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2017.09.17

取り直したチケットで見る

9月16日(土) 「CRIMES OF THE HEART ー心の罪ー」13:00〜 於・シアタートラム

作/ベス・ヘンリー 翻訳/浦辺千鶴 演出/小川絵梨子 出演/安田成美、那須佐代子、伊勢佳世、 渚あき、斉藤直樹、岡本健一

小川絵梨子さんの演出で、那須佐代子、岡本健一ほかの出演、そもそも、急逝された中嶋しゅうさんの企画かつ出演予定だったお芝居(代わりに斉藤さんの出演)……となると、やっぱり見てみたい。顔ぶれから、同じトラムでの「炎 アンサンディ」を思い浮かべるし。
とはいえ、絶対見る!というほどでもなかったので、出社仕事が入った時に一旦チケットは手放していた。でもねぇ、見られるならやはり見るか、と。幸い、というのか、土曜日でも完売というわけではなかったから。

私は普通の席(K列)から見たけど、舞台の両側にも席が作ってあった。それはともかく、みょうに客席の平均年齢が高いんですけど、どしたの?という感じ。高齢女性のグループとか。まあ、若い子は出てないけど、土曜日なのになぁ。

さて舞台は、プロローグ的に、若い女性がピストルを発射するショッキングな場面から始まる。音にびっくりしたなぁ。そこから、暗転でとある一家(三姉妹)の話に。事情があって子供の頃に祖父母の家に引き取られて育った三姉妹の、長女(那須)はこの祖父の家を守っていて(祖父は倒れて入院中)、今日40歳の誕生日を迎えたところ。次女(安田)は歌手を目指して家を離れている。そして三女(伊勢)が、冒頭の人で、上院議員の夫を撃ったという。←大怪我らしいけど命は無事。そうそう、近くに住んでいるいとこ(渚)が、世話を焼きつつも「世間の目」のような存在かな。

……といった事情が、会話や電話などを通して徐々にわかってくる。のだけれど、いちいち賑やかというか、騒がしいのよね。次女は電報が届いて帰ってくるし、三女もとりあえず保釈されて、わあわあと。ここに、三女の弁護士(岡本)や、次女の元恋人(斉藤)も出てくる。

笑っちゃう場面もたくさんある。でも、スッキリはしないんだなー。たぶん、三女の行動というか性格がうまく掴めないのと、弁護士も、上院議員に対する私怨みたいなものも込みで頑張ってるらしいし、などなど。それでも、後味は悪くはない。ふーっ。

値段分は楽しめなかった、というのが率直なところかな。ってか、那須さんと岡本さんを見てると、ほんと「炎」が甦ってきちゃったし。
アメリカのこういう戯曲が苦手なんだよ、ということを、後から思い出した私でありました。

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