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2017年5月

2017.05.30

劇団員は「イキウメンズ」!

5月28日(日) 「天の敵」 13:00〜 (アフタートーク付き) 於・東京芸術劇場シアターイースト

(イキウメ2017年春公演)
作・演出/前川知大 出演/浜田信也、安井順平、小野ゆり子、太田緑ロランス、有川マコト、盛隆二、村岡希美、大窪人衛、森下創、松澤傑 美術/土岐研一

*またもや余裕のない日々なので、とりあえず「見た」という記録。

イキウメの舞台は、長らくなんとなくタイミングが合わなかったりして、ここ3作ほどしか見てない気がするんだけど、いや〜、面白い。とにかく構成が緻密。今回の「天の敵」もSF仕立てではありながら、ものすごく身近にも感じられ……。

(前川知大といえば、スーパー歌舞伎の仏師のを作った人だよね。あれはそんなに好きじゃなかったけどねー。)

場面は、キッチンスタジオだったり病院だったりするけれど(さらに時空を行き来する)、セットは同じ。テーブルやソファをうまく使っている。また、背景に並べられた瓶たちが美しくて。

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前の「太陽」の時にも思ったけど、浜田信也さんの立ち姿、カッコイイです。ちょっと苦手な大窪くんも、今回はチンピラ役とか似合ってた。

ところで、この日はたまたまアフタートークがあって、キャスト全員と前川氏が登場。30分では物足りなかった。で、劇団員のことを「イキウメンズ」と(進行の大堀さんが)言ってて、へー、と思ったよ。

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2017.05.28

ドキュメンタリー映画を見る

5月26日(金) 「人生フルーツ」 於・下高井戸シネマ(10:00〜)

監督/伏屋健之 ナレーション/樹木希林 製作・配給/東海テレビ放送、91分

下高井戸シネマで3週間上映したのに、その最終日になってやっと行ってきた。ポレポレ東中野ではまだしばらくやってるようだけど。
で、下高井戸シネマ、なんとチケット売場にはかなり行列が! びっくりしました。なので開映が少し遅れたのよー。
「人生フルーツ」って発音する時、パッションフルーツみたいな感じで言ってたら、樹木希林さんは、人生とフルーツを分けてらした。そうねぇ、あえて言えば、人生真っ暗、と同じ感じかな

それはともかく、愛知県春日井市に暮らす90歳と87歳の建築家夫婦と、2人の家(と庭)の物語。

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2017.05.27

観劇後に疲労困憊

5月24日(水) 「マリアの首ー幻に長崎を想う曲ー」 13:00〜 於・新国立劇場 小劇場

作/田中千禾夫 演出/小川絵梨子 出演/鈴木杏(鹿)、伊勢佳世(忍)、峯村リエ(静)、亀田佳明(矢張/第五の男)、山野史人(坂本医師/第二の男)ほか

田中千禾夫の作を見るのはきっと初めて。新国立劇場ではこの作品の前に安部公房「城塞」を見たのだけれど、あちらはちょっと構えて出かけた(難解じゃないかしらんと)のに比べて、ノーマークと言いますか、ホワーンと見に行った。そして手ひどくやられました、というところ。ずしっとした疲れが丸一日たっても抜けない。
内容がむずかしいから疲れる、というわけではないんだな、と再認識。え、どういうこと?と考えながら見てやっぱりよくわかんなくても、見終わって頭スッキリというのはいくらでもある。今回は頭は使わなくて、感情の部分で徹頭徹尾ボディブロー、とでも言うのかしらん。
それなのに、ラストシーンが(長崎に街に雪が積もる)異様に美しくて、それに救われたような、とどめを刺されたような……。

時は昭和33年。まだまだ原爆の傷がそこここに残っている長崎。売春宿(というのか? 一瞬、売春防止法の施行は何年だったっけ、とか考えちゃったけど、そういうことじゃないですね)と、その街角で詩集などを売る女が出てくる。その女、忍を演じる伊勢佳世さんが圧巻。主役はこの人だっけ、と思っちゃった。実際は鈴木杏ちゃんなんですかね。前半は彼女の存在は控えめ。というか、忍の方がわかりやすいのよね。

原爆で破壊された浦上天主堂の保存をめぐる動きが、一つの流れとしてある。そういえば、長崎を訪ねた時、(当然)浦上天主堂にも行って、そこに残された「被曝の痕跡」を見た記憶はある……。

第2幕、忍の家(原爆症の夫がいるが、彼はその事実を認めず公的支援を拒否している)の場面。赤ん坊を抱いて立つ彼女の姿が、子どもを包むおくるみというかカバーが深い緑色なこともあって、聖母マリアのようだったわー。

と、断片的にしか書けない。とにかくエネルギーが必要であった。イヤなタイプのお芝居じゃないし、もうちょっとわかりたいんだけど。戯曲を読んでみればいいのかな。


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2017.05.26

初・国会前

5月26日(金)

初・ナントカがシリーズになりそう

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↑ネットプリントで印刷して持って行った(A3サイズ)


ほんとに、好きなことだけ考えてノホホンと生きていきたいのに、それを許してくれない現実に忸怩たる思い。
といっても、私のことだから、ちょうどタイミングが合ったから、なんだけども。それでもなんでも、行ってきたよ。ノリのいいコールも体験。現代の「ええじゃないか」、でしょうかね。行進はしないけど。


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2017.05.24

初・あさくさ文七

5月23日(火) 「文七三人会(柳)」 19:30〜 於・茶や あさくさ文七

小かじ・?(馬好きの家主に、馬づくしで家を借りる男)、小太郎・茶の湯ーー仲入りーー市楽・中村仲蔵

月1ペースで浅草のカフェ?で開かれている落語会。二つ目3人が固定メンバー。
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三三の弟子・小かじと、さん喬の弟子・小太郎、そして市馬の弟子・市楽。今回は、トリネタ「中村仲蔵」を聞いてみたくて出かけた。
お店にちゃんと行けるかな、と思ってたら、なんと浅草公会堂のほど近く(鼈甲屋さんの2階)。1ドリンクオーダーとのことで、白ワインと、おつまみのチョコ&ナッツを頼んで開演を待つ。もうちょっと、おつまみメニューが豊富ならなぁ……(かき氷は何種類もあるのに)。

トップバッターの小かじが言うには、今日は浅草公会堂で談春、浅草演芸ホールはトリが菊之丞、そんな中ここへようこそ!とのこと。私もこういう会場は初めて、の気がする。でも、大ホールよりはこんな所、けっこう好きなの。

小太郎には見覚えがあると思ったら、前座時代は「小ぞう」だったのね。喬太郎がらみの会で何回か聞いてるんだわ! 風貌的に、それこそ定吉が似合うなぁ。

で、「中村仲蔵」。やっぱり本人が歌舞伎好きなこともあって(というか、そういう人じゃないとやらないよね)、人の造形がよくできてる。そして、仲蔵の妻が出番は少ないながらもいい具合に登場。
ちなみにこの噺の終盤で、外の道を行くガヤガヤという声が(窓際に座ってた)。ムムッ、公会堂が終演したな!でありました。

また機会があったら、こういう小さい会場でも聞きたいな。


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2017.05.22

初・GINZA SIX

5月21日(日)

満を持して、グループ観劇会。團菊祭の昼の部へ。晴れるといいな(着物仲間なので)と思ってたら、なんですか、この暑さは。5人のメンバーのうち、単が3人、袷2人。

今回は大病をした友人の快気祝いも兼ねていた。1月末に発症・手術、入院1ヶ月、自宅療養1ヶ月を経て、4月から仕事にも復帰。よかったよかった。今日が病気をしてから後の初着物で、仕立てたばかりの大島紬。これは、たまたま前回みんなで集まった時(浅草歌舞伎)に買ってたもの。仕立てを頼んで2週間後に倒れたから、生きてこれを着られてよかったね、なのであった。

いつもなら、昼間の歌舞伎座の後は、松屋内の田中屋でお蕎麦&お酒、が多いんだけど、今回はできたばかりのGINZA SIX探検がてら、ここの真田という信州そばの店に。4時までいろんなお店を見たりしてたんだけど、いやはや人が多くて……。
えーっと、お蕎麦屋さんは広くて洋の雰囲気。接客が、まだ不慣れですよね感もあったけど、「前菜7種に野菜天ぷら、蕎麦」というセットメニューはお得かも。信州のお酒もあれこれ。

まだまだGINZA SIXは把握できないんだけど、東急プラザといい、新しい銀座のあちこち、何回も行くエネルギーがないかも。

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2017.05.21

初サンモールスタジオ

5月20日(土) 「60's エレジー」 14:00〜 於・サンモールスタジオ

(劇団チョコレートケーキ 第28回公演)
脚本/古川健 演出/日澤雄介 出演/西尾友樹(小林清)、佐藤みゆき(妻・悦子)、岡本篤(弟・勉)、林竜三(蚊帳職人・越智)、足立英(飯田修三)ほか

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大正天皇を描いた「治天ノ君」の劇団チョコレートケーキの新作は、1960年代の話、ということで、NHKの朝ドラ「ひよっこ」を楽しんでいる繋がりで、見に行った。サンモールスタジオにも一度行ってみたかったし。スタジオのホームページに新宿御苑前からの親切な道案内(画像付き)があったので、迷うことなく行けました。

物語の舞台となるのは、祖父の代から蚊帳製造を行なっている小林家。社長兄弟と、頼れるベテラン職人で回すこの会社に、集団就職で会津から修三がやってくる。それが昭和35年、つまり1960年。
隣人で小林兄(社長)の同級生、茨木実は紙芝居屋。つまり、60年代にはすっかり斜陽となってしまい、現代ではお目にかかれなくなった「蚊帳」(と「紙芝居屋」)の物語でもある。

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2017.05.17

文楽→文楽→歌舞伎の2日間

5月17日(水)

いやー、ぐったり。今日は文楽第1部を見て、劇場バスで有楽町駅まで行って(三宅坂から晴海埠頭行きに乗れればよかったんだけど、時間が合わなかった)、歌舞伎座・夜の部。どちらも襲名披露&休憩込み4時間半
ふだんは、ハシゴはしないのに、つい、エーイと。やっぱり疲れますわ。

しかも、昨日は文楽第2部を見たんだよー。

ところで、今月、国立劇場文楽は、呂太夫襲名披露。昨日も今日もロビーの祝い花をさらっと見たのに、昨日は(真ん中へんの)首相夫妻からのお花が全く見えてなかったの。今朝、パッと目に入って、ひゃーー。連名だよ。
今日は共謀罪採決?国会前へ、という日だったのよね。そんなことを考えてたら、最初の演目「寿柱立万歳」をぼーっと見ちゃったわ。全く

*朝起きたら、肩や腰が痛いよぉ

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2017.05.15

「王将」三部作・余録

5月14日(日)

「王将」千穐楽、おめでとうございます。

13日の夜、NHKのEテレで放映された「スイッチインタビュー 達人達」長塚圭史✖️舟越桂の録画を、昼間見た。といっても、前半はちょっと家事をしながらだったので、まだきちんと見てはいないのだけれど。
けっこう「王将」の稽古場面も映ってたのね。第三部、木村名人と坂田三吉の対面(挨拶)、私が木村名人の背中を見てた場面であった。
(他の演出作品の中では、「南部高速道路」と「浮標」がやはり記憶に残っている。「浮標」なんて、テレビでちょっと見ただけでも思い出してウルッとなっちゃった。)

パンフレットもいろいろ面白いんだけど、


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参加者相関図が載っている。自薦(主に飲み会で)とか、勧誘とか。それぞれに人に、長塚&山内による解説が付いていて、これがまたおかしい。例えば、弘中麻紀さんについて。
「はたらくおとこ」の飲み会で関西弁ネイティブの女優さんを探していると言ったら「私!やりたい!」と手を挙げてくれた」(長)
江口のりこさん。
「僕が演劇で実験をするとき、のりこを呼ばないと悪い気がしたので」(長)
この解説では、やはり関西弁が喋れることが、かなり重要だったのも窺える。

で、やっぱり常盤貴子さん。
「『王将』をやるゾ、と決めて振り返ったら小春が家にいた」(長)
「酔った圭史から『振り返ったら小春がいた』と電話があった」(山)
だそうです

表2と表3は、新ロイヤル大衆舎のメンバーが、役者さんを集めてるあたりからの断片メモ(会話で)。そしてそこに、スイッチインタビューの出演依頼があったという報告がある。長塚さん「オンエアは5月下旬から6月になると思うので宣伝にはならないのです」と言ってる。
いやー、宣伝になっても、あのキャパでは困るでしょ(ライブビューイングも考えたみたい)。

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2017.05.13

3日がかりで「王将」を見る、その最終日

5月12日(金) 「王将」第三部 14:00〜 於・下北沢 小劇場「楽園」

出演/福田転球(坂田三吉)、江口のりこ(長女・玉江)、森田涼花(次女・君子ほか)、大堀こういち(君子の長男・将一/菊岡博士/宮田の妻・しげ/語り)、大東駿介(弟子・森川)、古河耕史(木村名人)、金井良信(大垣駅駅長)、常盤貴子(小春)、山内圭哉(後援者・宮田)ほか

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↑劇場入口そばの歩道にて

公演日程は4月27日〜5月14日だけど、今日が私の楽。初めてのマチネである。開場10分ほど前に行った(今日の整理番号は9なので、一番最初に入るグループなんだよん)。
もう公演も残り少ないけれど、パンフやタオルはよく売れていた。

大堀さんが、第一部、第二部のダイジェストを少し語りで紹介。その前だったか、観客に「一部と二部を見た人!」挙手(→どっぷりですね)、「二部を見た人」(→続けてですね)、「これが初めての人!」(→ようこそいらっしゃいました)というのが。意外にも、第三部だけの人が多かった。
劇場キャパは小さいし、各部それぞれ独立しているのだから、それでなんの問題もないのだけれど、改めて、通しで見られる幸運を思った。今回ばかりはカンフェティさまさま、である。

第三部は戦中〜戦後すぐという時代背景のもと、老境の坂田三吉が描かれる。第二部に登場した内弟子の松島と森川の運命。坂田に対局を通して東京の「近代将棋」を教えた(教えるとはちょっと違うと思うけど言葉が見つからない)松島は、東海道線の列車事故で亡くなる。この時、坂田たちも大垣駅で足止めをくっており、「えっ、松島がそれに乗っているのか?」から始まって、大丈夫ですよ、重傷者はいるが死者はいない、向こうでアナウンスしてもらったら松島から電話が来るだろう……などなどの経緯が、緊迫感の中にちょっとユーモラスな場面も含めて描かれる。この大垣駅の場面は電話が多用されるけど、幕切れ、松島の遭難確定は電話を受けた近くの旅館の女将の受け答えで(そして暗転)。

戦後……最後の場は、昔懐かしい(第一部の冒頭と同じ)通天閣の見える長屋。と言っても通天閣は最早ない←供出したことが語られる。三吉も宮田も、よほよぼと歩き、眠ってばかり。しかし、彼の「ケンカ将棋は」森川が受け継ぎ、近代将棋を打破して「現代将棋」の時代となる。

玉江と君子の娘二人も、紆余曲折を経て遅まきながら幸せになれそう……。愛すべき(でも、家族は大変だ)将棋バカの人生だった。

出演者名に、小春の常盤貴子が出てたから、??と思い、追憶シーンがあるのかしら、と思ったけど、そういうわけではなかった。君子の息子・将一をさりげなく連れてくる一瞬のみ。

出演者は関西弁ネイティヴの人が多かった。新ロイヤル大衆舎の4人は、舞台の上でほんと大活躍(長塚さんは出演は第一部のみ)。女優3人の印象もとても強く残った。


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2017.05.11

3日がかりで「王将」を見る、その2日目

5月10日(水) 「王将」第二部 19:00〜 於・下北沢 小劇場「楽園」

(新ロイヤル大衆舎)
出演/福田転球(坂田三吉)、江口のりこ(長女・玉江ほか)、森田涼花(次女・君子ほか)、高木禀(後妻・まさ、ワンタン屋・新吉)、大東駿介(弟子・森川ほか)、山内圭哉(後援者・宮田)、陰山泰(世話人・西村)、大堀こういち(語り/菊岡博士)ほか


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↑パンフレット。題字は福田転球さん

開演20分前から、整理番号順に入場。当然、満員。ほぼ着席したあたりで、ステージの上で物販が始まる。それも、出演者(今日は池浦さだ夢さん。昨日はプラス原田志さん)が売るのです。パンフとタオルとTシャツ。昨日はちょっと買いにくい場所に座ってたから、今日パンフを買った。新ロイヤル大衆舎歌のCDもついて1000円也。

第二部の始まりは大正13年。前年に関東大震災が起こり、洋服の人も増えている、という説明。中之島のホテルで、坂田三吉の「関西名人」披露が行われる。
この時には、三吉は小さい子供の世話のためにと、後妻・まさをもらっている。演じるのは、女優じゃなくて第一部では同じ長屋のうどん屋(のち東京で再会する)新吉だった高木禀! 特に化粧をするわけでもなく、着物におざなりっぽい鬘。いろんな意味で、小春と対照的なのが、後々まで効果的。まさはとても現実的というか……普通はそうだよ、小春みたいな人は滅多にいないでしょ。

坂田本人は、関根名人との友情というか義理というかで固辞するのに、後援者たちに無理やり「関西名人」にまつりあげられる。将棋バカの三吉はうまく利用されている態。けれども、関西名人を名乗ったがために、将棋を指す機会を奪われてしまった。東京に対抗するんや!という意気込みもうまくいかず……。


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2017.05.10

3日がかりで「王将」を見る、その1日目

5月9日(火) 「王将」第一部 19:00〜 於・下北沢 小劇場「楽園」

(新ロイヤル大衆舎)
作/北條秀司 構成台本+演出/長塚圭史 音楽/山内圭哉 出演/福田転球(坂田三吉)、常盤貴子(妻・小春)、江口のりこ(長女・玉江ほか)、大堀こういち(長男義夫/語り/菊岡博士)、山内圭哉(若い後家・お時、後援者・宮田ほか)、長塚圭史(関根名人)ほか

企画・製作の新ロイヤル大衆舎は、福田転球、大堀こういち、長塚圭史、山内圭哉の4人のユニット。山内さんは音楽、宣伝美術、そして方言指導を担当。そして大堀さんは、全体の語り(前説、〆も)に、子供の役など、4人それぞれに大活躍。

何しろ3部あるから、いつ見るかが大問題。先行で連休中に一日でまとめて見られる日を申し込んだけど、外れちゃって、バラバラに見ることにした。結果的に、今週はわりと暇だったからよかった。
そうそう、豪華な出演者なのに、劇場は下北沢・楽園。ここ、キャパは80くらいらしいのよね。席は整理番号付きの自由席。発券してみたら整理番号10でびっくりしたよー。(各部、一緒にカンフェティで購入したけど、第二部は65番だった)。

さて、第一部は、明治39年、天王寺の長屋で貧乏暮らしをする坂田三吉一家の姿から始まる。
*語りの大堀さんが、まずちっちゃい通天閣の模型を持って出る。実はこの年にはまだ通天閣はできてないのだけれど、北條秀司の脚本では、通天閣があるんだって。それと、いろいろ想像力が必要、とまず言うのは、あえて山内さんが長屋の女性を演じたりしてるからね(姉さんかぶりではあるけど、顎のヒゲあるよ)。

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2017.05.09

歌舞伎座の後は上野へ

5月6日(土) 東京国立博物館 本館・平成館

出かけたついで、でもあり、新指定国宝・重文のお披露目や、「茶の湯」展の目玉の一つ「曜変天目」が7日まで、ということもあり、歌舞伎座から上野に足を延ばした。せっかくパスポーを買ってるんだもの。土曜日は9時まで。
(その前にコアビル内の銀座香十で「銀座百点」ももらったよ)
メトロだと上野で降りてからがめんどくさいから、有楽町まで歩いてJRで。公園口から入った所付近、工事中なのねぇ。

まず、本館へ。今年は1階右すぐに新指定のコーナーが。で、入ったら深大寺の白鳳仏がお出迎え。ほほーい 深大寺でも見られるけど、ここまで近くはないから貴重。1階だけぐるっと見て、平成館の「茶の湯」展へ。つまり、新指定のもう1室は見るの忘れてたのよ

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↑曜変天目

けっこう展示替えがあるのですわ。ついね、茶碗をじっくり見ちゃう。わりと最近、見た記憶がちゃんとあるお茶碗も でもここは、国宝の曜変天目や油滴天目をしっかり見る〜。
ちょうど書道で関戸本古今集の臨書を勉強し始めたところなので、それがお軸になってるのにも注目。

会期4/11〜6/4が8期に分かれていてその前半が終わるところに行ったので、また行ってもいいな、と思う。もうパスポートは使えないけどね。

それと、漫画人間の私はつい「へうげもの」を思い浮かべちゃった。古田織部が主人公のもの。20巻以上出ていて、私はちょっと絵が苦手なので、2巻までで挫折。帰宅してからヨシ!と第3巻をダウンロードしたけど、漫画速読みの私にしては異常に時間がかかる。


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2017.05.08

4月〜5月

5月8日(月)

先月末(28日だけど)、新国立劇場「城塞」をすべりこみ観劇。少し安く見ようとしたばっかりにタイミングを失ってたんだけど、かわいく、あぜくら5パーセント引きで妥協。まぁ、見たいと思ったら前日でも当日でもチケット買える、というくらいが有り難くもあり。
「城塞」は、山西惇と辻萬長という、私の中で「二大・戦時中の姿が似合う役者」が、まさにそんな戦争の記憶を。安部公房・作なんだよね。思ったより分かりやすかった。

で、5月は……とりあえず今週、下北沢で新ロイヤル大衆舎「王将」三部作(=長塚圭史・演出)を見てくる。三部通しチケットの抽選に外れたから、まあいいやとバラバラに見ることにした。あと、文楽もあるし、歌舞伎は團菊だからしっかり見るし、エトセトラ。うひゃー、大変と言いつつ、楽しみなあれこれ。

んなわけで、友人と駒場・近代文学館のカフェ&公園、という計画が4月からなかなか果たせないでいるのよね。日にちをすり合わせてると、あらあらダメじゃん、となってしまう。でもまあ、お互いにやりたいことやってるから、いいか、てなもので

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2017.05.07

「よく出来ました!」(大向こう)

5月6日(土) 「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部

襲名披露狂言「梶原平三誉石切」彦三郎(梶原平三)、亀蔵(俣野五郎)、松緑(剣菱呑助)、菊之助(奴菊平)
、右近(梢)、團蔵(六郎太夫)、楽善(大庭三郎)ほか
「吉野山」 海老蔵、男女蔵、菊之助
「魚屋宗五郎」菊五郎(宗五郎)、時蔵(おはま)、松緑(主計之助)、梅枝(おなぎー)、権十郎(三吉)、團蔵(父太兵衛)、左團次(瀬戸十左衛門)ほか

3日が初日。早いうちに初お目見え・眞秀くんが見られてよかった。タイトル「よく出来ました!」は、花道を帰る丁稚の眞秀くんが、おなぎ・梅枝に最後の台詞を言った直後、花道の近くからかかった(ように聞こえた)声。大向こうとは言わないかも、だけど。
*ちなみにそれとは別の人(3階から)から、石切梶原で最後に手水鉢を真っ二つにする場面、「つるぎもつるぎ」「切り手も切り手」の台詞の後で「役者も役者」とかかった。これについて、今朝、葵太夫さんから連続ツイートがあった。ウケ狙いの自己満足・大向こうね。

さて、まほろくん。確かに、一人で花道を出て行き、大きな声で喋って、また一人で帰ってくるんだものね。たいしたものですわ。

今月は坂東彦三郎家の3人の同時襲名+六代目亀三郎の初舞台。まずは「石切梶原」。そうか、昼の部はこれだった!という程度の認識だった。定評ある新・彦三郎、亀蔵の美声を堪能。松緑や菊之助が花を添える。祝い幕の写真を撮るのを忘れちゃいました。スポンサー、JALかと思った。

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2017.05.05

沖縄:泊まる、動く

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↑ホテルの窓から海方向を望む

今回はゆいレールの壺川駅そばのわりと大きなホテルに3連泊。中国人ツアー客が多い感じだったけど、朝食時くらいしか会わなかったなぁ。ホテルにはレンタカー会社のカウンターも常設のよう。さすが電車のない沖縄だわね。
*ホテル選択は夫任せで、わりとハズレが多いんだけど、今回は◯。もっとも、那覇じゃなくて本島中部にすればよかったのに、海のそばのリゾートホテルもいっぱあるのに、とネチネチ言うのも忘れない

距離のせいもあるだろうけど、街の中では、中国人、韓国人ともに、家族づれ(しかも幼児づれ)が多いように感じた。欧米系の人は大人2人とかね。2日目の夜、人気の沖縄料理の店(居酒屋か)でずっと待ってた時も、前に並んでたのは韓国からのベビーカーの親子。根性ある〜。
そして、城跡めぐりでは、こんな地味な場所にも!と驚くくらい、韓国からの人たちが(まあ世界遺産ではあるけれど)。中国人はどこに行ってるのかな、とも。

空港からの移動は、ゆいレールがあって助かる。どうせならもっと距離を伸ばしてほしかった。あとはバスばかりだもの。路線バスで運賃2000円超えって、びっくり。まあ距離、時間を考えるとゴモットモですかねー。


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2017.05.04

あっという間の沖縄3泊4日

5月4日(木・祝)

ただいま、っと。今回の沖縄旅は那覇に泊まる必要はほとんどなかったな、と改めて思ってる。でも、途中の道を楽しむ、というのもあるか。那覇から名護まで路線バスで2時間半とか、とにかくバスに乗ったわね。

5月2日:那覇→(名護)→今帰仁→海洋博記念公園→(急行バス)那覇
下の地図の1、2
世界遺産・琉球王朝のグスクのうちの今帰仁(なきじん)城跡へ。9時40分くらいにバスに乗って、途中乗り継いで今帰仁到着は13時。ふーっ。
そこからちょっと南下して、美ら海水族館。ひろーい公園に、水族館だけじゃなくていろんな施設があって、家族で一日遊べそう。

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子供が小さい頃は葛西とか品川とか、水族館も行ったけど、何年ぶりかしら。あまりゆっくりできず残念。帰りは急行バスで。

5月3日
なんだか勢いがついちゃって、城跡めぐり。1時間半ほどかけてまず勝連城跡へ。その後、コザまで戻ってバスを乗り換えて中城城跡。ここへ行くのにずいぶん苦労しちゃったよ。ほとんど山登りか、っていうくらい。


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↑苦労した中城城跡。
どの城も、海がぐるりよく見える。そりゃあ、敵の侵入を素早くみつけなきゃね。

5月4日
飛行機が15時50分発なので、近場をぐるっと。那覇市歴史博物館、国際通り・公設市場、壺屋焼物博物館。


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2017.05.01

那覇に来ました

5月1日(月)

なんとか仕事を仕上げて(受けてた仕事が1本、先延ばしになるという幸運もあって)、スッキリ! 正午過ぎの便で沖縄へ。とはいえ、どこへ行くかとか全く考えてなくて飛行機の中でガイドブックを広げるも……ダウンロードしたばかりの「重版出来! 9」を読むのが忙しくて放置。そしてそのまま、座席ポケットに忘れちゃいました ホテルで気がついて、JALの那覇空港・遺失物係に電話したら、捕獲されてたので、取りに行ったわよ。到着早々、ボンヤリしすぎ。

今日はどっちみち国際通りあたりを見るくらい、と思ってたから、空港からモノレールで県庁前駅へ。もう5時過ぎてたけど、県庁の広場はメーデーでした。
去年2月にも那覇に来てたから、思い出しながら国際通りを歩いてたら……。

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まだ6時前というのにこんなお店に行き当たり、沖縄料理の店に行こうと思ってたのについつい入っちゃいました。


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いろんな味のクラフトビールがあって、迷う人向けなのか、好きなのを150mlずつ3種類頼める「お試しセット」があったので、それにしてみた。明日からは、沖縄!なお店に行きたいけど、さて。


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