« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年6月

2017.06.30

映画でヨーヨー・マを見る

6月28日(水) 「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」 10:00〜 於・下高井戸シネマ

監督/モーガン・ネヴィル 出演/ヨーヨー・マ(チェロ)、ケイハン・カルホール(ケマンチェ)、ウー・マン(中国琵琶)、キナン・アズメ(クラリネット)、クリスティーナ・パト(バグパイプ/ピアノ)、梅崎康二郎(尺八)ほか
2015/アメリカ

2000年にスタートした、ヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクト(シルクロード・アンサンブル)。様々な楽器の演奏家を集めて、ワークショップを行いつつ、議論し、演奏する。彼とそこに集う人たちを追ったドキュメンタリー。
冒頭、アメリカで大勢の観客(確かケネディ夫妻もいた。司会はバーンスタイン)の前でチェロを弾く7歳のヨーヨー・マの映像が出てくるように、彼の人生、述懐も挟みつつ進んで行く(息子も語っていて、小さい頃、父親は空港で働く人だと思っていたとか。演奏家はほんとに旅の人生なのよね)。

「 旅するシルクロード」とタイトルにはあるけど、原題は、The Music of Strangers。予備知識がなかったので、ヨーヨー・マたちがシルクロードを演奏旅行する映像かと思ってたよ。

スタートが2000年ということは、翌年にはツインタワーに2機の飛行機が突っ込んだのだし、この映画に多く登場する演奏家には、イランや中国、シリア出身者がいる。革命の嵐の中をなんとか生き延び、アメリカで他の仕事をしながら音楽を続けた、あるいは故国の家は家族もろとも爆撃された、そんな状況。
まずは珍しい楽器に目を奪われてた私も、だんだん一人一人の話の中に引き込まれて行った。

音楽をする人たち同士が、言葉は十分には分かり合えなくても、音楽は完璧に分かり合える、と断言する。その過程の深さも思うし、観客としてそんなカケラを共有できれば嬉しいとも思う。

| | コメント (0)

2017.06.28

シス・カンパニー

6月28日(水)

シス・カンパニーの作品は、私の中ではわりと当たり外れがある感じ。好みの問題と言ってしまえばそれまでだけど、特に日本文学シアターだっけ? なぜ今これを、みたいなの。「瞼の母」もあったわよね。
だから、というわけではなくて、シス・カンパニーの先行会員(って言うの?)には、登録していない。ずーーっと、「今さら」と思って、思い続けて今に至る たまに友人に一緒に取ってもらうことはある。パブリックシアターなど会場の先行で取れることもあるし。

間もなく上演される三谷幸喜作「子供の事情」は、チケ取りをしなかった。キャストは魅力的だったんだけど、なんだかねー、エネルギーが湧かないの。
その次の「ワーニャ伯父さん」は見る予定。でも、チェーホフはほんとに手ごわいと思うんだ。

そしてそして、怒濤の展開は「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」と、いのうえひでのり演出による「近松心中物語」。前者は、生田斗真と菅田将暉の出演(小川絵梨子演出)。これ、興味はあるけど、チケットが取れる気がしない。そして近松。こちらは、堤真一と宮沢りえなんだけど、別の人で見たかった気がするなぁ。

というわけで、総合すると、あんまり相性が良くないのかもしれないね。

| | コメント (0)

2017.06.27

「ボガマリ」発、和のお店へ

6月24日(土)

6月ももう下旬だし、暑いし、夏物でいいよねー、とそんなに透け感のない明石縮で出かけた。今日はフルメンバーの5人。無理やりくっつけたのは浜町「衣裳らくや」での小千谷縮の実演&織元さんトーク。以前は2階の和室だったんだけど、今回は1階のフロアで。立ったまま聞いたから(短時間ではあった)、若干疲れた。

北参道・ボガマリの仲間として、今度は和のお店が青山学院近くにオープン。店名は「さかな庵 澪つくし」。22日がグランドオープンだから、ほんと、出来立てほやほや。5時半の開店(もちろん予約)まで、表参道のフィガロで喉を潤し、シアターイメージフォーラムにほど近いお店まで。けっこう歩いて、ふーっ。

お店の入口前にも店内にも、お祝いの胡蝶蘭などがならんでました。

そしてボガマリと同様、お魚のショーケースは健在。


Img_1069

前菜の盛り合わせとお造りは事前に頼んでいて、それ以外に、焼き牡蠣とか蟹、トウモロコシのかき揚げなどを注文。〆に鯛めしと赤だしを。


Img_1068

鯛めしは炊き上がりをこうして見せてくれたんだけど、なかなか出て来なくて、?と思ってたら、丁寧にほぐして骨をとってくれてました。ごちそうさま。

珍しい日本酒(滋賀のと広島の)も美味しくて、すっかりいい気分。次回の約束をしてお開きとなりました。

でもねぇ、私は何年ぶりかで着た夏着物に、お醤油をたらしちゃってぇぇ、ソッコー近所の丁寧なクリーニング店へ。ちゃんと綺麗になるかしら。

*写真はいつも撮ってくれる友人から後日、送られてきたもので、自分では撮ってない。


| | コメント (0)

2017.06.26

三越劇場は初めてではないはず

6月23日(金) 「黒蜥蜴」 15:00〜 於・三越劇場

(六月花形新派公演)
原作/江戸川乱歩 脚色・演出/齋藤雅文 出演/喜多村緑郎明智小五郎)、河合雪之丞(黒蜥蜴)、秋山真太郎(雨宮潤一)、春本由香(岩瀬早苗)、永島敏行(片桐刑事)ほか

Img_1066

当初は見る予定なかったんだけど、なかなか評判がいいのに加えて、あちこちでお安いチケット(私の知ってる3カ所では同じ値段)を売ってたので行くことに。席は当日までわからないものの発券手数料が不要なところで購入。意外といい席(10列、右ブロックのセンター通路側)だった。

確かに劇場の雰囲気と、この「黒蜥蜴」はぴったり合ってる。11時開演と15時開演では、平日にお勤めの人は来られないよなー、と思うけど、デパートの中じゃあ18開演すらも夢のまた夢なのかしらん。今回、評判はいいけどぎっしり満員というわけではないから、いろんな集客努力は必要よね。

段治郎さん(その後の月乃助には馴染みがない)、春猿さんが、新派に移られてから、やっと拝見。すらりカッコイイ&美しくゴージャスなお二人を楽しんだ。そして、脇を固める古参の俳優の存在感も。松也くんの妹、春本由香さん。写真ではそれほど思わなかったけど、舞台に立つとやはりお兄さんとよく似てるなー、と。顔立ちがわりと古風だし、発声もいいから、楽しみだわね。

ストーリーは、「クレオパトラの涙」というすんごいダイヤモンドを狙う美しき盗賊・黒蜥蜴と、明智小五郎の対決(と、ロマンス風味も)が、絢爛豪華な雰囲気の中で繰り広げられる。乱歩の登場人物、怪人二十面相や一寸法師などが出てくるし、おお人間椅子、とかもね。うまくミックスされてるみたい。場所も、通天閣が使われたり。しばし耽美な世界、ってことで、その意味でも三越劇場はぴったりだったと思う。

ロビーの壁面には盗賊の手配書が貼られてたり、宝石が展示されてたり。

Img_1067


| | コメント (0)

2017.06.25

歌舞伎鑑賞教室に行く

6月21日(水) 「国立劇場 第91回歌舞伎鑑賞教室」 14:30〜

解説・歌舞伎のみかた(中村隼人)
「毛抜」錦之助(粂寺弾正)、孝太郎(巻絹)、彦三郎(八剣玄蕃)、尾上右近(小野春風)、廣太郎(八剣数馬)、隼人(秦秀太郎)、梅丸(錦の前)、橘三郎(小原万兵衛)、秀調(秦民部)、友右衛門(小野春道)ほか

Img_1065

↑解説・撮影タイム

2階7列のこんな場所から。チケットが2枚回ってきたのです。平日に行ける人は限られるので、久々の友人と(昔、某歌舞伎役者の番頭をしてたことがある)。2階席も前方2列くらいまでは学生たち、なんだけど、私服だし髪の毛カラフルだし、ファッションとか美容系の専門学校かしら、と。ま、うちの息子が通った高校と言われてもおかしくないけど(でも鑑賞教室には行かないはず)。
そういえば、劇場に向かってる時、前の回がハネて帰る人たちとすれ違ったんだけど、制服?まるでリクルートスーツな女性たちの集団が(高校生ではないと思う)。どういう学校だったんだろう。

で、隼人くんの解説。さすがにドラマなどでも活躍してるだけあって、慣れたものですねー。また、客席の学生さんも反応がよくて、はーいと手をあげるとか、キャー!とか、微笑ましい。
そして実演主体の解説で、隼人くん、走る、見得をする、挙句には毛振りまで。興味を持つ入口として、とてもよかったと思う。そして、上に画像を上げた撮影タイム。隼人くん、スマホを取り出して最前列の人(先生)と一緒に自撮り。花道の方にも来てくれました。

隼人くん、解説が終わったら、素早く支度して、毛抜の冒頭から登場だから、ほんとお疲れ様でした!

続きを読む "歌舞伎鑑賞教室に行く"

| | コメント (0)

2017.06.21

ほぼ1カ月ぶりの歌舞伎座

6月20日(火) 「六月大歌舞伎」夜の部

「鎌倉三代記 絹川村閑居の場」幸四郎(佐々木高綱)、雀右衛門(時姫)、松也(三浦之助)、門之助(おくる)、秀太郎(長門)ほか
「御所五郎蔵」仁左衛門(五郎蔵)、雀右衛門(皐月)、米吉(逢州)、歌六(甲屋与五郎)、左團次(土右衛門)ほか
「一本刀土俵入」幸四郎(駒形与兵衛)、猿之助(お蔦)、猿弥(船戸の弥八)、松緑(辰三郎)、歌六(波一里儀十)ほか

今月はここまで歌舞伎座に行ってなかったので、感覚的にはすごく久しぶり、という気がする。でも、このところ自宅近辺の行動が多かったので、都心に向かう電車の中で、すでに疲れてたよー。
ということは……そもそも苦手な「鎌倉三代記」で撃沈。秀太郎さんの姿は一瞬も見てません この後の30分休憩で下のタリーズに行って、コーヒー(とサンドウィッチ少々)補給。

で、「御所五郎蔵」からは無事に復活。幕開き、役者の登場を待ってたら、なぜか大震災の時、演舞場では御所五郎蔵がかかってたなぁ、と突然思い出した。出演者も全く違うのに、どういうわけで思い出すんでしょう。謎だ。
それはともかく、3階の8列でも、仁左衛門・五郎蔵キャー、という感じ。我ながら全く、と思いつつ。声も力強くて、ほんと頼もしい。五郎蔵の子分たちに巳之助や歌昇が並んでるのも、新鮮。
新鮮といえば、逢州役を米吉が! 伸びざかり、なんですかねー。(そして、いつぞや松也が逢州をやったよね、というのも思い出してしまった)

「一本刀土俵入」こういう時の幸四郎はまた独特のキャラだわね。何言ってるかよくわかるし その幸四郎を筆頭に、わかりやすい、面白い芝居、ということでいいかな。猿弥とか、特に。猿之助・お蔦と、松緑・辰三郎が妙に印象に残ったりして。ちょっと不思議な作用ってところ?

終演して、スタスタ東銀座駅に行ったけど、9時20分くらいになってたかな。最近では珍しい。たっぷり見たなー、でも、もうちょっと気楽なのも入れて欲しいかも。

| | コメント (0)

2017.06.19

調布国際音楽祭、最終日

6月18日(日) 「フェスタ! 動物の謝肉祭」 14:00〜 於・たづくり くすのきホール

出演/鈴木優人(指揮・ピアノ)、小林沙羅(ソプラノ・語り)、松田理奈(ヴァイオリン)、長谷川陽子(チェロ)、上野星矢(フルート)、横川晴児(クラリネット)、森下唯(ピアノ)、西山真二(コントラバス)←ソリスト
飯守朝子(ヴァイオリン)、福田道子(ヴィオラ)、金子泰士(パーカッション)

ピエルネ:カンツォネッタop.19
アルカン:ピアノのための練習曲「鉄道」
フォーレ:夢のあとで
ラヴェル:ツィガーヌ
サティ:ジムノベティ第1番
サン=サーンス:アレグロ・アパッシヨナート 作品43
アーン:クロリスに
ビゼー=上野星矢編:カルメン幻想曲
………休憩………
サン=サーンス:動物の謝肉祭 原作:谷川俊太郎「動物たちのカーニバル」

プログラムの前半は、それぞれの楽器、歌のソロを聞き(すべてフランスもの)、休憩後に、サン= サーンス「動物の謝肉祭」を、谷川俊太郎の「動物たちのカーニバル」の朗読とともに楽しむ、という趣向。

前半のソロ曲は、短い曲であってもかなりの超絶技巧だったり、珍しいのだったり、ほっとするのや……相変わらず攻めてますね、なプログラム。初めての人の中では、ヴァイオリンの松田さんと、フルートの上野さんがインパクトありました。

動物の謝肉祭は、小林沙羅さんの朗読も上手で、おなじみの曲たちもより楽しく聞けた。

音楽祭の最終日。フィナーレは17時からのバッハ・コレギウム・ジャパンによるモーツァルトだったけど、そこまでは欲張らずに、のんびりと楽しんだ。
前日と同じく、スターバックスのコーヒー試飲コーナーがあって、ごちそうさまでした
また今後の展開を楽しみにしていよう。


| | コメント (0)

2017.06.18

仙川とバッハを満喫、の土曜日

6月17日(土) 「ツィマーマンのコーヒーハウス」 14:00〜 於・たづくり くすのきホール

J.S.バッハ
3台のチェンバロのための協奏曲 第1番 ニ短調
裏切り者なる愛よ(バス:ドミニク・ヴェルナー)
3台のチェンバロのための協奏曲 第2番 ハ長調
………休憩………
コーヒーカンタータ「おしゃべりはやめて、お静かに」

出演/鈴木優人(指揮・チェンバロ)、小林沙羅(ソプラノ)、櫻田亮(テノール)、ドミニク・ヴェルナー(バス)、フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)、大塚直哉(チェンバロ)
演出/佐藤美晴 器楽/バッハ・コレギウム・ジャパン

毎年、音楽祭に来ている友人と、コンサートの前に、仙川でゴハン 去年行った和食の「蒔」がたいそうお気に入りなので、今回もそこへ。旬の野菜をふんだんに使った竹籠弁当、美味しかった。冬瓜とかルバーブとかね。ほんとはカフェ・ヴァニエールでかき氷も食べたかったけど、時間が足りないから、終演後、行きましょうということにして、各駅停車で5つめの調布まで(私は戻ったわけ)。

Img_1064

©︎調布国際音楽祭


続きを読む "仙川とバッハを満喫、の土曜日"

| | コメント (0)

2017.06.17

ピアノと管楽器の五重奏

6月16日(金) 「小菅優『ベートーヴェン詣(もうで)』」 19:00〜 於・たづくり くすのきホール

ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 作品16
藤倉大:GO〜ピアノと管楽の五重奏のための〜(小菅優 委嘱新作)
………休憩………
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 KV452

出演/小菅優(ピアノ)、フィリップ・トーンドゥル(オーボエ)、吉田誠(クラリネット)、小山莉絵(ファゴット)、トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト(ホルン)

ほんとは木曜日の「山下洋輔ジャズ・ナイト」が聞ければよかったんだけど、どうしても無理な日で、2年連続で断念。その代わりに……公演日が近づいてからこちらのチケットを買った。前すぎるかな、と思いつつも、2列目のセンターブロックの左端で。

Img_1063
(©︎調布国際音楽祭)

今日のメンバーの中では、クラリネットの吉田さんだけ聴いたことがあるけど、それ以外の方は初めて。というか、こういう楽器の組み合わせも初めてだな。
すごく面白いプログラムで、ベートーヴェンとモーツァルトの、全く同じ編成(ピアノと管楽器)、同じ変ホ長調の曲を一気に聴ける。しかも間に現代音楽挟むだなんて。

比較的小さいホールで、前の方で聴いた、ということもあって、演奏者同士で息を合わせる雰囲気とか、もちろん迫力なども間近に感じられた。小菅さんの力強いピアノがまた、すごくよかった。

藤倉大氏の曲はトータル20分くらい。6つの小さな楽章からなっていて、どの順番で、どの楽章を弾いてもOKのものなんだって。もちろん今回はフルに演奏されたけど、最初の曲は全員一緒にトレモロの連続ですか?みたいなのから、それぞれのソロ・パートの曲があったり(ラストはピアノ)。途中、少し能舞台の気配を感じることもあった。

というわけで、こんな機会でもなければ決して縁がなかったであろうプログラム、楽しかった。



| | コメント (0)

2017.06.16

多摩に逼塞

6月16日(金)

先週半ばまでは、焦って仕事してて、そのあとスコーンと暇。というのに、(たまたま調布国際音楽祭の週ということもあり)演劇のチケットも取ってなくて、東京つまり23区にほとんど行ってないよ。
気持ちがお芝居に向いてないと、チケット取りも忘れちゃうから、いろいろ不戦敗
まあこんな時もあるわよね、と少しノンビリ気味。

来週からゆるゆる復活(希望)。新派「黒蜥蜴」が、ちょっと安く買えたから行ってみることにした。あとは、わりと小劇場系が多いかも。

来月は……というか、あと半月もしたら7月 岡山にちとご無沙汰してるから行かなくちゃね。となると、松竹座にも行けますように! そして7月末には、ロシアに行ってくるよん、きっと。すでにビザも取得済み。

ところで都議選のポスター掲示板、設置されましたね。調布市は単独選挙区ではないので、自分のとこが◯多摩◯区なんだか、ちっとも覚えられないよー。←いま調べたら、北多摩3区であった



| | コメント (0)

2017.06.15

久しぶりに講談を聞く

6月14日(水) 「寄席井心亭 水無月(数えて二百六十六夜)」 19:00〜 於・みたか井心亭

(一龍斎貞寿 真打昇進披露)
喬太郎・初天神、小せん・崇徳院ーー仲入りーー「口上」、喬太郎・諜報員メアリー、貞寿・二度目の清書、質問コーナー

深大寺でチェンバロを聴いてから、三鷹へ移動。正直言うと、自宅ー深大寺ー井心亭と自転車移動が一番楽なのでは、と思わなくもなかった。近年、道路の拡幅工事が行われて、ずいぶん自転車でも走りやすくなったしね。……とはいえ、帰りが遅くなることを考えると、とても無理! 大人しくバスで三鷹まで。

井心亭は4人のレギュラーで回してるから、喬太郎さんは4、8、12月なんだけど、今回は6月(8月の代わりに)。おかげで気候が良くて助かった。この日は風もよく入ったし。一軒家の畳敷きの広間だから(茶室としても使われるとか)、暑い時期は大変らしい。

今日の会の趣旨は、たまたま「東京かわら版」を買ってたから知っていた。でも、新真打がどんな人かは、プログラムを見て初めてわかった(女性です)。

喬太郎さんの1席目は、学校寄席や地方を回る旅の仕事の話をマクラに。今は交通が発達したからかなり遠くても日帰りだったり。でも、5月には北海道を9日ほど回る仕事があったそう(実は喬太郎さんの某原稿が、北海道からファックスで送られて来たのは知っている)。
「初天神」はいかにも喬太郎、という「らしさ」に溢れてた。団子までだけど、このくらいでちょうどいい感じ。

小せんさんは、すごく久しぶりに聞くけど、たたずまいがほんと噺家、だわね。(「崇徳院」時々、噛むというかなんというか……。と思ったら、たぶんポーランド公演から帰国した翌日だったみたい。)高座からの「圧」が私にはちょうどいいくらいに思える。

続きを読む "久しぶりに講談を聞く"

| | コメント (0)

2017.06.14

深大寺でチェンバロを聴く

6月14日(水) 「フランチェスコ・コルティ チェンバロ・リサイタル」 16:00〜 於・深大寺本堂

Img_1061

白鳳仏が国宝に指定されて、5月21日からこちらの釈迦殿で公開されている。境内の緑も美しい。

調布国際音楽祭、私が行く有料公演の一つ目は、チェンバロのリサイタル。去年はここでチェンバロとヴァイオリンを聴いたんだっけね。
公演に先立って、15時30分から、ご住職の挨拶に続いて、天台声明の披露が。声の響きが気持ちいい。去年よりは少人数で(6人)、時間も短かったと思う。

このチェンバロ・リサイタルの惹句は「クレモナの貴公子 深大寺に登場」。イタリア出身の彼は確かに長身のかっこいい人でありました

Img_1062

↑本堂内(©︎調布国際音楽祭)

この貴公子さんは、音楽祭プロデューサーの鈴木優人さんと、オランダで同じ先生について学んだ同門とのこと。演奏前に鈴木さんから曲目の紹介があって(オール・イタリア・プログラム)、演奏は約1時間ぶっ通しで。至近距離で、柔らかい響きとテクニックを楽しんだ。

| | コメント (0)

2017.06.13

FMの公開録音

6月13日(火) 「古楽の楽しみ 公開収録」 14:00〜 於・たづくり くすのきホール

司会・鈴木優人(チェンバロ、オルガン) 前田りり子(フラウト・トラヴェルソ)、櫻田亮(テノール)/若松夏美(ヴァイオリン)、福沢宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

Img_1060

調布国際音楽祭のイベントの一つ。ネットで申し込んでました。予定では4時半までだったと思うけど、終了は5時15分くらいだったかな。2日分の収録でした。
あいにくの雨で、折り畳み傘だったんだけど、傘は客席への持ち込み禁止! チェンバロは非常に湿気に弱いので、とのことで、番号札と引き換えに預けましたです。

プログラムは休憩を挟んで、前半はフラウト・トラヴェルソとテノール(6/22放送分)、後半にヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ(6/23放送分)。

曲の紹介、楽器の紹介(説明)、留学時代の話など、お話も楽しかった。バロック・ヴァイオリンやヴィオラ・ダ・ガンバの特徴など、ふむむむ、と。もっと近くで見たかった、というか、スクリーンに拡大してくれるとか……あ、そんな番組じゃないわね。
放送を聞くのが楽しみ。


| | コメント (0)

2017.06.12

調布音楽祭、開幕

6月11日(日) 調布国際音楽祭 2017 オープニングセレモニー」 12:05〜 於・たづくりエントランスホール

ピアノ連弾ーー市長挨拶ーー財団理事長挨拶ーーピアノ連弾

Img_1057

今日から来週の日曜まで、調布国際音楽祭が開かれる。そのオープニングはここ、たづくりの1階にて。このミニステージみたいな所では、ふだん自動演奏のピアノがあったり、月1くらいでお昼時にコンサートがあったり、様々に使われている。

(ちなみに画像の左下にエスカレーターがほんの少し写ってる。2階の「くすのきホール」へはこれで行くのだけど、このエントランスあたりって、ドラマ「CRISIS」で文科大臣が狙われた?場所なのですわ。ふだんよく知ってる場所が出てきて、あらあら、でした。)

日曜日の開会なので、観客も大勢。図書館や研修室を利用する人も、足を止めたり。そんな、誰でもおいで、楽しもうよ、という音楽祭。無料、子供向けの公演もある。

ピアノ連弾は、音楽祭のエグゼクティブ•プロデューサー(鈴木優人)と、アシスタント•プロデューサー(森下唯)によるもの。
ドビュッシー•小組曲
フォーレ•ドリー

ところで、開会の時刻が12時05分と告知されてて、なぜちょうど12時じゃないのか、と謎であった。たぶん12時には人も揃って始められる態勢にはなってたと思う。でも、きっかり05分に始まりましたよ。


| | コメント (0)

2017.06.11

オルガン演奏会に行く

6月10日(土) 「松居直美 J. S. バッハ オルガン作品全曲演奏会」第4回 14:00〜 於・武蔵野市民文化会館 小ホール

武蔵野で行われている松居直美さんの全曲演奏会にやっと行ってきた。最近わりと、オルガン!って気分なので。今年は、あと11月に開催予定(すでにチケットは発売中)。

武蔵野でパイプオルガンを聴くのは初めて。そしてオルガンだけの演奏会、というのも初めて。
会場は武蔵野の小ホールだから、オルガンがかなり近くに感じられる。前半はパイプオルガンだけ、休憩を挟んで後半は「アドヴェントとクリスマスのコラールフーガ」7曲は、ポジティフオルガンという小型のオルガンで、そして最後の有名なパッサカリア」はまたパイプオルガン。
合唱も2つの合唱団が共演して、土曜の昼下がりのおトクな会なのに、すんごく充実。

充実といえば、松居さんご本人による曲目解説も詳しくて(歌詞対訳もあり)、ありがたい。

今後の予定も出ていて、2021年秋まで全13回とのこと。ちなみに料金なんだけど、1回券は一般1500円、会員1000円。2回セット券が一般2500円、会員1800円。価格破壊の武蔵野とはいえ、不思議な設定よね。しかも会員セット券は携帯サイトからは買えないという不便さ(なので私は会員1回券)。

| | コメント (0)

2017.06.10

谷崎潤一郎展を見る

6月6日(火) 日本近代文学館

Img_1054

横浜在住の友人と、緑の綺麗な駒場に行きたいね、と言ってて、やっと実現。いや、展示よりも(前回は展示を見ていない)カフェBUNDANが目当てではあるのだけれど。

13時に駒場東大前で待ち合わせて、まずはカフェに直行 食事の全メニュー制覇という野望はあるけれども、本日は谷崎ゆかりのメニューをば。「台所太平記」のお初さんが得意なメニューとやら。定食で、天丼(丼には入ってない、蜆汁に小鉢2品(酢の物、ごま和え)。残念ながら写真はないけど、少し唐辛子がきいた天ぷら、美味しかった。
会計の時、ゆかりのメニューを頼んだ人には差し上げてます、と、近代文学館のチケットをもらった。先に言ってよ、というか、先に見てたらガックリするわよ。

カフェで売ってる物も楽しい(文学館のショップ)。私は、中公「谷崎万華鏡」からの山口晃クリアファイルと手ぬぐいを。手ぬぐいは別の山口ファンにね。

ゆっくり谷崎の展示と、もう一つ「川端康成が見出した作家たち」も見た。コンパクトだからねー。

旧前田邸などは、まだまだ絶賛工事中。入り口近くの和館は公開してるから帰りに見る!と、行ったら閉館(16時)5分前 そそくさと一回りしたのでした。

雨には降られず、そう暑くもなく、散策にはいい時だった。それにしても駒場、住むにはとてもよさそうだなぁ。素敵なおうちがいっぱい。

| | コメント (0)

2017.06.09

ノンビリできる日は映画でも見よう

6月9日(金) 「わたしは、ダニエル・ブレイク」14:35〜 於・下高井戸シネマ

監督/ケン・ローチ 出演/ディヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズほか 英・仏・ベルギー

先日、この下高井戸シネマで見た「人生フルーツ」、10時からなのにびっくりするくらい客が多かったのよね。その後、まだポレポレ東中野では上映しているので友人が見に行ったんだけど、日曜ということもあってか、補助席も出る盛況ぶりだったそう。

今日のこの映画も、人生フルーツほどではないものの、予想以上に入ってた。以前より明らかに客が増えてる気がするのは‥‥やっぱりシニア割引というか年金世代が増えてるってこと⁉︎
それはともかく。今日の映画はそんな老後とも関わってくる。

イギリスの話。ロンドンではなくてニューカッスル(だったかな)。ダニエルは59歳。突然の心臓病で長年続けてきた大工の職を失い(ドクターストップで働けない)、失業給付などなど社会保障の「闇」に直面する。給付されないけど、働けもしない。どうしろと? 「お役所」の対応も様々に理不尽。
そんな中で、同じように杓子定規な対応で切り捨てられようとしていたシングルマザーのケイティと出会い、協力し合うようになる。
遠いよその国の話じゃなくて、老人の貧困、若い女性および子供の貧困、それに対する組織の高い壁は、すぐそこにある。

ダニエルの隣に住んでいる若者も、ここではマイノリティでろくな仕事にありつけず、中国からの「輸入」で一儲けしようとしている。
そんな状況を描きつつ、でも登場する人たちはみな、ちゃんと生きてるし、努力してるし。

ダニエルをはねつけるお役所の中にも、規則規則だけじゃない人はいる。その優しさはわかっても、でも彼が福祉から拒絶されることに変わりはない。

折しも、今日はイギリス総選挙の結果が出たわけだけど、この映画のダニエル・ブレイクは私だ!という人は、増えていくんじゃないかなぁ。もちろん日本でもね。

と思うと、暗くなっちゃうけど、いや、自分の尊厳を守る、ということを普通の人である彼が身をもって示したんだなー、と。そう思えば、元気もでてくる。

| | コメント (0)

2017.06.05

快気祝いの会

6月3日(土)

1月末に、大動脈解離で緊急手術した友人の復帰を祝う会……と言っても、生き返りました!とご本人が主催して、私はおよばれ。前にもここで紹介したことのある、飯田橋・茜夜にて←ふだん土日は休みだけど、貸切の特別営業。ちっちゃいお店なので、8人でほぼ満杯。

Img_1048

↑当日のメニュー。どれも、ひとくちサイズ。そういうお店なのっ。飲み物は、コエドビールと、自家製レモン酒のソーダ割りをば。最後に、各自に急須で供される新茶をいただきました。

集まった人は、ほんと様々で、お互い初めましての人が多い。……のだけれども、えっ?岡山出身なの?という人がいて、その彼女がノートルダム清心女子大学の卒業生。別の人が、ここの学長・理事長を長年されてた渡辺和子さんの担当編集者だったので、あらまぁ!

清心女子大学OGさんは、とてもエネルギッシュで、去年スペインの巡礼の道を40日間かけて歩いたとか。アコーディオン奏者で、ちょうどライブ帰りだったので、ここでも披露。

みんなで、できる時にチャンスを逃さずやっちゃわないとネ、などと盛り上がったのでした。


Img_1049


| | コメント (0)

2017.06.03

トホホな近況(^^)

6月3日(土)

ひゃーーー、6月になってしまった。しかももはや3日 この前、新年を迎えたと思って、まばたきしてる間にこんなだよ、という実感。確かに年とともに時間が速くすぎるのねぇ。それと同時に、自分の中でいろんな切り替えがうまくできなくなってる、ということも、ひしひしと感じる昨今。頭が硬直化してるってことかしら。

というわけで、何が言いたいかというと、書の稽古とそれ以外のことが、うまく回らないなぁ……の愚痴、ですね。練習にそんなに時間を取ってるわけじゃなくて、普段の稽古日は直前3日くらい、書いてるだけなんだけど。ええ、単なる趣味ですし。年2回(2種類)の公募展提出が、プレッシャー、なのかな。それなりにお金も時間もかかるし。今は無関係の時期だから、余計そんなことを考えちゃう。

せっかく取ってたチケットをダメにすることもあって(昨日は、来週火曜日のクミコ&篠井英介の成城ホールでのコンサートを、チケットぴあのリセールに出して無事成立したけどね。試しに出してみたらうまくいったの)、高額なチケットだと買うことを躊躇しちゃうわ。

さて、今月は何があったかな、と思うと、妙に音楽関係が集まってる。調布音楽祭(今年から調布国際音楽祭)の月、というのもあるけど、それ以外にも武蔵野のオルガンとか(900円だったかも)。あれ? 舞台はないのか?? 直前で見られるものを見に行くぞ、というところか。来月は「子午線の祀り」まつりになったりするんだけど。

というわけで、この土日は、今日夕方から友人の「快気祝い」に出かけるだけで大人しくしてます

| | コメント (0)

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »