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2017年9月

2017.09.30

モンテヴェルディ&モーツァルト

9月24日(日) バッハ・コレギウム・ジャパン 「モンテヴェルディ《聖母マリアの夕べの祈り》」15:00〜 於・東京オペラシティ コンサートホール

9月30日(土) 「アマデウス」12:30〜 於・サンシャイン劇場

今週もわりと真面目に働いてましたです。で、仕事は今はそんなに切迫してないのだけれど、秋ですからねー、また書道の公募展が…… というわけで、いつまで経ってもマトモに感想が書けないよ。

古楽好きの友人がチケットを取ってくれたコンサート……の前に、仙川でゴハンを食べてから。そして、デザートも、というわけで、危うく遅刻しそうでした。仙川は充実してるのでねー、つい食い気が勝っちゃう

「アマデウス」の映画はすっごく好きで、ついにはDVDも買っちゃってるけど、幸四郎の舞台には縁がなかった。でも、なぜか見てみよう、という気になった。サンシャイン劇場というのが、若干マイナス要因かな。(東池袋駅からの地下通路は、ほんとにありがたい)
2階の後ろ2列しかないA席から。モーツァルト役の桐山照史(朝ドラ「あさが来た」の栄三郎)が、良かった。映画のモーツァルトのイメージそのままの、おちゃらけぶりもいいけど、病気になってからのシリアスなところも。

幸四郎のサリエリは、わりとユーモラスなところもあるのね。でも、モーツァルトの才能に嫉妬する、その苦悩は痛いくらいであった。

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2017.09.26

天中殺とか大殺界とか

9月26日(火)

いや、天中殺、大殺界の何たるかは全くわかってないんだけど、今日の私はこういう感じ。
えっと午後1時から仕事が入ってました。

☆仕事に行く前に地元の図書館に寄るために、家を少し早く出た。新しく整備された自転車置き場に自転車を止めて、いざ……しまった、図書館は月末の月曜・火曜は休みだった

仕方ない。少し早いけど会社に行くか。
準特急から都営新宿線の急行に乗り換えるいつものルートで順調に進行。と・こ・ろ・が。
「急停止します」の自動音声の後、電車が止まり、車掌さんの「曙橋駅で非常停止ボタンが押されました」「確認中」などアナウンスのあと、なんと「この電車で人身事故」とのこと。
運転士が確認中だの、救出中だのの合間に、「運転打ち切りとなる場合があります」も繰り返される。

そして、やはり!「運転打ち切りとなります。先頭車両から順番に降りて下さい」。私は市ヶ谷駅で乗り換えるために最後尾の車両にいたのだよ。

改札のところで精算するのかなーと行列についたけど、パスモで入ってないから、開いてる改札から出られた。この時、「目撃された方はいませんか」と声をかけてたけど、大部分の人がもう出ちゃった後ではないかなぁ。

待ってる間に、四谷三丁目駅に行くと決心。地上に上がるも、えっと右に行くの?左? 地図はあってもわかりません! そしたらうまい具合に消防署員がいたので、道を教えてもらった。階段を使って上に上がれば大きな道路だなんて、地図じゃわかんないよ。消防署員さん、さすがに教え方が的確。

あついよー、と汗を拭き拭き歩く。四谷三丁目駅が近づいてから、あっチェコ・カフェの「だあしゑんか」だ。ほんと、ビール休憩したかった。
気候がよければここから四ツ谷ー麹町と、やけっぱちで歩いてもいいか、くらいだったけど、さすがに自重。丸ノ内線に1駅乗って、四ツ谷からはまあ慣れた道を歩いて、会社には1時間遅れくらいで到着。
「お疲れ様でした」

正直、タクシー利用も考えたけど、その交通費は出ないわけだし、そもそも曙橋で地上に出たとき、方向が立ってないから、どっち向きのを止めるのかもわかんなかったので。

☆図書館に行こうなんて思わず、普通に家を出ていたら、新宿駅あたりで「都営線止まってる!」と代替ルートが使えたはず。
☆しかも、新しい自転車置き場、てっきり10時間100円くらいと思ってたら、200円も取られちゃったよー。踏んだり蹴ったりだ。

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2017.09.23

今週はこんなことしてました

☆午前中もエンタメ活動
今週は午後1時からの仕事の日が何日かあって、「おや、朝イチで映画が見られるじゃない」。ちょうど、16日から「50年後のボクたちは」(ドイツ)が公開されたところだから、これに行くことに。
というのも、少し前にシアタートラムで見た「チック」の映画版だから。映画も原題は「チック」なんだけどね。
新宿シネマカリテで10時30分から、ヒューマントラスト有楽町だと10時50分から。
火曜日に、新宿に行こうとして失敗。ハンパに時間があったものだから、三井記念美術館の「驚異の超絶技巧」へ。そして水曜日、有楽町にてやっと映画を見る。90分ちょっとだから、ちょうどいい感じ。14歳の少年2人の話で、深刻でもないし。原作はベストセラーになったらしい。

☆金曜日は、みっちり!
三好十郎の戯曲が好きなこともあって、文学座アトリエの会「冒した者」へ。マチネで、この日が千穐楽。昼間だから、というのもあるだろうけど、びっくりするくらい高齢者が多い。こまつ座も負けるね。ずーっと文学座を見続けてる方々だろうか。
そして、予めわかってたからいいんだけど、上演時間は3時間50分(10分×2回の休憩含む)。いやー、いろいろと圧倒された。

実はこの金・土あたりで、こまつ座「円生と志ん生」と劇団昴サードステージ「幻の国」を見たかったの。でも、金曜はさすがに4時間近くの後にもう1本は無理でしょ、と断念。土曜日もちょっとそんな場合じゃなくて……。

でも! 金曜はお芝居じゃなくてトークイベントには行ったのでした。
7時から新宿紀伊國屋書店で「永遠の倉橋由美子」。村岡希美さんの朗読つき。

☆来週は仕事だよ!なんだけど、そうこうしてるとはや10月になっちゃうね。マハーバーラタは初日に行くことにしましたよ

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2017.09.22

オルガンを聴く休日

9月18日(月・祝) 「第8回 武蔵野市国際オルガンコンクール 入賞者披露演奏会」14:00〜 於・武蔵野市市民文化会館 小ホール

聴衆賞・千田寧子
第3位:カテリン・エマーソン(米)
ーー休憩ーー
第2位:トーマス・エドウィン・ゲイナー(Nz)
第1位:アマンダ・モール(米)

武蔵野市で3〜4年に一度、開催されている国際オルガンコンクール。プレイベントもたくさんあるし、予選・本選なども聴けるのだけれど、とりあえず入賞者のお披露目演奏会へ。
前日の三鷹・芸術文化センターへ行くのと同じバスに乗ったけど、こちらは駅に着いてから北へずいぶん歩くんで、行く前からちょっと萎える 行っちゃえばなんてことなくて、楽しめるんだけどねぇ。

審査員による審査は、弾き手が誰かわからない状態で行われるらしい。が、第4位かつ聴衆賞の千田さんは、衣装も佇まいもとても地味。対して優勝したアマンダさんは、体格がいいこともあってパワーみなぎる、という感じ。ものすごく対照的だったわー。そして、パイプオルガンってすごく足を使うから、パンツスタイルの人が多いと思うけど、アマンダさんはミニ(キュロットかも)。演奏する前から、ただならぬ迫力を醸し出してた。

それぞれの演奏者が2曲ずつ披露。中で印象に残ったのは、実は千田さんの2曲め「時の形象ーIII、時間」(D・シュステック)という曲。プログラムも読まずに聴いていて、ひゃーアニメ映画の音楽みたい、などと思っていた。宇宙空間に飛び出す、といった感じで。そしたら、作曲者は1977年生まれなんだって。いかにも ぜったい、この曲を弾いて聴衆賞だったに違いないと、勝手に決めてる。

2位(唯一の男性)と1位の人がそれぞれバッハを1曲演奏。やっぱりオルガンといえば、という固定観念があるのか、聴いていてとても落ち着く。今、プログラムをよくよく見たら、2曲ずつ弾いてる曲は、みなさんバロックと現代の組み合わせだったもよう。

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2017.09.19

風琴工房、改メ……

土曜日に三鷹の風琴工房公演に行った話は、昨日書いた。
その時、もらったチラシ類の中に、風琴工房は2018年度から名前が変わる、という趣旨のものが入っていた。新たな名前は sereal nember とのこと。シリアルナンバー、ですかね。劇作家・演出家の詩森ろばと、俳優 田島亮による演劇ユニットという。

今まで風琴工房の芝居も、詩森ろばにも縁がなかったから、フーンで終わるはずだった……が、終わらなかったのは、俳優の文章に目を止めたから。

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一生背負い続ける過ちって?

ピンときたのは(実際、俳優名で調べたけど)、新国立劇場での公演で、俳優が休演日と間違えて劇場に現れず連絡も取れなかった、結果その日は休演となっちゃった、という事件。もはや、お芝居のタイトルも忘れたのに、そのことだけは覚えてる。(その日、書道の公募展の締切でヘトヘトになって、帰りに寄るはずの新国立マチネに行けなかったら、休演になってたのよ)

彼はなんとかその後も出演を続け(そりゃそうよね、上演中なのに代わってくれる人はいない)、公演終了を以て事務所との契約を解除された、とかなんとか、ではなかったっけ。

だから応援するってわけでも、だから見たくないってわけでもない。たっくさんのお芝居が毎日上演されてるんだから、その中で、面白そう!となって、タイミングが合えば見るかも、という程度。
まあこのユニットでは、詩森ろばという人の方に、より興味はあるかな。

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2017.09.18

なぜか人生を振り返って……みる?

9月17日(日) 「アンネの日」 14:00〜 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

(MITAKA "Next" Selection 18th)風琴工房
作・演出/詩森ろば 出演/林田麻里(津和苑子)、石村みか(土井加奈子)、伊藤弘子(河東響子)、ザンヨウコ(田保明美)、葛木英(志田英華)、熊坂理恵子(今野裕美)、笹野鈴音(杉本沙也加)、ししどともこ(島村理央)


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↑冒頭はこんな感じ。椅子と机のみでオシャレな空間。

前日マチネで見た「心の罪」が今ひとつ私にはピタッと来なかった。こんな時は別の芝居を見よう。翌日は台風で雨の予報も出てるから近場の劇場だな! 評判良さげだったし、前日でもネットで三鷹の会員割引で買えるから、この「アンネの日」にけってい。

タイトルで少し想像できるよね。昔はアンネという会社があって、生理用品の代名詞みたくなってた。このお話は、とある会社(ユニチャームとか花王とか系と思われる)で、自然派=ノンケミカルな生理ナプキンを開発しようというプロジェクト・チームの、立ち上げからの物語。なので、基本、開発部のいわゆるリケジョと、企画部、そして女性管理職といった面々が登場。

まず、誰がどんな役かわからない最初の段階で、一人一人が、どんな風に初潮を迎えたかを語る。これが、後になってかなり効いてくるんだなー。

とはいえ、私なんて年代的に、生理のことは口に出して言わない!な部類だから、最初はちょっと引いてたかも。

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2017.09.17

取り直したチケットで見る

9月16日(土) 「CRIMES OF THE HEART ー心の罪ー」13:00〜 於・シアタートラム

作/ベス・ヘンリー 翻訳/浦辺千鶴 演出/小川絵梨子 出演/安田成美、那須佐代子、伊勢佳世、 渚あき、斉藤直樹、岡本健一

小川絵梨子さんの演出で、那須佐代子、岡本健一ほかの出演、そもそも、急逝された中嶋しゅうさんの企画かつ出演予定だったお芝居(代わりに斉藤さんの出演)……となると、やっぱり見てみたい。顔ぶれから、同じトラムでの「炎 アンサンディ」を思い浮かべるし。
とはいえ、絶対見る!というほどでもなかったので、出社仕事が入った時に一旦チケットは手放していた。でもねぇ、見られるならやはり見るか、と。幸い、というのか、土曜日でも完売というわけではなかったから。

私は普通の席(K列)から見たけど、舞台の両側にも席が作ってあった。それはともかく、みょうに客席の平均年齢が高いんですけど、どしたの?という感じ。高齢女性のグループとか。まあ、若い子は出てないけど、土曜日なのになぁ。

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2017.09.16

妖狐にかぶりつく

9月16日(金) 「国立劇場 文楽公演 第二部」 16:00〜 於・国立劇場 小劇場

「玉藻前曦袂(たまものまえ あさひのたもと)」

第一部の「生写朝顔話」を3等で見たのとは打って変わって、たまたま最前列センター右寄りが取れたこともあって、人形ガン見席にて。しかも、2席取ったので、勘十郎好きの仲間を誘った(本当は3人なら良かったんだけど、そこまで頑張れません、という心境)。あぜくら先行の日ではなくて一般発売でチャレンジしたことだし。

この席では太夫さんのお顔も(三味線はもちろん)殆ど見ないまま。
実はけっこう好きな玉也さんの遣う人形(悪者だよ)も、しっかり見られてよかった。ストーリー的には鳥羽天皇うんぬんで平安時代の話と思って見てたら、「訴訟の段」でいきなり傾城だの禿だのが出てくるし、この傾城が訴訟をさばくというキテレツぶりで……。でもまあ、これで目先が変わるというか、ちょっと息抜きになる場面でもある。そして、ここから私はいよいよストーリーはどうでもよくなってたな

勘十郎さんは、始めの「清水寺の段」と「道春館の段」は出番がないから、30分の休憩の後、「神泉苑の段」で、待ってました! 一瞬にして玉藻前の顔が狐に変わるし、宙乗りはあるし。

最後の「化粧殺生石」は、七変化(座頭、在所娘、雷、いなせな男、夜鷹、女郎、奴)。早替わりの踊りで、ひたすら見とれる。太夫、三味線ともに5人。三味線リーダー・藤蔵は、こういう時には、ぴったりだわー。

というわけで、勘十郎を満喫して(和生の萩の方もとてもよかったけど、そういうの飛んでっちゃった)、半蔵門駅近くの「稲垣」にて、乾杯 このお店、おでんの他、刺身やモロモロのツマミ類も美味しいのよね〜。難点は、土日が休みということと、11月から(冬の間ってことかな)予約不可なこと。でもまた行きたいなー。

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2017.09.12

観劇会は昼の部の方がよかった?

9月12日(火) 「秀山祭九月大歌舞伎」昼の部 11:00〜 於・歌舞伎座

「彦山権現誓助劔 毛谷村」染五郎(六助)、菊之助(お園)、吉之丞(杣斧右衛門)、吉弥(お幸)、又五郎(微塵弾正)ほか
「道行旅路の嫁入」藤十郎(戸無瀬)、壱太郎(小浪)、隼人(奴可内)
「極付 幡随長兵衛」吉右衛門(幡随院長兵衛)、染五郎(水野十郎左衛門)、又五郎(坂田公平/出尻清兵衛)、歌六(唐犬権兵衛)、魁春(女房お時)ほか

日曜に夜の部を友人たちと見て、今日はノンビリ一人で。菊ちゃんが出るから3階Aにしたつもりだったけど、それは夢だったようで、3階の8列から。チケ取りの頃「緊縮財政」モードだったんだな。
演目のバランスも時間配分もなかなかよくて、こっちが観劇会だったら良かった、とも。まあ、常に「夜の部」と決まってるようだから、仕方ない。

「毛谷村」は染五郎・菊之助がお似合いだなー、と。これからも、この組み合わせが増えていくのかしらね。座敷でお園が語ってる時だったと思うけど、六助が聞きながらハテナと首をひねったり、けっこう細かく派手で、こういうのって高麗屋だなぁ、なんて。

道行は、壱太郎キレイ、で終わっちゃいました。でも、毛谷村の後の30分休憩でタリーズまで降りてサンドウィッチ&コーヒーにしたおかげか、睡魔には襲われず。私にしては上出来

そして幡随長兵衛で、いま見るべき吉右衛門!を味わいましたわ。夜の部の「逆櫓」でも思ったけど、声が力強くて頼もしい。「公平法問諍」での児太郎(頼義)と米吉(柏の前)もフレッシュだった。あと、魁春の女房が、地味とは思うけど思いが溢れてて好きだなぁ。
で、どうしても、水野って菊五郎よね!みたいになっちゃって……。特に最後の湯殿の場では、貫禄不足かな、と。まあ、こうやってステップアップしていくのよね。

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2017.09.10

シャンパン・ブランチのち歌舞伎座

9月10日(日)

今日は毎年9月恒例、夫の仕事先関係の観劇会。かなり料金補助があって気楽に見られるので、お昼はゆっくり渋谷シノワでシャンパン・ブランチにしよとまとまった。ホームページから予約できて助かる。

ブランチはシャンパンと、前菜盛り合わせ、メイン(魚と肉の数種類から1品チョイス)、デザート(やはり数品からチョイス)、コーヒー類、という構成。プラス料金でワインいろいろ、ってのも出来るけど、飲むと歌舞伎で寝ちゃうから、と遠慮。
でも、結局はシャンパン1杯じゃ足りなくて、全員、白ワインを追加しましたとさ

まず、椎茸の冷たいスープがデミカップで供されて、そのあと前菜が丸いお皿に6、7品、載ってたかな。ちょこっと食べには嬉しい。メインは真鯛のポワレを選び、デザートに私はイチジクのロールケーキをば。

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↑イチジク偏愛の友人にホレと見せるために、これのみ撮影

日曜の渋谷というのだけがマイナス点だけど、8階のお店は喧騒とは無縁。かと言って別に格調高いわけじゃなくて、ソムリエさんが親切に教えてくれるし、何より美味しいし、やはり良いわ。

歌舞伎座、「逆櫓」で元気な吉右衛門に安心し、「再桜偶清水」は、ほへーな展開と、??が飛んじゃうラストも含めて楽しみました。


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2017.09.08

文楽を見てから岡山へ

9月8日(金)

今日は文楽・第1部「生写朝顔話」へ。あぜくら会の先行の日には旅行中(成田到着)で、やむなく一般発売で買ったんだけど、3等・8列35が取れたのよね。あぜくらと一般のチケット配分をちょっと知りたくなった。この席は、特に三味線に目が(耳が)いく感じ。舞台は上手がちょっとだけ見切れるかな、くらい。やっぱりお得すぎる。

前の席がわりとオシャレ系のおじ(い)さん。たまたま隣に座った人も知り合いらしく、休憩時などに喋ってたけど、雅楽と新国立劇場の避難体験つきのオペラとか、あれこれ満喫中のご様子

文楽の感想はまた後日……浄瑠璃は若手に引き込まれたなぁ。第1部だから、狐は関係ないのに、ついストラップを買っちゃいました。九尾の妖狐(ようこ)ちゃん。

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勘十郎さんは第2部!とばかり思っていたら、なんのなんの、笑い薬の段・萩の祐仙を遣われて大受け。初めて見るわけじゃないのに、あんまり記憶になかったもので、アハハ、でした。
でも、この祐仙が引っ込む時にすごく拍手が大きくて、それを燕三さんの三味線がビシッと「浄瑠璃!」と言った……ように感じた、というか空気が変わったなぁ。

座ってた席が右端(から2つめ)だから、出入りもしやすくて、終演後は劇場バスにとっとと乗れた。いつもの最後部の端に座って、のんびり東京駅まで。岡山までの往復乗車券と新幹線の自由席券は前日に買ってあったし。でも、東京駅では「あっ、広島行きに乗れる」と若干急いだせいで、姉の家へのお土産はホーム売店で買った東京ばな奈
自由席すいてるー、と思ったけど、新大阪からは空席なし。ちょうど6時過ぎだからよね。


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2017.09.07

ロシア旅行、レストランにて

今回のモスクワ&サンクトペテルブルクの旅では、食事付きの日もけっこうあったので、「お腹いっぱい」の日も多かった。

エルミタージュ美術館に行った日の昼は、ゆったり広いレストランにて。

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前菜が2品。いかにもサクランボ、というのがフォワグラ。そして、ミニトマトに見えるのが、トマトとモッツァレラのカプレーゼ。あれ?モッツァレラはどこと思ったら……このミニトマトが作り物でして、切ると中は真っ白。切ったところの写真を撮るべきだったわね。 トマトのヘタは本物みたいでしたよ。
この後、牛ホホ肉の煮込みと、デザート&コーヒー。

その日の夜は、ロシア最後の日、ということで、ちょっと高級なレストランへ。私なんて、旅行の直前まで焦って仕事してたから、旅程表もろくに見ず、「えっ、オシャレして出かけましょうと言われても、スカートなんてないし」でしたわ。実際、そんなでもないんだけど、男性陣はとりあえずみなさんジャケット着用だったので、用意がいいなぁと感心。私だけですか?考えが及んでなかったのは。

「サンクトペテルブルク屈指の高級レストラン、『パールキン』」だそうですが、でも、実は泊まったホテルと通りを挟んで向かいのビル。ウェイティング・バーで喉をしめした後、テーブルへ。ここではあまり写真を撮ってない。


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↑これが前菜なんだけど、なんだったかなー。こってり。

そして、仕掛けがすごくて、テーブル(6人)ごとに、煙もくもく。


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液体窒素を使ってるとのこと。わぁぁ狙いのようです。

いろいろと、ここまで凝らなくていいです、な私でありました。

自由行動というか、好きな所に行けたこの前日の夕食が、デパートのフードコートにて。デパート内と言っても、規模が大きいだけで、インテリアなんかもオシャレだったの。ここで食べたペリメニが美味しかったよ!

なかなか食には貪欲になれないのですわ。

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2017.09.06

サンクトペテルブルク その4

8月3日(木) エルミタージュ美術館へ

(もう1ヶ月以上も前のことになってしまった)

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いよいよ観光としては最後、たっぷりエルミタージュ美術館を楽しむ日。午前中は本館へ……だけれど、そもそも美術館のオープンは10時半。我々はもちろん団体チケットでわりと早く入れたけど(でも着いてすぐでは勿論ない)、行った時には切符を求める人ですでにこの長蛇の列ができていた。
ガイドさんが言うには「4時間待ちとかザラです」「しかもそれで入れればいいけど、並んでてもハイこれで終わり!と言われるんです」とのこと。でも開館時間を早めたりはしないし!などなど。まあ個人の人でもあらかじめネットで買えるようではありましたが。


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↑ラファエロの回廊

とにかくものすごく広いし、ガイドさんが展示室の総延長20ンキロメートルとか、いろいろ言ってた。ゆえに、有名なところを案内されて、その作品の解説を聞く、というスタイル。ルネサンス美術をじっくりと。
でも、ウーー、これは何? 寄り道したい、とかって、ダメなのよね。ついていかなきゃ!


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↑ラファエロ・聖家族

他にも写真は撮ったけど、ガラスが反射しちゃって今イチ。ダビンチ、ミケランジェロ、ティチアーノ……。そしてレンブラントの数々。「放蕩息子の帰還」が見られたのはよかった。

今回参加したツアーの目玉?が エカテリーナのコレクションで有名な「ダイヤモンドの間」の見学。これがね〜、私には文字通り豚に真珠、きびだんごにダイヤ この時間があれば、もっと他を見たかったわね。

昼食の後、新館へ。ここは旧参謀本部の建物を改修したとかで、文字通り「新館」。印象派の作品がたくさん。気に入ったのは↓ピカソ この女性はお酒を飲んでるの〜。


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でもでも、やっぱり本館に心を残している私。


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2017.09.05

「ワーニャ伯父さん」を見るのは2回目かな

9月4日(月) 「ワーニャ伯父さん」 18:30〜 於・新国立劇場 小劇場

(シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV Vol.3/4)
作/アントン・チェーホフ 上演台本・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演/段田安則(ワーニャ伯父さん)、宮沢りえ(エレーナ)、黒木華(ソーニャ)、山崎一(セレブリャーコフ)、横田栄司(アーストロフ)ほか ギター演奏/伏見蛍

ケラリーノ・サンドロヴィッチがチェーホフの四大戯曲を上演するシリーズの3作目。残りは「桜の園」ですか。この「ワーニャ伯父さん」は他に比べると上演される機会が少ない気がする……んだけど、どうかな。とりあえず、私は今まで一度しか見てないはず。
その1回は、あうるすぽっとで、ワーニャ伯父さんは木場勝己さん。というのだけは妙にはっきり覚えてるけど、他のキャストは綺麗さっぱり忘れちゃってた(演出は山崎清介)。
で、ちょっと調べてみたら、2009年2月のことでした。まあ、今回の豪華出演者に比べれば、地味なのは否めないな。

で、KERA版のワーニャ伯父さん、すごく面白かった。そもそも、チェーホフの中では受け止めやすい……のかもしれないけれど。小劇場という濃密な空間も良かったと思う。舞台も低く作ってあって(冒頭、散歩に出てたエレーナたちが客席通路をぐるっと回って上手側から舞台へ)、ほんと近ーい。

たぶんチェーホフの登場人物は、共感しにくい人ばっかりだし、背景となってる社会制度もよくわからなかったり。で、わりと客観的に眺めてしまいがち。今回もまあそうだけど、でも観察すると面白い人たちばっかりでもある。

最初に横田栄司演じる医師が、わりと長く舞台にいる。彼の確かな台詞術がまず空気を作ってるのかな、とも。いや、このアーストロフも変な人なのは確か。

2日に見た「喝采」で加藤健一が演じた役者が、「降りてくる」天賦の才を持っている人だったのを引きずっているのか、やっぱり黒木華ちゃんにそんな部分を感じた。北島マヤ系ね(今「ガラスの仮面」展をやってるせいもあるか)。宮沢りえにはそれは感じないの。きっちり固めて積み上げていく、みたいな。もちろん、実際にどうか、なんてのとは無関係に、舞台を見ててそう思っただけ。

空間に、メインの役者だけではなくて、ワーニャの母やばあやたちもしっくり嵌ってて、ほころびがないのねー。もちろん段田さんも、よかったし。というわけで、満足満足。

さて、最後に残る「桜の園」。思い切ったキャストで見てみたいな←特に誰かを思い浮かべてるわけじゃないけど。なんかねー、シス・カンパニーって俳優さんが多いからか、目新しさがない気がして。

ところで、今日5日はシアタートラム「心の罪」のチケットを持ってたんだけど、仕事を入れてしまい、オケピでかなり安く売っちゃった。それが4日の昼に成立して「受け渡しはどこで」となった時、その相手もこの日の「ワーニャ伯父さん」に行くことがわかって、じゃあ新国立劇場で こんなこともあるのねー。

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2017.09.04

「いろは四谷怪談」川組を見る

9月3日(日) 「いろは四谷怪談」 19:00〜 於・下北沢ザ・スズナリ

(花組芝居)川組
出演/加納幸和(お岩/お梅)、八代進一(高師直)、谷山知宏(お熊)、☆各務立基(塩冶判官)、丸川敬之(民谷伊右衛門、☆佐藤誓(大星由良之助)ほか
日替りゲスト(宅配便黒根隼人)…渡辺いっけい

本日は、追加発売の川組公演。やはり、加納さんがお岩とお梅を演じる川組の方が人気なのは致し方ないところ。この日は日曜ということもあって、通路に補助席をしつらえて、ギッシリ。私は前から3列目(A列)の右の方だったんだけど、直前まで空席があったら左に詰める(遅れて来た人は端の席に座る)というルールで2つ左に寄ったら、ちょうど真ん中あたりになりましたよ。

さてさて、山組の時と違って体調万全、ストーリーもわかってるから、くつろいで楽しめた。それはいいんだけど、あまりに記憶にないシーン(お岩の髪梳きとか)があって、私って意識を失ってたのかしらん。
メインのキャストが違うことで、こんなにも芝居が違って見えるのか、という新鮮な驚きもあった。まあ皆さんけっこうフリーダムでもあるし、日替りゲストはまたどんなふうに展開するかわからないし、だけどね。でも、それは大筋とは関係ない部分。

その違いの大元は、やっぱり加納さんの存在だと思う。山組のお岩・伊右衛門は、秋葉さんというボリューミーなお岩でちょっと笑えるのを、美斉津・伊右衛門が前に出ることでうまく運んでいく。いっぽう川組の方は、加納さんの存在感で丸川・伊右衛門はちょっとというか相当引いたポジションだもの。ちなみに加納・お梅は、メンヘラ女です。

両組共通なのは、由良之助役者がセクシー、ということ。タイプは全く違うけどね。佐藤誓さんは、子どものためのシェイクスピアなど山崎清介演出の舞台で何回か見てるけど、こんな役者さんだったのか、でしたわ。もともと、花組芝居には「ダンス要員」として入ったそうだけど。佐藤・由良之助は、側仕えの若者をバシバシ叩いちゃうんだけど、早速、トランペッターの体罰ネタを飛ばしてたわ。(贔屓のパブリックシアターだけに見ててちょっと複雑)

日替りゲスト・ 宅配便の渡辺いっけいさんは、小玉田左衛門(桂憲一)との二人のシーンに登場(山組ゲストの町亞聖さんは、インタビューしてた)。たまたま二人は大学の同窓生、だけれど、共演は初めてだって。

フィナーレ(宝塚ふう!)では、美しいドレス姿の加納さん。こちらもとても美しかったけど、山組の秋葉さんの「人間クリスマスツリー」の拵えの破壊力が甦って、ちょっと困った。

先日のアフタートークで、花組芝居のことを(どの作品かは不明。聞きもらしたかも)「歌舞伎の冒瀆」と渡辺保氏が言った、というのが印象に残ってた。そしたら、この四谷怪談では、冒頭の鶴屋南北の追善法要シーンで「歌舞伎の冒瀆」って言葉を入れてるのか、でした。
いろんな思いを込めた30周年の舞台。まだまだやるぜ!という熱さはしかと受け止めました。

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2017.09.03

バックステージの緊張感!

9月2日(土) 「喝采」 14:00〜 於・本多劇場

作/クリフォード・オデッツ 訳/小田島恒志・小田島則子 演出/松本祐子 出演/加藤健一(フランク)、竹下景子(ジョージー)、浅野雅博(ポール・アンガー〈作家〉)、林次樹(ラリー)、寺田みなみ(ナンシー)、山路和弘(バーニー・ドッド〈演出家〉)、大和田伸也(フィル・クック〈プロデューサー〉)

前日の花組芝居は、見る前から相当消耗していて、面白かったんだけどもやや消化不良。……が、それでもスッキリはできていて、おかげで翌日の「喝采」は万全で見ることができた。これ、逆の順番だったら、両方ともダメだったかもしれない、と思うと、よくこんな風にチケット取った!と過去の自分を褒めちゃう。

物語は、初日を2週間ほど後に控えた舞台の主演俳優が降板して、急遽、代役に立つことになったかつての名優・フランクを軸に進んでいく。彼を買って抜擢した演出家に対して、お金第一のプロデューサーは事あるごとに彼を降ろそうとする。
フランクが「過去の人」になったのは、アルコール依存のためだけれど、妻との間にも問題がある。喧嘩とか、そういうことではなくて、見ている側からすれば「共に依存し合ってる」ように思える。そんな問題を孕みながらも、時は容赦なく過ぎていって、「台詞が覚えられない」と苦労しつつ初日も間近。(いや、大きな問題はむしろ初日が開いてから起きたのであった)
舞台上のメインは、この夫婦と演出家。山路さん、素敵でした。

バックステージものとして、代役を決めるところから、演出家や舞台監督の仕事、何をする、何を決める、などが単純に興味深く面白い。
人間としていろいろと困ったヤツであるフランクが、ほんとに天才型で「役が降りてくる」タイプなのはよくわかる。

竹下景子が演じた妻は、なかなか複雑な造形だけれど、いかにも彼女らしくふんわり着地したかな、と思う。それにしても、芝居が終わって浴びる拍手には、ほんとに魔力が宿ってるんだろうね。

舞台は、劇場の稽古場(または楽屋)とフランクの家、大きく分けてこの二つなんだけど、暗転での装置チェンジがスムーズで、注目しちゃった。

*山路和弘さんは、花組芝居の日替わりゲストとして、5日ソワレに出演予定。ご自身の舞台はその日マチネだけだからねー。でも、すごいエネルギー!

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2017.09.02

9月のスタートは「いろは」から

9月1日(金) 「いろは四谷怪談」 14:00〜 於・下北沢ザ・スズナリ

(花組芝居) 山組
脚本・演出/加納幸和 出演/☆安冨順(鶴屋南北)、谷山知宏(高師直)、押田健史(塩冶判官)、美斉津恵友(民谷伊右衛門)、秋葉陽司(お岩)、八代進一(お熊)、原川浩明(大星由良之助)、植本純米(利倉屋茂助)、加納幸和(若い者)ほか
日替りゲスト(宅配便黒根隼人)…町亞聖
座員日替り(酔漢粕谷猩介)…☆佐藤誓
(☆は花組ゆかりのメンバー)

劇団創立30周年記念の第四弾。


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内田春菊のイラストも印象的なチラシですが(内田春菊は8月27日ゲスト出演)、花組芝居いろは四谷怪談。初演の演出で、だそうです。私は全く初めて。

まず、鶴屋南北の法事のシーンから始まって、刃傷松の廊下のあたりもわりとあって、そりゃあお岩と伊右衛門がメインだけども、あれ?怪談だっけ、化けて出たっけ。いろんな要素てんこ盛りで、頭の中がグチャグチャ。マイク持って歌うしね。

前日まで根を詰めて仕事してた疲れがどっと出て、体調はそんなに良くなかった。シリアスな舞台だったら、轟沈してるわね。もっと楽しめたはず、とも思うけど、こんな日は花組芝居みたいなのが一番クスリというか栄養剤になるのかも。

ここまでやるか、みたいな部分が、「若さ」を感じさせて、だからこその30周年のプログラムかな、と思う。

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