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2017.07.06

新しい「子午線の祀り」

7月3日(月) 「子午線の祀り」 18:30〜 於・世田谷パブリックシアター

作/木下順二 演出/野村萬斎 音楽/武満徹 美術/松井るみ 出演/野村萬斎(知盛/知盛の声)、若村麻由美(影身の内侍/影身の声)、河原崎國太郎(宗盛)、観世葉子(二位の尼)、村田雄浩(阿波民部)、成河(義経)、今井朋彦(梶原景時)ほか

世田谷パブリックシアター開場20周年記念講演の一つ。
「子午線の祀り」は1979年の初演(山本安英の会)以来、過去7回上演されている。私は前回公演(2004年・パブリックシアター・観世栄夫演出)を見てるだけ。当時はにわかに自分の中に「平家物語」ブームが起きて、いろいろ本も読んだなぁ。ま、10年以上過ぎてるわけで、もうすっかり忘れてるけどね。
今回は満を持して、という感じの野村萬斎演出。 あ、去年の10月、リーディング公演もあったのでした。

公演日程の7月1日〜23日のうち、最初の3日はプレビュー公演。つまり私が見たのもプレビュー公演ってことね。最前列のベンチシートから。

前回公演のことはもうほとんど覚えてないけど、壇ノ浦の場面の「源氏ー平家」構造は妙に記憶に残っている。そこからのイメージは、なんというか質実剛健。モノトーンのイメージかも。←あくまでイメージね。

それが今回は、舞台装置といい衣装といい、わぁぁ華やか、というのが第一印象。この芝居の大きな特徴である「群読」も、最前列で聞いていると、よけい力強く心地よい。
舞台装置や照明などを、遠めの席から見るのが楽しみで3階席を取ってるんだけど、それだけではなく、3階への声の伝わり方も、ちょっと楽しみ。

キャストも思った以上に適役という感じ。 國太郎の頼りなーい宗盛、村田雄浩の無骨な阿波民部は特にかな(自分の先入観との落差)。
で、人気の成河は……私はちょっと苦手な役者で、今回も多少違和感はあった。でも、それが「異質さ」にうまく作用してたのかもしれない。異質さとは、源平の対立においても、源氏内部においても、他とは違う人という意味で。

そういえば、衣装の色として、知盛=白、義経=赤で、白旗赤旗とは反対だったわね。静と動、垂直方向と水平方向の動き、などなど、相反する二人である。

それらの全てを包み込むような、黒の影身(若村麻由美)。さて、次に見るのが(って、明日ですが)楽しみ。

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