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2017.06.15

久しぶりに講談を聞く

6月14日(水) 「寄席井心亭 水無月(数えて二百六十六夜)」 19:00〜 於・みたか井心亭

(一龍斎貞寿 真打昇進披露)
喬太郎・初天神、小せん・崇徳院ーー仲入りーー「口上」、喬太郎・諜報員メアリー、貞寿・二度目の清書、質問コーナー

深大寺でチェンバロを聴いてから、三鷹へ移動。正直言うと、自宅ー深大寺ー井心亭と自転車移動が一番楽なのでは、と思わなくもなかった。近年、道路の拡幅工事が行われて、ずいぶん自転車でも走りやすくなったしね。……とはいえ、帰りが遅くなることを考えると、とても無理! 大人しくバスで三鷹まで。

井心亭は4人のレギュラーで回してるから、喬太郎さんは4、8、12月なんだけど、今回は6月(8月の代わりに)。おかげで気候が良くて助かった。この日は風もよく入ったし。一軒家の畳敷きの広間だから(茶室としても使われるとか)、暑い時期は大変らしい。

今日の会の趣旨は、たまたま「東京かわら版」を買ってたから知っていた。でも、新真打がどんな人かは、プログラムを見て初めてわかった(女性です)。

喬太郎さんの1席目は、学校寄席や地方を回る旅の仕事の話をマクラに。今は交通が発達したからかなり遠くても日帰りだったり。でも、5月には北海道を9日ほど回る仕事があったそう(実は喬太郎さんの某原稿が、北海道からファックスで送られて来たのは知っている)。
「初天神」はいかにも喬太郎、という「らしさ」に溢れてた。団子までだけど、このくらいでちょうどいい感じ。

小せんさんは、すごく久しぶりに聞くけど、たたずまいがほんと噺家、だわね。(「崇徳院」時々、噛むというかなんというか……。と思ったら、たぶんポーランド公演から帰国した翌日だったみたい。)高座からの「圧」が私にはちょうどいいくらいに思える。

仲入り後はまず口上。下手から喬太郎、貞寿、小せん。全員、袴姿。喬太郎さんが進行役で、まず紹介を。そこからけっこういろいろ喋ってた。(神田山陽の名前も出したよ、過去の人として) 後からご本人が「ほめ殺し」と言ってたけど、喬太郎、小せん、ともに「とにかく気持ちのいい芸である」と。こういう会場だからこそ、なアットホームというか気持ちの伝わる口上だった。

その後に再び登場の喬太郎さん。おお、これが「諜報員メアリー」! やっと聞けたけど、他愛ないというか、今、何か書こうとしても出てこないぞ

貞寿さんは普通に喋る声は、私がちょっと苦手な部類(甘ったるい)だったので、うわわ、だったんだけど、講談に入ると全くそんなことはなかった。赤穂浪士の話(大石内蔵助)でsる「二度目の清書」は、今日のために覚えたネタおろしとのこと。ちょうど仮名手本の「七段目」を思い浮かべるあたりね。

質問コーナーでは、今までで一番多いくらいの質問があったとのこと。寄席での「掛け声」については、ありがたい。でも、かけるんだったらハッキリ。浅い出番でかけられると……など。
あと、やはり貞寿さんにどうして講談を、という経緯ほかを聞く声が。それ以外の質問も合わせて、やっぱり好きで好きで仕方ない、もうこれしかない、と思ったからこそプロに、というのは強く感じた。ちょっと好き、くらいだったら、趣味にしておいた方が、とか(落研に入ったという人からの質問に対して)。

終演は9時50分くらいだったかな。座布団だから流石に足が疲れた。三鷹駅に着いたら、ちょうどバスが来てラッキーでした。

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