力太郎吾)、中車(山伏讃岐坊)、右團次(阿闍梨祐慶)

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今月は歌舞伎座の演目にあんまりそそられなくて、演舞場が面白いかな、という感じでチケットを取ってた。右團次襲名にはそれほど興味はなかった……今までも、沢瀉屋はあまり見て来てないし。
前回の猿之助「黒塚」の印象がとても強かったから、夜の部は3階Aで、昼はB。そしたら、昼の部は行けなくなって、友人のお母さんに買ってもらった。右近ちゃんに大感激したそうで、まずはよかった。夜の部、その右近は口上のみ。いやー、しっかりしてるわね。

「義賢最期」を海老蔵で見るのは初めてと思う。橋之助(当時)とか、愛之助では何度か見てる。
初めて「実盛物語」を見た時、全然ワケわかんなくて、前段に当たる「義賢最期」で、色々ふむむ〜、だったなぁ。この旗か! 小万の腕〜‼︎などなど。今でも毎回そう思っちゃう。

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2017.01.18

バロックのコンサートに行く

1月17日(火) 「大塚直哉&桐山建志 バロック・デュオ・コンサート」 19:00〜 於・武蔵野スイングホール

(第8回武蔵野市国際オルガンコンクール プレイベント)
大塚直哉(オルガン)、桐山建志(ヴァイオリン)
【プログラム】*はオルガン・ソロ
作者不詳:グリーンスリーヴス変奏曲*
H・エックレス:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
J・S・バッハ:「平均律クラヴィーア第1巻」より前奏曲とフーガト短調BWV860*
H・I・F・ビーバー:「ロザリオのソナタ」より受胎告知
J・C・ケルル:シャコンヌハ長調*
伝T・A・ヴィターリ:シャコンヌ
………………休憩……………
J・S・バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調BWV1021
A・マルチェッロ/J・S・バッハ:協奏曲 ニ短調BWV974*
J・S・バッハ:ヴァイオリンとオブリガート・オルガンのためのソナタ ト短調BWV1019
(アンコール)G線上のアリア

去年あたりから、ウィークデーは毎日、NHK-FMの「古楽の楽しみ」を聞くようになった。といっても、朝6時からだから、当然リアルタイムでは聞けない。スマホに「録音ラジオサーバー」とかいうアプリを入れて、予約録音。
大塚直哉さんは、その「古楽の楽しみ」の毎週金曜日を担当(リクエストに答える番組)。明るく歯切れの良い語りで、とても好きなのです。その彼が、武蔵野に登場なんだから、行かねばなりませんわ

武蔵野市のメイン・ホールである武蔵野市民文化会館(大ホール・小ホール)は、ただいま改修工事中。なので、市内の他のホールや近隣のホールが会場となっている。スイングホールって、よくジャズのコンサートをやってるイメージ。座席数200弱だから、こぢんまりしてるー。
このホールの最寄り駅は武蔵境! 自宅からバス1本だけど、吉祥寺や三鷹ほど行きやすくないので、滅多に行かない。いやー、三鷹駅前よりずっと都会だ。

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2017.01.17

書道の予定、ますます増える

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今月末(右)と来月末(左)、銀座にて一門関係の書道展があって、否応なくお手伝いに組み込まれている。まあねぇ、去年、雅号をうっかり頂いちゃったから、へっぽこ弟子でもメンバーではあるのです。軽く4、50年は続けている方々の中に混じるのは、本気で申し訳ないんだけど。

そろそろ4月提出の公募展のことも考えないと、という時期。つまり……お手本代、出品料(表装代)、料紙代と物入り、というわけ。むぅぅ。

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2017.01.16

大寒波におびえつつ、浅草歌舞伎へ

1月15日(日) 「新春浅草歌舞伎」第1部 11:00〜 於・浅草公会堂

お年玉・年始ご挨拶/梅丸
「傾城反魂香」巳之助(又平)、壱太郎(おとく)、隼人(雅楽之助)、梅丸(修理之助)、歌女之丞(将監北の方)、桂三(土佐将監)
「吉野山」松也(忠信)、巳之助(早見藤太)、壱太郎(静御前)

新年会をかねて、浅草歌舞伎へ。お値段が手頃なのと、寒い時期だからあんまり帰りが遅くなりたくないよね、ということで、浅草! でも11時はちょっと厳しいの 気合いが必要。 天気予報ではものすごく寒くなりそう、とのことでびくびく。でも穏やかな好天でよかったー。
日程を決めてチケットを取ったのが12月30日! チケットweb松竹で見たら、2階のセンターブロック最後列、通路から4席あったので、ここに(2等)。意外と見やすいし、周囲の環境も良くて(お喋りなどイライラなし)結果オーライでした。
*私宛に届いたチケットを友人に郵送したら未着 入口の「切符預け所」で、まず受付番号を聞かれその席の「仮券」を出してもらえた。「あくまで仮券ですから、正券優先です」との念押しあり。でもスンナリ行ってよかった。

梅丸くんの年始挨拶の日。今年、成人式だったのね。月日はなんと速く流れるのでしょう。

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↑珍しく頭が働いてこの扇子を持って行った。狸なのは、まあご愛嬌、ってことで。荒井文扇堂にて購入したもの。

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2017.01.15

菊之助の宙乗り!

1月13日(金) 「通し狂言 しらぬい譚」 16:00〜 於・国立劇場 大劇場

発端「若菜姫術譲りの場」
序幕(筑前)「博多柳町独鈷屋の場」
二幕目(筑前)「博多菊地館の場」「同 奥庭の場」
三幕目(筑前)「博多鳥山邸奥座敷の場」
四幕目(京)「錦天満宮鳥居前の場」「室町御所の場」
大詰(肥前)「島原の塞の場」

菊五郎(鳥山豊後之助)、時蔵(鳥山家の乳母秋篠/足利義輝)、松緑(鳥山秋作)、菊之助(大友若菜姫)、亀三郎(菊地貞行)、亀寿(鳥山家家臣 龍川小文治)ほか

(もう1回見ると思うので、メモのみ)
友人が手配してくれたチケットは11列のセンターブロック。まあまあ見やすいのと、ちょうど前が空席だったのでラッキー。16時開演でちょっと心配してたけどよく入ってました。
そして宙乗り堪能席(特に1回め)。……が、手拭いはこの辺りには全く来ないのね。2階には飛んでったけども。

いつものお正月と同じく、楽しく見て満足。いつも以上にいいと思ったのは、場面構成というのかなぁ。これまで、わりと細切れに休憩が入ってたような印象があるけど、今回は35分、15分、10分の休憩でトータル3時間40分。負担が少ないですわ

そして着実に世代交代だよねぇ。何年か前には菊五郎の宙乗りがあったんじゃなかったっけ? 菊之助はじめ、松緑、亀三郎、亀寿、梅枝、右近、萬太郎……(左近ちゃんも)、若返った感を強く持った。

私はお正月に筑前国に行ったわけだけど、関西出身の知人は、初詣に錦天満宮に行ったそうで、それを観劇した日に知ったので、あらまあぁ!でした。

そうそう、PPAPは唐突だわよねー。
*国立劇場版PPAPの「PNSP」をさっき初めて見た。これ面白いじゃないですか。ナントカ太郎の衣装は真似なくてもよかったんじゃないの?

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2017.01.12

北原白秋は柳川出身だったのね

1月4日(水)

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↑4日に行った太宰府&柳川の痕跡。

今回、残念だったのは太宰府の観光列車「旅人(たびと)」号と、柳川の「水都(すいと)」号に乗れなかったこと。ちょうどタイミングが合わなかったのよね。旅人号は前回乗ったし、今回も見ることは見たんだけども。

で、北原白秋。そうか、ここの出身だったのね。1885年1月、この地で生まれた。生家は柳河藩ご用達の海産物問屋だったのを父の代に酒造業になった。明治時代の火災で生家(4000坪!)は母屋を残して焼失していたのを、1969年に復元、一般公開。

私は生家に行った、という認識だったけど、家を奥に通り抜け、途中の蔵の展示も見ると、二階建ての歴史民俗資料館がl。閉館まぎわだったこともあるのか、ほとんど人はいませんでした 全体をさささっと見た。
蔵には、白秋が作ったたくさんの校歌や社歌が。日本地図に校名などが書き込まれてた。そうそう! 息子の通った学校の「行進歌」も白秋なのよね。あと友人の母校も。今のNECの社歌もあったような……ほんとにいっぱい!

柳川駅からはバスでこのあたりに来たけど、途中に柳川高校とか伝習館高校(白秋の出身校)とか、なんだか聞いたことがあるような学校が。


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2017.01.10

体力、気力、財力!

基本、いつもとりあえず元気だけはある私なんだけど、年末にひいた風邪が抜けなーい。ひどくならないかわりに、いつまでもグズグズと。一昨日の夜、お布団に入ろうとして屈んだ瞬間に咳が出て、ちょっと腰がギックリしちゃったし。全くねー。
こんな調子で、だんだん病気のことや医者通いのことを喋るようになるんだろうか まぁ、「いつまでも年齢を感じさせない元気さ」なんて幻想ですしね。

ところで、私が旗振り役の、グループで月1くらいは集まろう(できれば着物で)会。最近は歌舞伎座の観劇が激減しているのだけれど、来月は満を持して、歌舞伎座へ(というつもり)。たまにはフンパツしましょうか……。
例年1月は歌舞伎公演が多いのに、年々、見に行く劇場が少なくなってる。今月はとりあえず国立劇場と演舞場の夜の部、浅草歌舞伎の昼(グループ観劇。ただし2等で)。先日、歌舞伎座の昼の部を追加したけど。よっぽどじゃないと、歌舞伎座の1等なんて……

ということで、タイトルのココロは、観劇のために絶対必要な三要素。どれか一つ欠けてもダメですもん。とにかくなんとか元気にもうちょっと仕事して……と思ってます。十数年前に、「私は国民年金の最低ラインだから、なんとかしないと」と思って、ささやかに、養老保険と年金型の保険に入った。その時は、65歳を目標地点に設定して、まあ支払えるかなということで。でも、いつまでも同じ調子で仕事できないな、と実感もする昨今。ここ、気力の問題かも。

ま、グダグダ言わずに、今年もせっせと働くよ〜。

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2017.01.09

新春の書道展へ

1月8日(日)

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お正月は書道展が目白押し。その中でも都美術館の日書展には行かなくちゃね、と。秋に頑張ってたのはこれに出すためでありました。ゼーゼー。とはいえ、先生の作品と社中の方々のを見るだけで精一杯なのですわ。

ここまで来たら、トーハクにも行きたいけれど……他にも行くところがあるから、断念。

でも、珍しく前売券を買ってたクラーナハ展は見なくちゃね。もう会期末が近いんだもの。「ぶらぶら美術館・博物館」を録画して、前日に予習してた。日曜美術館よりも、ぶら美の方がミーハーな私向きかな
休日でもあるし、混んではいたけれど、うわー、というほどではなかった。ホッ。でも、絵を見に来ると、神話とかキリスト教のこととか、根本的な知識のなさに直撃されちゃうね。
この展覧会で一番大きいサイズのは、森村泰昌「Mother(Judith 1)」で、「ホロフェルネスの首を持つユディト」から、なんだけど、うへへ(美人!)とかね。そう、クラーナハから影響を受けた芸術作品として、ピカソや岸田劉生などが並べてあるのも面白い。

クラーナハも北ドイツだなー、とか、ウィーン美術史美術館か、とか、ついつい今度どこに行こうかな
なんて思って見てる。

上野からは銀座に移動。ところがぼんやりしてて、気がついたらJRの改札を入ってたよ。全く、お正月ボケですわ。

銀座では、和光ホールの「現代の書 新春展」へ。これは大先生方の書ばかり。都美のもこの和光ホールのも、先生の作品は華やかで若々しい。書の作品って、文字だけではなくて、色彩のセンスとかがものすごく重要だと思い知らされる。

日本橋高島屋では「現代書道二十人展」開催中だけど、今年から先生は入ってないのでパスしちゃった。

で、休憩は、銀座に来れば、最近のお気に入り、教文館の「カフェきょうぶんかん」。今日はグリューワインじゃなくて、おとなしくコーヒーを頼みましたです。


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2017.01.08

最初で最後?の先斗町歌舞練場

12月9日(金) 「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」 第三部 17:45〜 於・先斗町歌舞練場

「引窓 八幡里十次兵衛住居の場」仁左衛門(南与兵衛のちに南方十次兵衛)、孝太郎(女房お早)、吉弥(母お幸)、彌十郎(濡髪長五郎)ほか
「京鹿子娘道成寺」雀右衛門、海老蔵ほか

いつもならこんな古いのはもう書かないんだけど(ちょうど1ヶ月前だ!)、年頭にあたり、思うところもありまして……なーんて。いや、年末に1年間に見たお芝居の総括をしようとした時、あまりにも記録してなくて困ったから。「演劇」カテゴリーだけ見たからなんだけど、あれもこれも忘れてましたよ。やっぱりね、これじゃいけない、ってんで(いつまで続くだろうか)。

10日の春秋座チケットを先に取って、前泊が必要だな、となったところから、じゃあ顔見世を見ればいいんだ 頑張れば第二部から見られたけれども、それはまあいいか、でした(海老蔵の「三升曲輪傘売」とてもよかったというか面白かったらしいから、ちと残念)。

そんなわけで、2等席から。でも、正面で2等の最前列だから足も楽でした。

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日本初演、壮大な四部作

12月10日(土) 「繻子の靴」 11:00〜 於・京都芸術劇場 春秋座

作/ポール・クローデル 翻訳・構成・演出/渡邊守章 映像・美術/高谷史郎 照明/服部基 出演/剣幸、吉見一豊、石井英明、阿部一徳、小田豊、瑞木健太郎、茂山七五三、茂山宗彦、茂山逸平ほか//藤田六郎兵衛(能管)、野村萬斎(映像出演=口上役)

岩波文庫の「繻子の靴」は見た覚えはあるけど読んでない。渡邊守章氏もなんとなく存じ上げてはおりますが、という程度。だけれども、この1日がかりとなる全曲上演の機会は滅多にないと思うと、逃してなるものかという気持ちがムクムク。

ところで詩人ポール・クローデル(1868ー1955)は、カミーユ・クローデルの弟なんだねぇ。外交官でもあり、「繻子の靴」は、1925年に駐日大使として東京にいた時に完成、とのこと(関東大震災で被災している)。

「四日間のスペイン芝居」という副題がついていて、1日目〜4日目のそれぞれが各2時間ほど、間に30分の休憩が3回、計9時間半、というわけ
役者さん、出ずっぱり?大変じゃないの……と思っていた。この上演に先立ち(2005年試演、08年春秋座にて)オラトリオ版が上演されており、これは譜面台を前に戯曲を読むスタイルだったそう。今回はその朗読スタイルと、演技場面を組み合わせたものとして、上演台本を作り直したという。全て暗記じゃないなら、楽かといえば、そんなことは決してないと思うけどね。

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2017.01.07

ヒット映画を見に行く

1月6日(金) 「この世界の片隅に」 13:50〜 於・新宿ピカデリー

監督/片渕須直 原作/こうの史代 音楽/コトリンゴ 声の出演/のん、細谷佳正、稲葉菜月ほか

クラウドファンディングで資金を集めたり、見た人がSNSでどんどん拡散したり、もちろん声の主演が本名を名乗れなくなった「のん」だったり……いろいろ話題のアニメ映画である。
こうのさんの作品は、同じく広島(原爆投下)を描いた「夕凪の街 桜の国」は読んでいたけど、こちらは未読。なので、基本的にはほぼ何も知らない状態で見た。まあ、ネットなどを見てる限り、全く情報を入れないというわけにはいかないけども。

でも、いきなり主人公のすずちゃんが、ボーッとした子、というのがわかって、やっぱりウフフとなっちゃう。浮世離れしたところもあるかな。このウフフは能年ちゃんの人徳 それと、広島弁なので、近隣組としては、懐かしくもあり、というところ。主たる舞台は呉なんだけど、行ったことないんだなー。

淡いトーンの画と、ふんわりした音楽の中で進行していく、戦争のころ。すずちゃんは私の母親とほぼ同い年なので、そういう点でもある意味、身近な感じがした(ただし母親は一直線の軍国少女だったと思うよ。後々、怒りとともに悔やんではいたけれど)。

戦争体験を聞く機会が少なくなり、一方で、テレビをつければ遠くの戦争の映像はバンバン入ってくる今。この映画はアニメなのに(アニメだから)、絵空事じゃない戦争について、静かに語りかけてくるようだった。

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2017.01.06

2017年は「翁」から

1月5日(木) 「野村裕基 三番叟披キの会」 14:00〜 於・国立能楽堂

「翁」観世清和(翁)、裕基(三番叟)、遼太(面箱)、観世三郎太(千歳)//大鼓・亀井広忠、小鼓頭取・大倉源次郎、脇鼓・田邊恭資、脇鼓・鵜澤洋太郎、笛・一噌隆之
…………休憩…………
舞囃子「高砂」宝生和英//大鼓・亀井広忠、小鼓・鵜澤洋太郎、太鼓・小寺真佐人、笛・一噌隆之
狂言「末広かり」三宅右近(果報者)、野村又三郎(太郎冠者)、井上松次郎(すっぱ)//お囃子・同上
狂言「歌仙」万作(柿本人丸)、萬斎(僧正遍昭)、竹山悠樹(参詣人)、深田博治(在原業平)、高野和憲(小野小町)、月崎晴夫(猿丸太夫)、石田幸雄(清原元輔)//大鼓・亀井広忠、小鼓・大倉源次郎、太鼓・小寺真佐人、笛・一噌隆之
*それぞれ地謡のお名前は略

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↑プログラムの表紙


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↑祝い花も豪華ですー。


さすが野村萬斎さんの長男、裕基くん17歳の三番叟の披きは、豪華メンバーでございます。なんたって、観世宗家と宝生宗家のご出演。上には書かなかったけど、翁の後見に野村四郎(と観世芳伸)、狂言後見は、万作・萬斎ですのよ
万作家による「歌仙」では、岡さん以下4人の地謡だし(後見に遼太、裕基)、総力を挙げて、というのがよくわかる。

私はファンクラブで、何年ぶりかの正面席を購入。これ、席は全くの抽選なので若干危惧していたのだけれど……2列でも右端 むぅっ、ここはちょっと柱が邪魔になりましたです。


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2017.01.05

福岡に行ってきた

1月4日(水)

3日……東京→岡山→博多
4日……太宰府、柳川を回って、帰京

母親がわりと元気なのをいいことに、ちょっと顔を見てお年玉を渡したら博多へ。ほんとは、吉備津神社にお参りしたかったけど(なんたって2月の歌舞伎座、中村屋のお坊ちゃんズの初舞台では、菊五郎が吉備津神社の神主らしいし)、今回は諦めた。初詣は太宰府天満宮でありました。

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↑西鉄車内の中吊り

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主目的はこちら。いいお天気で天満宮は大賑わいだったけど(飛梅も数輪は開花してた)、裏山!の博物館はそこそこ、ですかね。東京でワサワサ見るのに比べれば、天国ですわ。

20時発の飛行機しか取れなかったので、それまでどうしよう、ということで柳川まで。同じ西鉄だし特急で行けるし、便利であった。ただし、無計画のツケで、
川下りの舟に乗りたい
うなぎを食べたい
が、両立できず、舟を諦めた。舟は見て楽しんだのみ。
私はうなぎじゃなくて、せっかくですからと「柳川なべ定食」に。美味しかった。


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↑食事をしたお店の店内から、舟を撮した。(なので照明器具が写り込んでる)
川幅は小さいし、あちこちの橋の上からも舟を見たり。この時、船頭さんが歌を歌い、乗ってる人が拍手!というのとか、演歌歌手の名前を上げながらの解説などに遭遇して、わー、乗ってたらちょっと苦痛だったかも、と、乗れなかった悔しさを紛らわせた

その後、旧柳川藩主・立花家の邸宅(「御花」)、史料館と、北原白秋の生家・記念館も見学。意外と盛りだくさんでした。
着物姿の若者のグループがいて、これはレンタル衣装で街歩きね、と思ったら、韓国人グループであった。やっぱり、とても近いし、身近な観光地なんだなぁ


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↑「御花」にて。お雛飾りと、伝統の「さげもん」。


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2017.01.01

穏やかな新年

1月1日(日)

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↑11時ごろ。

穏やかな新年を迎えました。
今年がよい年でありますように
皆さま、どうぞよろしくお願いします。

「去年今年 貫く棒の如きもの 虚子」

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